Rimujinn

 午前中から街中で子供の姿を目にする。学校は?そうでした。もう夏休みに入ってるんですね。イライラして嫌だったセミの声もどういうわけか今年はまだ聞きません。夏休みというと子供の頃、水着とタオルをカバンに詰めプールに通った昔を懐かしく思い出します。
 週末、おふくろの容態が安定してきたので病院から外泊の許可を取り付け一晩家で過ごしてもらいました。日曜は無理ですが土曜は送迎スタッフがいるので家までリフトカーで送ってもらいます。義妹と2人で病院に行くと丁度清拭中でした。その間にペグの道具と流動食2日分。念のためにとポータブル吸引器。を車に積み込みます。今病院から出るということはこれだけの用意がいる。おまけに車椅子。病室から出てきたときは(これってウチに入るかな?)と思いました。それほどにデカイ。病院のスタッフは「リムジン」と呼んでます。ただ大きくて小回りがききにくいことを除けばリクライニングができてヘッドレストも高いというのはやっぱり便利。ベッドから車椅子。あるいはその逆の場合でもちょっとしたストレッチャー感覚で使えます。特に車椅子で眠った時の移乗にはいい。(リースするにしても結構な価格だろうと思います)久しぶりの家。震災直後からですから4ヶ月ぶり。感慨もひとしおかと思うのですがそれほどでもないようで多分、半分は忘れているのだと思います。眠るでもなく起きるでもない。そんな2日をすごし、日曜の夕方私の車でまた病院に戻るとき。今度は落ち着きがなくキョロキョロと不安げに辺りを見回してました。(また戻るのか。)そう思ったに違いありません。病院に戻ることについては話しても「嫌」ともなんともいいませんでしたが何も言わないことが逆に不憫で申し訳なく思います。
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 昨日、白浜の町役場から「今回の台風は相当きついようで各所で被害が出ています。オジンさんのホテル。南面でモルタルが剥がれ落ちてます。滅多なことはないと思いますが風もきついので通行人に被害が出ないとも限りません。早急に善処してください。」そんな電話が入りました。以前から「無人ですから何かあったら連絡してくれるよう」と頼んんであります。仕事ほっぽり出して即、PCで気象情報。予想進路と道路交通情報。阪和道が有田から田辺にかけて雨で通行止になってます。「解除連絡」をセットして待つこと30分。「今日は無理かな?」と思っていると交通情報センターから「解除」のメールが携帯に入りました。時間は11時。白浜まで200キロ。「ギリギリか?」道具車に積み込んでコンビニで食糧買い出発したのが11時半。突風と雨の中、着いたのが2時過ぎ。いつものことですが一番に屋上に上がります。ドアの隙間から水が入り込んでます。窓から外を見ると屋上がプールみたいになってます。ドアから出るのをあきらめ窓から出るとひざ下まで水。6箇所ある樋受けが全部詰まったようです。競泳用のプールを連想。すぐに樋受けのある場所まで行き、手探りで棒でつつきます。1箇所貫通。樋の升から大量の水が溢れて下は土砂降り状態。残りも次々と貫通。ただ2箇所がどうしても流れません。腕をパイプに突っ込んで土の塊を取り出すのですがどういうわけか樋の中に植物の根がぐるぐる巻になってました。毎日水をやって日に当てても育たない植物もあるのにこいつはすごい生命力。感心しました。階下に降りると1階ロビーからフロント。事務室。調理室。ホール。全て水浸し。カーペットは雨降りの芝生状態。屋上の雨水が完全に流れ落ちた40分後も1階の雨漏りは収まらず夕方7時に帰るときもまだぽたぽた落ちてました。被害は大きかったけどあのまま何日も放置していたら屋上が雨水の重量に持ちこたえられず陥没。東電の原発ではないけれど3階から2階。2階から1階。建物が内部から崩壊する。今よりもっと悲惨なことになっていたでしょうし当然外部(道路側)にも被害を及ぼす。そう考えると冷や汗が出ます。教訓。面倒でも樋はきっちり掃除しましょう。

