(この話を気に入ってしまって 何度も再掲しておりますよ)


今作っている個人鑑定を分かりやすくするための説明として書いたものが けっこういい感じの内容だったので、ここにも載せておきますぞい。

(そして後々使い回す…!)

詳しくはジェフリーさんのご本をご覧くださいませーっ

--- ここから ---


先に少し説明します。

ドラゴンヘッドやドラゴンテイル、冥王星のノード、惑星など、いろんな天体が登場してこんがらがってしまいますね。
どれがより優先順位が高いものなのか、どれがより深く本質的なのか。

ジェフリーさんは『魂の設計図』で木の根っこや枝葉に例えて説明していました。



[冥王星のノード]

今私が分かる星占いの要素で最も大事な根っこは「冥王星のノード」です。ノースノード蟹座-サウスノード山羊座は今を生きる全員に共通する進化の方向性です。

個々人の担ったテーマというよりも、非常に大きな魂の仲間(巨大なグループソウル?)のみんなで担っていることと見てよいと思います。

みんなが目指している冥王星ノースノード蟹座は、
「疲れたな。そろそろ帰るべきところへ帰りたい」「成果を上げることばかりに囚われず感情を大事にしたい」「ずっと頑張らなきゃと思っていた。これからは心底安心したい」といったようなことです。

冥王星ノースノードは学習指導要領のようなイメージ…?
いや、あるいは「将来の夢は、“しあわせ”です!のようなことかなと思います。
人生の目的の 一番の根っこであるものです。


[冥王星と冥王星対極点]

冥王星は、冥王星サウスノード(かつて大事な目標としていたこと)を達成するために、これまでの過去生でどんな環境に身を置き 魂がなにを修得してきたかを知ることができる星です。
「ここまでできるようになった!」という非常に奥深い達成を教えてくれます。



魂は新しい体験や成長・進化を欲する性質があります。
冥王星の反対のポイント「冥王星対極点」は、冥王星ノードで分かった極めて奥深い進化の目標を叶えるために、今生を通じて身を置くことになる環境・トレーニング内容です。

冥王星ノースノードが将来の夢なら、
冥王星過去生で卒業した学校
冥王星対極点今学びに通っている学校のようにイメージするといいでしょう。



[月のノード(ドラゴンヘッド、ドラゴンテイル)]

月のノードとなると、それぞれ「私のドラゴンヘッドは◯◯座、ドラゴンテイルは◯◯座」というふうに、各々かなり違ってきます。

上記の学びの目標や学校の中で、より個人的・日常的なテーマを知るのに役立ちます。

ドラゴンテイルこれまでに学んできた「学部・学科」
ドラゴンヘッド将来の夢に関わる勉強ができる「学部・学科」のようにイメージするとよいかなと思います。


ひとつのドラゴンヘッド星座の中にもいろいろなテーマがあります。

ドラゴンヘッド魚座なら、

「なんでも自分でやろうとしないで人や神様に頼ってみよう」

「あれこれ情報を集めて細かく考えなくてもいい。フワッと浮かんだイメージやインスピレーションを大事にしよう」

「現実的・物質的なアプローチばかりではなく、精神的・神秘的なアプローチも受け入れていこう」

「自分が不快な状況にいることに気づかなかったり、苦しくてもこれくらいなら大丈夫と我慢しがちです。それで余計に苦しいことになっていたりするので、しんどい・痛い・苦しいなど もっと早い段階で伝えて緩和を試みてもいいのですよ」

「人の役に立ちたい気持ちが強い一方で、自分を喜ばせることに疎いところがあります。自分が喜ぶことをしてみましょう。また、周りの人や目に見えない存在が自分を喜ばせようとしているのを受け入れましょう」

などなどがありますね。

これらは、ドラゴンヘッド星座学部の勉強でとれる“単位”といったところでしょうか。



「英語」「体育」「線形代数」「電磁気学」「一般相対性理論」「地質学」「地形学」「経済学」「文化人類学」のように、
その単位をとれるのはひとつの学校だけではありませんし、目標の進路が違っていても必要な単位が共通していることは 多くあります。

