桃太郎伝説のもとになった吉備津彦命(きびつひこのみこと)と鬼のもとになった温羅(うら)が祀られている。
温羅は大和朝廷から派遣された吉備津彦命に首を刎ねられた。
首は死んでもうなり声をあげ、犬に食わせて骸骨にしてもうなり、御釜殿の下に埋葬してもうなり続けた。
困った吉備津彦命の夢に温羅が現れ、温羅の妻である阿曽郷の祝の娘である阿曽媛に神饌を炊かせれば、温羅自身が吉備津彦命の使いとなって吉凶を告げようと答え、神事が始まったという。
祈祷代は3000円からで、約15分ほどだ。
燻製の香りがする御釜殿は長年の煙で一面真っ黒、上部には風通しの格子がならんでいる。
まったく同じやり方をしているのに、人によってまったくちがうのです。
ぜんぜん鳴らない人もたくさんいますが、悪いことが起こるという意味ではなく、別の道を選んだり、気をつけなさいというアドバイスととらえることもできます。
あなた自身が解釈するのです」
通常の祈祷や占いは神様にすがる「依存型」なのに、鳴釜神事は自分で解釈するという「自立型」というのがすばらしい。
男性の神官が祈祷をはじめると、女官が枡の中に玄米を入れて蒸籠のなかで振る。
クリスタルボウルのように音がクワーン、クワーンと回転し、ブウーン、ブウーンと大音声へなっていく。
オレは目を閉じて蓮華座を組み、音と意識を共振させる。
この振動音はチューニングマシーンだ。
自然からはなれた生活をして乱れた心を調律してくれる。
なんとも浄化されたようなすがすがしい気持ちになる。
自分の中で眠っていた鬼が目覚めたのである。
鬼というのは狩猟民族縄文人の象徴であり、彼らの中心思想は「共存」である。
桃太郎というのは大陸からのりこんできた農耕民族弥生人の象徴であり、彼らの思想は「支配」だった。
日本人は縄文の血40%、弥生の血60%の混血だ。
鬼(=縄文スピリット)と共振する鳴釜神事は、自然や人々に対する感謝、共存の気持ちを思い出させてくれる。
神殿の外に出るとおばちゃんが言った。
「あんたなにもんじゃ?!
あたしはね、この釜の音が大好きで毎日聴きにきているんじゃけど、こんなでかい音を聴いたのははじめてだよ!」
鳴釜神事をオレに進めたのは今日の主催者たまみだ。
六年生の途中から学校に行けなくなり、何度も命を投げ出してしまいたいと思った。
しかし母はこう言いつづけてくれた。
「乗り越えられる人にしか壁は与えられないんだよ。生きてるんじゃない。生かされてるんだよ」
と言い続けてくれた。
それでもたまみは「私がいるせいでみんなを不快にさせている、みんなが嫌な気持ちになっているという想いや、自分も人も大嫌いで、この世界なんてぐちゃぐちゃに壊れてしまえばいい!」という気持ちがぬぐえなかった。
中学生からは学校にも行けるようになり、友人にも恵まれ楽しく過ごせるようになったが、いじめられた記憶がこびりつき、ふとした瞬間に世の中や人が怖くなり、自分自信が大嫌いになるオーバーラップをたびたびおこす。
短大と愛知の大学では、そんな子供たちの力になりたいと心理学を学んだが、重度の鬱におちいり、岡山へ帰る。
旅人でありカメラマンのタクヤと結婚し娘が生まれる。
「知らず知らずのうちに我が子とまわりの子を比べている自分に気づきました。
自分だけにとどまらず、子どもまで比べてしまってる自分、いったいどこまで続けたら私は気がすむのか。
はげしい戸惑いと自分で作り出した妄想のなかでもがいている時、子育てセンターで睡眠講座をしてくださった原ふとん店オーナー原陽子さんからアキラライブのチラシをいただきました。
チラシを見て怪しい、怪しいと想いながらも、気になり取り出し、これに行かんと絶対後悔するとなぜか強く感じて、一大決心で去年四月に陽子さん主催の岡山市蔭凉寺さんで行われたアキラライブに参加しました。 アキラさんが登場し、その見た目や醸し出す雰囲気にびっくりして自分のなかでさらに怪しく思う気持ちが倍増しましたが、アキラさんが歌い出すと、なぜか自分でもびっくりするくらいに涙が止まらず終演まで泣き続けました。
私はこのまま、ありのままでいい。私は、私を生きていくことが大切なんだ。
誰かや何かになろうと必死でもがいて、自分じゃない自分になろうとし続けて生きてきたけど、私にしか私を生きることはできない。
そして私の命は、たくさんの命に生かされていると感じました。
主催の原ようこさんに励まされ、20年間共に食卓を囲んでいない家族たちといっしょに食事ができ、今回も何人かの家族がきてくれました。
家族に心から、あなたを大切に想っている、あなだがいくれて私はうれしい、大切な存在だよと伝えられたことが、とてもとてもうれしいんです」
チョーうれしいのは前回ライブをやった築300年の禅寺「蔭凉寺」のしのちゃんこと篠原住職がPAをやってくれる。
たなかしのの後継ぎである天才カメラマンますちん(桝井隆治)がすばらしい写真を撮ってくれた。
大阪でロボット工学の教師をしているますちんはギャラ3万円+交通費できてくれるから、一世一代の主催記録を最高の形で残して後世の何万人に伝えたい人はますちんに直接たのめ!