  身体の小さい者が大きい者を投げ飛ばす。本来柔道の醍醐味ではなかったかと思いますが国際競技とするなら不公平ということから体重制になり、未熟さから時間内に決着がつかなくなりポイント制になり、「見た目」だけの攻撃。優位にたっていることをアピールして時間をつぶし勝ちを取りに行くスポーツになってしまいました。現在の柔道は創始者嘉納治五郎氏が考えていた講道館柔道とは似て非なるものだと思います。ただそれでも日本人としてはじめてのオリンピック招致委員になるなど国際スポーツの振興に随分寄与したと言われてますのでこれもまた世界に通用する競技となるためには致し方のないことなのかもしれません。
 皮肉なことに今朝、W杯女子サッカーで親子ほど体格の違う選手がぶつかり合い正々堂々と戦った挙句勝ちをもぎ取りました。戦前の予想では多くの評論家?が「勝利。勝機はある。」と言ってたようですがこれは一種の「ウケ狙い」。本心とは想いませんでしたNYタイムズはアメリカチームのゴールキーパーのソロさんの「なでしこジャパンはゲームより大きくてより良いもののためにプレーしている。強い感情をこめて戦う相手に対抗するのは困難だ」という言葉を紹介していました。私?暦を見ると18日は大安。(笑)
 体が小さくてもそれを補う知恵と技術。精神力があれば勝てる。選手達の中には不況で休部。廃部という虐げられた環境で仕事を持ち、それでも続けてきたという人たちがいる。考えてみれば昨今はともかく戦後65年。大した資源があるわけでもないちっぽけな国が一時は経済大国とまで言われるほどに成長しました。その原点は「柔よく剛を制す」この精神に尽きるように思います。過去20数回対戦して一度も勝ったことのない相手に勝った。勝負は時の運といいますがこれは運じゃない。実力の勝利。企業経営者のみなさん。「彼女はウチの社員です」と胸を張って積極的にアピール出来ます?。合理化結構。役員報酬少し削ってもいいじゃないですか。彼女達に憧れる次の世代を育てません?結果、それがあなたの会社をもっと強くする。民間の調査団体の推測では今回の優勝。経済効果は兆単位だそうです。もう一度原点に立ってやってみよう日本式経営。勝てると思います。

Kawasumi サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」が、女子W杯の準決勝でスウェーデンに快勝し、初の決勝戦進出(メダル確定)を決めました。日本時間18日午前3時45分にキックオフとなる決勝戦では、世界ランク4位の日本と世界ランク1位のアメリカが世界一の座をかけてぶつかります。

「日本人は体格が小さいというデメリットを、テクニックと信じられない走力でカバーしている」((ドイツ.ビルト紙)
「ショートパスを永遠につなぐような戦い方。信じられないほど、いい感じで ボールを回す。本当に素晴らしい。『女子サッカーのバルセロナ』といっていい」(スウェーデン。ダーゲンス・ニュヘテル紙)
また「W杯で最も美しいシュート」(ドイツ公共放送。スエーデン戦での川澄選手のロングシュートを評して)