英語や体育、共通科目や必須科目ってありますね。

冥王星対極点の星座や ドラゴンヘッド星座が違っても、「頼ろう」「精神的・神秘的なアプローチも受け入れよう」など共通したテーマがあるのは こんなふうにイメージしてもいいと思います。



進化占星術、魂の経緯を知りたい占いでは、星占いでよく登場する惑星を読んでいく前にまずこれらを見るといいぞ ということですね。


ここまでに登場した要素の
・アスペクト
・これらがある星座の支配星がある星座やハウス
も見てから、ほかの天体を読んでいくのが順番的によい感じです。

水星、金星〜海王星のノードも見たらいいのだと思いますが、私がまだそこまで勉強できていないので 今はその話は保留にしています(^_^;)



[惑星]

ノードを読んで分かることと 惑星を読んで分かることの関連は、私もまだうまく語れないところが大きいです。

ジェフリーさん曰く、惑星は過去と未来をつなぐ現在地のような立場であるようです。

たしか松村潔先生のご本だったと思うのですが、「出生図の惑星は、今生というより 前世で亡くなったときの状態を示す」という見方もあります。
そう考えると対極点(惑星の反対の位置)が新しい学びの場というのも納得しやすいです。


これまでの私の占い経験を振り返ると

「ドラゴンヘッドが◯座だから〜です」の話をするとき、ドラゴンヘッドの話と惑星の話(「火星が◯座にあるから〜」「土星と◯度の角度ができているから〜」といったあれこれ)が見事にかぶってくる感があるのですよ。

なので、ドラゴンヘッドのことも惑星のことも詳しく話すと、同じ話が何度も出てくる感じになります。

ドラゴンヘッド星座のいろいろなテーマのうち、「特にこれ!」というものを惑星たちが物語っているのかな?と仮説を立てています。



ひとまず分かっていることは、
私たちがどこへ向かおうとしてこういった惑星の体験をしているのか、私たちはどうしてこういう惑星の配置で生まれる必要があったのかを知りたいときには、
惑星だけを詳しく見るだけではなくノードを読むことでより奥深い意味合い・意義・理由を知ることができるということです。

学校にたとえると
「私はなぜこの数学の授業を勉強する必要があるのだろう?」「なぜこの時間割で勉強するのだろう」と疑問に思ったとき、
ノードや冥王星対極点を読むことで
・この授業はこの単位をとるために必要であること
・その単位で自分がどんな学校を卒業しようとしているのか
・そしてどんな就職先・どんな幸せを目指しているのか
というのが分かる、ということなのですな。

私たちは闇雲に敷かれたレールをぼんやり進んでいるわけではない!と分かるよろこびよ…っ」という感じ。


目の前の出来事という授業で覚える内容は よくある惑星から読めるけれど、なぜそれを学ぼうとしているのかという理由が分かっていた方が 学びに身が入るというものです。

場合によっては知らない方がいいときもあるのだろうけどね。



学校に例えたのを図解できたらもっと分かりやすそうですね。

今後、進化占星術の詳しいことや 太陽をホロスコープの中心に見る占い方、恒星やパランの読み方、魂と世界のしくみなどをもっともっと勉強すれば もっと違う言い方をしたくなるかもしれませんが、
現段階で私が分かっている優先順位としてはこんなふうです。

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ブログ用にちょっと改造しちゃったけど、こんな感じですな。


惑星の状態の詳しいところを読むのは、
・冥王星ノード・対極点やドラゴンとおもしろい角度のとき
・冥王星ノード・対極点やドラゴンの星座の支配星のとき
・あれこれ見ていった後に さらに何か情報がほしいとき
に見ていく感じで最近は進めています。

あんまり占いが長くなりすぎても どこが大事なのか分からなくなっちゃうから、最近は惑星の詳しい話を省くことがすごく多くなっていますな…!



ご案内

相原あすかのドラゴンヘッド本
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詳しくはこちらをどうぞ!



というのを知った状態で私の占いを読むと
もうひとまわり分かりやすくなるかな

というお話でした。