改めて。

できましたな。


自分の占いなので 資料を集めたり図を作ったりというところでは前にやったものがあったからラクなところもあったけど、いつもと違う疲れかたですね(笑)



自分の占いとなると、ほかの誰かにお届けするのとは違って、クライアントさん(つまり自分)に関する事前の情報がたくさんあります。
占いを考えている最中に 体験と照らし合わせることができる。

それに穴が空くほど見てきた出生図です。
これまでに ほかの誰かを占うよりもたくさん占ってきた相手です。

だから、ラクなはずなのです。


ラクなはずなのに、逆に情報過多でたいへん(笑)


いつぞやの出来事の魂的な意味のようなもの
ひとつひとつの配置の魂的な意味のようなもの

そのイメージと実感のかたまりとか
点が線になるようなこととか
そういうのが途中からどんどんやってきて

「これ、どうやったら言葉にできるのだ…」
という感じでした。


大きな気づき・深い気づきって、
すごい情報量で概念や世界観ごとどかんと届くような感じだなぁと思うのだけど、あれと似ていました。


「点が線になるような」という表現はまさにその通りで
線が面に
面が立体に
立体が動き出す…
みたいな感じで

「うっわ…」ってめっちゃなる。



でもその全部は書かなかったのでした。

「あああああああ…!」って分かったら なんだか途中から満足してしまって、
もう文章にしなくてもいいな という気分になって困った(笑)

自分の占いだったからこその新鮮な体験でした。

誰かにお届けする占いなら、全力で言葉にする。


これは、占いを作った側からのお話ね。

---

占われた側から言うと、
これはすごい占いだなと思いました。


以前
「自分探しのような目的で占ってもらうのは、今回のあすかさんの占いを最後に もう必要ないと感じました」
と言ってもらえたことがあって、

そのときの私は
「そんなふうに感じてもらえてよかったな。いい占いを作れてよかったな」
くらいにしか思っていなかったけれど

今まさにそのような気持ちです。

ここまで分かるのか と。
ここまでの納得と実感を伴う占いは初めてでした。
占い以外のものいろんなものも含めて、初めてでした。驚異的です。



自分が大事にしていたもの。

それの大事さは、もう誰に言うでもなく
自分の心の中や生き様で大事にできていればいい

そんなふうに長く思っていたことに

「大事なことです」
「その姿勢でいることで開くものがある」
「その気持ちでいるからつながっていくものがある」
と、誰かから、星からも言ってもらえるって
うれしいことですね。

ああ、これが分かる人がいるんだ
星にも出ていたんだ
って。


後悔すらできないくらい、そうするしかなかったこと。
そこに「そうだよ」って言ってもらえることの威力。


ここに触れることができるもの、しかも私以外の者の言葉で触れることができるものなんてないと思っていたからな。
(占いを作ったのは私だけどw でもホロスコープさんが語ってくれたものでもあるからね)

自分で言うのもなんですが、こんな占いは初めてでした。
すごいです。

正直、まだぼう然としています。
まだ、もうちょっと、余韻に浸っていたい気分。

---

占いを作っている期間のうち、ごはんの買い物のために出かけたりしていた時間に
石井ゆかりさんの占いサイト「星読み」にあった
「蠍座は内臓に直接触れるよう」
「だから、不用意に爪を立てたりしたら致命傷」
「大事なものを扱う力」
という感じの話を思い出すことが何度もありました。


心を扱う活動をする人で、自分の活動のしかたで大事な指摘をすることについて
「串刺し」「射る」「ぶっ刺す」という表現をして宣伝するのを見たことがあるけれど

私は刺さないし 射ることもしなくて触れるだけ。
強いて言うなら、触れながら「これだよね」と言う。
触れるときの私の手があたたかいように、自分がぽかぽかでいること。
というのを、占いを作っていない時間に なんだかしみじみと思ったよ。

私は占いで致命傷を負わせることはできないけどね。


そんなふうに“ぽかぽかの心の手”みたいな言葉で触れてもらえて、気持ちいい。
自分にとって大事なそれが ぽかぽかあたたかくなる。



ヘリオセントリック占星術と松村潔先生の動画やブログなどのお話から 進化占星術の向こう側のでっかいものをチラチラ感じるので、私はけっこう焦っていたのです。

「やばい。まだまだ先があるというのか」って。

でも、進化占星術の読みで見えたところだけでも 正直なところもうお腹いっぱいに感じられるくらい ぽかぽかでした。



つづく。



ご案内

相原あすかのドラゴンヘッド本
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
詳しくはこちらをどうぞ!