先日の記事で少し触れた植木日の由来について。
こっちは感情のままに書いたので
今日は客観的なことを。
ちなみに
植木日(シンモギル)というのは
戦後から2006年までつづいた
韓国の祝日で、読んで字のごとく、
木を植える日です。
まぁわたしは、
ただ学校が休みで喜んでただけで
木を植えたことはありませんでしたが(;^ω^)
日本のウィキペディアは→植木日
一部スクショさせてもらいました。
引用です↓↓
日本統治時代には朝鮮総督府の初代総督である
寺内正毅大将は着任時に荒れ果てた朝鮮の山河を見て
「何としても朝鮮半島の自然に草木を甦らせたい」
と述べて、半島の治山治水事業は10カ年計画の事業とされた。
この治水事業によって、
毎年起きる洪水は大幅に減少し、
水田面積も1910年の84万7000町歩が、
1927年頃には162万町歩に倍増した。
さらに、朝鮮の人たちに愛林思想を育成するために、
1911年から農林局は毎年記念植樹を行い、
30年間で5億9000万本の植林を果たした。
神武天皇祭の4月3日が愛林日であった。
ここまで↑↑
一方
韓国のウィキペディア→식목일
スクショした部分の訳がコレ↓です。
①・紀元前636年、清明(24節気のひとつ)と
寒食(韓国名節のひとつ)が生まれた。
この時期に墓参りして墓の雑草を狩り、
植木をするのが自然だった。
②・紀元前4世紀、沃沮(옥저:ハムギョンドにあった
古朝鮮の一部族)時代から韓民族は
オンドル方式の暖房を利用し燃料確保のため伐採していた。
朝鮮後期にいたると小氷期の影響により
オンドルが大衆的に普及し伐採が増えて
国土全体がはげ山になった。
朝鮮時代の伝統伝来童話に出てくる
固定レパートリーのひとつ
「燃料用の木を切りに山に登ったら虎に出会った」
というほどで、20世紀にも同様で、
1932年の金東仁(김동인)の短編小説「紅い山」も
このような姿を見せてくれている。
③・676年、新羅が三国を統一し
唐を追い払った陰暦2月25日が
陽暦にすると4月5日。
④・983年、高麗成宗(※6代目王)の時、
この日ごろ王が直接農作業をする「親耕儀礼」を
作り朝鮮まで続いた。
⑤・1493年、朝鮮成宗(※9代目王)もまた
世子と文武百官たちと共に東大門の外
先農壇で直接畑を耕した日がこの日である。
(陰暦3月10日、陽暦4月5日)
⑥・1860年、天道教の創始者水雲崔済愚が
陰暦4月5日に東学の悟りを得た。
⑦・1910年、大韓帝国純宗が親耕儀礼中、
畑を耕すのみならず直接木も植えた。
⑧・1911年、日帝強占期に朝鮮総督府は、
昭和天皇の誕生日が4月5日だったため
これと重ならないように植木日の行事を
4月3日に移した。
⑨・1937年、初めて本格的な
汎国家的植樹運動があった。
日本帝国が各学校別に木を植える
キャンペーンを行ったが、
これは動員令の一環だった。
⑩・1946年、日本帝国が敗亡すると、
米軍政は植木日を再び4月5日に戻した。
韓国側と日本側で
ずいぶん言ってることが違うというか
温度差があります(;^ω^)
わたしが明らかに間違いだと
わかるのは
⑧の昭和天皇の誕生日は
4/5ではなく4/29だってくらい。
昭和の日だもんね。
4/3は初代神武天皇の崩御の日で、
神武天皇祭が行われる日。
神武天皇祭に合わせて愛林日
(今の植樹祭)が定まって
その日を韓国に持ってきた感じなのかな。
韓国側のウィキペディアは
論点をずらしてるように感じますけど。。。
③の新羅が唐を追い払った日とか、
⑥の悟りを得た日とか
まったく植樹とは関係ないやん‽?
①清明と寒食の日は
毎年だいたい4/5だったようで
この日に墓参りをしてたのは
ホントっぽい。
ただ王さまの親耕儀礼にしても
墓参りにしても
植樹をどれだけしてたのかは不明。
文面からは、一応やってたんですよ!
決して日本が木を植える文化を
韓国に根付かせたんじゃないんです!
と
見栄を張ってるように見える。
4/5が朝鮮的に大事な日では
あったのだろうと思います。
それを日本が4/3に
変えやがってコノヤロウ~
という感じ?
⑨動員令の一環だったって、
なんか悪意ある言い方だよね。
2006年に祝日から除外されたのは
墓参りついでにタバコを吸いながら木を植えてて
山火事が起きたのが決定打だったようです。
韓国らしい( ̄▽ ̄)
ふと
木を植える日なんて韓国っぽくないな〜
もしかして日本人が始めたのかな⁇
と思ったのが調べるキッカケでした。
なんかさー
韓国語で書かれたネット記事って
ほぼほぼ感情論でしかものを言ってないので
日本語の資料を参考にするけど
そうすると客観的にどうなの?って気がするし、
これが事実かな?と思うものは
韓国的にトホホなものばかりで
韓国をバカにしてしまう
インフルエンサーとかの氣持ちが
分かってしまう。。。