日本のメデイアが賞賛するのは当然と思いますが敵地。アウエーでの現地メデイアの評価はそれ以上に気になります。


 ちなみに、「苦しいときは私の背中を見なさい」と、チームを引っ張ってきたなでしこジャパンの澤キャプテン(なんとも言えない愛くるしい表情と相反するような厳しいプレーで以前から注目を集めています。日本女子サッカーの第一人者)はリーダーとしての評価もうなぎ上りで、周囲。側近から背中を向けられている菅総理とは対照的です。(最近、なにかといえば菅氏を例えに出しすぎるきらいがある。反省)
  少し前「英国王のスピーチ」という映画を紹介しました。英国王が無資格の言語聴覚療法士とともに吃音を克服。ラジオを通して国民を奮い立たせるスピーチをいってのけるという映画。これも実話に基づいて制作されたようですが昨日、ふとしたことから秋篠宮妃殿下の手話による2年前のスピーチを見ることができました。二日前にオランダから帰国したばかりと言いますから十分に練習する時間もなかったと思います。遠くからも見やすいように黒いスーツを選ばれてゆっくりと確実にそして常にほほえみを絶やさず綺麗に指先を操られ10分もの長丁場をこなされた。多分原稿もご自分で作られたのではないか?よく「言語明瞭意味不明」と揶揄されるどこかの国の首相の答弁と対照的な気がします。
 この頃よく思うのですが言葉というものは使う人によってずいぶん変わる。同じ内容でも威圧的に聞こえたり逆に自信のなさからエ~とかア~とか歯切れが悪く結局何が言いたいのか聴いてるほうがイライラすることもある。これは手話でも同じことが言えるのじゃないでしょうか?以前、手話表現している自分をビデオに撮ったことがあります。後で再生したのですが「ぶつ切れ単語の羅列。表現も小さく曖昧。文章を意訳できずに本来最後にもってきて強調すべき言葉を簡単に流してしまう。挙句忘れた単語が出てきたらそこで立ち往生。その上に「無表情」がつきます。一言でいって見られたものではない。この差はなんなのだろう?
 大天使聖パウロいわく「心に愛がなければどんなに美しい言葉も相手の胸に響かない」        やっぱり「愛」かな?

 数年前まで私にとってヘルパーといえばガイドヘルパーでした。毎週土日。平均して6時間。ずっと出かけてました。その後日程的に合わなくなり在宅に移りましたがこれは穴埋めみたいな仕事でせいぜい週に数時間。行き先も様々。対象も要介護1から5まで。突発的な仕事がほとんどですから事業所に寄って手順書のコピーもらって訪問先につくまでに頭に入れる。それはそれでやりがいも見出すのですがやっぱり面白いのはガイド。相手の性格から癖まで全部知った上でのお付き合い。ただ、この時期気を付けないといけないのが熱中症。そういう意思表示が得意でない人が多いのでよほど気を付けないと大変なことになります。
 1(軽症) ・体に力が入らなかったり、こむら返り(関西ではこぶらがえりという人が
        多い。先日。TVのケンミンショー言ってました)                                
       ※多量の発汗の中、塩分などの電解質が入っていない水のみ
         を補給した場合に起こりやすい。
        ・立ちくらみや数秒程度の失神。
       ※運動をやめた直後に起こることが多い。


 2(中等症)・顔面蒼白、めまい感、疲労感、虚脱感、頭痛、失神、吐き気、
        嘔吐などのいくつかの症状が重なる。


 3(重症) ・意識障害や過呼吸、立てないなどの症状が、中等症の症状と
        重なり合って起こる。

 
 中等症や重症の症状が見られた場合には、まず涼しい場所に移し、首や体を締め付けるようなボタンやベルトをはずし、体を冷やすようにするなどの応急処置を行い、救急車を呼ぶ必要があります。
 私の場合、幸い中等や重症はありませんが一度だけたちくらみの症状がでた利用者さんがありました。