masuching@gmail.com
1位 たまみにCD
2位藤原まりこに「小学校カレー」(レトルト)
3位ロビンにお餅が贈られた。
4.ハイボクノウタ
かわべケイコが「勇者の日」を紹介する。
「ついに今年、日本記念日協会から11月11日勇者の日が正式認定を受けました。テレビやウェブで今日は何の日?で勇者の日と紹介されます。
「記念すべき第一回勇者の日イベントを岡山市登竜門スタジアムにておこないます。
全国からたくさんの人が集まるイベントとなるので、勇者のために200人規模の宿泊施設も予約しました」
ケイコは勇者の日を制定した歴史的な人物として語り伝えられるだろう。
「AKIRAさん、勇者の日のロゴマークを作ってください!」といきなり制作費をわたされる。
「そんなヒマねえよ」と断ろうとしたが、オレは数日後から1ヶ月のバケーションである。
マレーシアの秘島にこもりながら考えよう。(楽しみ〜)
全盲の旅人コンちゃんを呼ぶ。
AKIRAライブ年間60本、3日前は北海道で会い、また岡山にもいる!っておい!
オレたちは目をつぶって1メートル歩くだけでも不安なんだぜ。
動きつづけるコンちゃんは根源的な真理を教えてくれる。
地理上の距離を動けば動くほど、人は視野が広がり、インディアンのいう「イーグル アイズ」(広い世界観)を獲得するという真実を。
動けば動くほどいろんな人に会い、異なった世界観に出会い、自分の視野が広がっていく。
ひさびさにコンちゃんに王道曲を歌ってもらおう。
5.勇者の石(ボーカル:コンちゃん)
会場がコンちゃんのむっちゃ音痴な歌に泣きはじめる。
盲目で動きつづけるコンちゃんの生き様を目の前にして、目の見える自分が「盲目」だったことに気づくんだ。
会場のママと子たちをステージに座ってもらう。
すべての母は、「鼻からスイカ」という激痛体験で命を産み落としている勇者だ。 6.Hello my mom!
7.おさない瞳
ライブで絶対歌わない「おさない瞳」で会場のママたち全員が号泣する!
8.家族
9.ハシャガニャ
10.PUZZLE
スリランカのローズクオーツマウンテン・プロジェクトの紹介
11.風のきた道(ユーフォニウム、歌:たまみ)
たまみは吹奏楽部で吹いていたユーフォニウムでイントロをやり、ボストンに住むアメリカインディアン ワンパノーアグ族の別れのあいさつ「ウーニッシュ」(美しいままでいてください)を歌う。 これがたまみの「わたしはわたしを大好きになる」という宣言で、むっちゃよかった。
たまみは、自分がうつのときも自己否定する言葉を吐きまくっていたときも、ずっと自分を支えてくれた夫タクヤに感謝を述べお酒をプレゼントする。 タクヤは子供を抱き、照れ笑いしていたが、なんという美しい風景だろう!
ソウルメイトの何百年に一度の和解の瞬間に立ち会えて、オレも泣きそうになった。
12.ソウルメイト
13.千年桜
14.ガーディアンズ
15.MOVE!
16.えん
17.ありがとう
AKIRAライブの主催になることは、無責任な観客という立場を超えてむっちゃ魂が成長する。
なぜならば世界の全責任を引き受けることだからだ。
あなたは世界を生み出す創造主であり、
あなたが神(共存の思想によって命をつなぐ鬼)であることに気づく、
最高の記念日になるのだ。
<PA音響>蔭凉寺 ご住職の篠原様
<写真撮影>たなかしのさんご友人 桝井隆治さん
<会場準備・受付等>井上美幸さん、田中優子さん、鳥越浩加さん、原陽子さん、藤田洋美さん、三好千恵さん
<チラシ配布・呼び掛け>[原ふとん店オーナー]原陽子さん
[リブ21総社店一階ナチュラルスイーツのお店まんま工房]花房信明さんと原田真澄さん
リビング新聞岡山高瀬さん、青井裕子さん、井上美幸さん、四宮弘子さん、たなかしのさん、浪本真弓さん、PICOさん、前園恵理子さん、長光忍さん、他たくさんの皆さまやお店、団体様
<チラシ印刷>シンエイデンキ
<プチギフト袋詰め>ゆき
岡山シティーミュージアム奥田さん
みんな本当にありがとう。
あなたよ、鬼に帰れ!
「竹浜」(さわら丼。1200円)
https://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33001859/
岡山名物さわらは鰆と書くので5月が旬。
岡山駅前にある竹浜の鰆丼は半分食べたら、だし汁を入れて茶漬けにしてくれる。
さわらのたたきも絶品だった〜
老夫婦の夫婦漫才みたいなノリも最高です。
★アルバム販売ページ:http://akiramania.thebase.in/
アルバム、名言写真集Will の 海外発送も承ります。(一部地域を除く)
→ AKIRA ALBUMの注文方法がかわります。海外発送もはじめます。
★書籍版AKIRA名言&写真集「Will」(2500円)、電子書籍写真集(500円) 販売ページ。
☆AKIRA命の絵本~ストーリーテリング~≪facebook page≫
☆≪≪ 手話 × 日本語・英語訳字幕 AKIRA歌 ≫≫動画リスト。
☆AKIRAアルバム全曲解説 (曲名をクリックするとYouTubeに飛ぶようにしてあります)
★ たくさんの自殺志願者を救ってきた「COTTON100%」がNHK日本の100冊に選ばれました。
★こちらのYouTubeでNHK「あさイチ」の「アジアに落ちる」紹介部分が見られます。
★動画ページ 【 1.Shino Tanaka 】 【 2.Toshi 】 【 3.Mr.ピーン 】