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今期観ているドラマ・2023年秋（最終感想）Part1
秋ドラマも最終回を迎え始めました。まずはこの３本の最終感想です。
※多少のネタバレを含みます。すでに放送終了していますが、配信などでこれから観る予定の方はスルーしてください。
ブラックファミリア～新堂家の復讐～
日テレ・木曜ドラマ枠で放送。全10話。
出演は、板谷由夏、山中崇、森崎ウィン、渡邉理佐、星乃夢奈、筒井真理子、塩野瑛久、平山祐介、瀧七海、小野武彦、少路勇介、長妻怜央、しゅはまはるみ、カトウシンスケ、釈由美子、他。
娘の死の真相を突き止め復讐するために実業家の早乙女家に潜り込む復讐ミステリー。
最終回の１つ前の回で、娘を死に追いやった真犯人が意外な人物であることが判明して、復讐の方ばかりに気が行っていたのでこれは完全に予想外でしたわ！
最終回も復讐は完遂して早乙女家も崩壊、復讐モノとしてはまずますの着地点だなあと思っていたら、衝撃のラストシーンに思わずニヤリとしてしまいました。
手元に置いて罪を償うのを見届けるってことなのね…。償えない場合は殺すのね…。狂気に満ちたラストで最後の最後で少し評価が上がりました！
所々雑で展開がご都合主義的でしたが、深夜枠のB級ドラマだと割り切ればまあ許容範囲だったかな。中盤がなりすましがバレるかバレないかのサスペンス一辺倒になってしまって真相追及が進まずに中だるみしちゃったのがもったいなかった気がしました。
それにあのラストなら、もっと途中で復讐の先に行き着く狂気性みたいなものを入れ込んでいたら、もっと面白くなった気がしますわ。
でもなんだかんだ最後まで面白く観れたし深夜枠らしい攻めた内容だったので満足でした！
たそがれ優作
BSテレ東・土曜ドラマ枠で放送。全８話。
出演は、北村有起哉、坂井真紀、瀬戸さおり、駒木根葵汰、浅田芭路、他。
北村有起哉演じる俳優・北見優作が魅力的なマドンナ達に心惑わされ黄昏る物語。
当初は観るか迷ったドラマでしたが、観て大正解の大当たりドラマでした！
北村有起哉＝北見優作じゃないかと思うくらい自然で、本当に北村有起哉ってこういう人柄なんじゃないかと思いながらずっと観ていました。笑
俳優・北見優作として様々な役を演じる俳優・北村有起哉も見どころでしたね。
なんていうんだろう、非常に良かったとしか言えなくて、うまく感想が書けません…苦笑
特別な大事件が起こるわけではない、かといって日常を淡々と描いたわけでもない、人間模様の描かれ方が絶妙で、とにかく観てみてくださいとしか言えませんわ。
BSでの放送で観れなかった人がいたとしたら残念ですね。良いドラマだったので地上波での再放送を望みたいです！
ミワさんなりすます
NHK総合・夜ドラ枠で放送。全32話。（１話15分、全８週）
出演は、松本穂香、堤真一、恒松祐里、山口紗弥加、片桐はいり、小泉もえこ、水間ロン、伊藤万理華、梅沢昌代、市川知宏、Rei、ブレーク・クロフォード、高岡早紀、他。
映画オタクのフリーターが大ファンである世界的俳優・八海崇の家政婦になりすまして働くことになるというコメディドラマ。
２週目８話まで観た段階では、いかにバレずになりすまし続けられるかを描くコメディなのかと思っていたのですが、３週目から思いがけない展開になったので少々驚きました。まさか本物の家政婦も八海崇の大ファンでなりすましを公認、やがて八海崇とも映画を愛する気持ちが通じ合って掛けがえのない存在と認められていくとはね…。
そうか、きっとこれは映画ファンのための妄想ファンタジードラマなのだという思いに至りました。
現実にはありえないだろうけど、好きなことを突き詰めていけばたとえなりすましであっても世の中に認められる、いや〜こういう妄想ドラマがあってもいいよね〜
八海崇が紳士的で人格者ってのもどこかしらファンタジーだしね。（←別に世界的俳優が人格者であるはずがないなどと言うつもりはありませんが…笑）
主人公のミワさんを演じる松本穂香のどこかぽわ〜んとした感じが映画オタク役によく合っていましたわ。
結末も良くて最後の方は少しウルウルしながら観てましたよ。
ただラストが少々あっさりしすぎていたというか、ミワさんのその後をもうちょっと詳しく描いて欲しかったかなという気がします。
正直なところ最初のうちは離脱候補ですらあったドラマですが、思いがけず面白く良いドラマでした。
Part2に続きます…。