 尚、子供の頃よく言ってた「熱射病」「日射病」と言われるのは重症型に分類され死亡率が30%に達する極めて危険な病態。(当時はそんなふうには思わず「保健室で寝てたら治る」と信じてました。)
 最近あまり耳にすることがなくなった言葉。「手足にまつわりついて自由な活動の妨げとなること。」とあります。
  「あしでまといになるからお墓にひなんします。」福島で93歳になる女性がそう書き残して首を吊って亡くなったそうです。原発爆発後娘宅に避難。間を置かずより遠くへ避難。その間体調を崩し入院。退院。そして帰宅。それでもまだ原発事故は収束せずいつまた避難しなければならないか分からない。住み慣れた家に戻って2週間後自殺。その遺書の一文。「こんなことして子供や孫親類の恥さらしになるとおもいますけど今の世の中ではしかたない。」特に「お墓に避難します」この一言から生前の人柄が偲ばれます。残った家族にとってはこんな「終わり方」は想像できなかったと思います。つらくやるせないでしょう。国や自治体がどうのこうのいうつもりはありません。自分の身は自分で守る。これしかない。でも高齢になって思うように体がついて来ない。そういう環境でに事故に遭遇した時の身の処し方。元気なうちから考えておかないといけないなと思います。
  最近迷惑電話、FAXが増えているように思います。間違いなく個人情報が売られている。FAXは以前は「送信お断り」と返信していたのですが効果がないので放置しています。今、送られてくるFAXの半分は投資話。講習会。電話回線屋。どれも目を通さずに捨ててます。電話。外出中は携帯に転送にしてますが電話番号の登録件数は800を超えてます。これも実際に必要なのは半分ぐらいであとはセールス電話。新しいのがかかるとその都度登録して次回からは出ないようにしています。それとフリーダイアルは気が向かないとは出ません。やっかいなのは「番号非通知」。かかってきた時にしばし考えます。お得意さんでも非通知にしておられるところが結構あります。でもそれを言うわけにはいきません。それなりの事情があるのでしょうから。一応応対しますが2言3言しゃべるとわかるのでセールスの場合は「ウチは必要ありません」とはっきり言って切ります。この時、どちらとも取れるような「結構です」とか「今は忙しいので・・・」とか曖昧な返事はしません。ぼかした対応をするといずれまたかかってきます。テレフォンアポインター略してテレアポ。カタカナでいうと耳障りがいいように見えますがこういう商売が増えてきています。判断力の鈍ってきた高齢者はよほど気をつけないとすぐつけこまれる。そもそも楽して稼ごうと思う魂胆が嫌。最も下品な商法だと思います。
  香港に遊びに行ってたお得意さんに会いました。「あっちのお天気はどうでした」「はっきりしないお天気やった。日本もそうやったみたい。それよりオジンさん。やっぱり中国は元気や。高級時計を何個も買ってる旅行者見かけた。羨ましいとは思わんけどなんで日本はこんなにいじけた国になったのやろ?と考えさせられる」「昔、パリのヴィトンで並んで買い物してたのは日本人ばっかりという頃がありましたね。中国に限らず韓国。ベトナム。インド。そして不景気の元凶だったアメリカも最近元気を取り戻してきてるそうです」「もともとこの不景気、サブプライムからリーマン。そして欧州ではギリシャ。そういうところが発祥。日本はその影響を受けたに過ぎん。それが今、ほかの国は元気になってるのに日本だけが取り残されてる。怖いのはそれが当たり前と思ってる若い人達の内向き思考。高度成長からバブル崩壊を見てきた者にとってはほんま、歯がゆい。やっぱり政治かな?」現在の韓国の労働時間はちょうど日本の1970年頃と同じ。今より30パーセントも多く働いてました。今、韓国はワーカホリックの国になってます。そして中国は人件費が毎年15~20パーセント上昇してきていているとも言います。この状態が続くと2~3年で世界水準に追いつく。そうなると中国で安く作って売るという現在の図式は崩れます。その後にくるのは品質。どちらも日本人にとって「いつか来た道」世界一高い電気料金。それすら安定供給できないかもしれないのを嫌い少子高齢化で先細りの購買人口。生産拠点を海外に求めるメーカーが増えてます。日本の10倍の人口の国がインフレになる。対応できるかな?個人的には今から贅沢したいとは思わない。晩年は食って行けさえすれば貧乏でいい。そう考えるようにしてます。随分気が楽になります。
 生まれてきて良かったなぁ、って思うことが何遍かあるじゃないか。

   そのために人間生きてるんじゃないのか?


                    車 寅次郎 『男はつらいよ』
 この国の政治家として実に情けない発言だと思いました。同時に民主党内に人材が居ないとも。だから本来裏の顔だった人物までが表に出る。案の定、裏の顔は表では通用しない。先月末、就任時にサングラスをかけて会見していたのを見ましたが今度は被災地に出向き「知恵を出さない奴は助けない」自分を賓客と思っているのか「客を待たせた」とカメラの前で被災地の知事を恫喝する。ずっとそうやって生きてきた人間なのでしょう。世間の非難に驚いて今度は涙目で辞任会見する。多分何が悪かったのかもわからないだろう。悪い時代にに被災した東日本の人達が気の毒です。