New 天の邪鬼日記

New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


――――◆◇◆◇◆ アルバム 歌詞と解説 ◆◇◆◇◆――――


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★ たくさんの自殺志願者を救ってきた「COTTON100%」がNHK日本の100冊に選ばれました。


★ 動画ページ  【 1.Shino Tanaka 】 【 2.Toshi 】 【 3.Mr.ピーン


ライブスケジュール



煩悩の「煩」は身体をわずらわせること、「悩」は心を悩ませることを意味する。

除夜の鐘でおなじみの煩悩は108もある。
煩悩は悪、煩悩を捨てなければ悟れないといわれる。
オレからすると永遠に悟れないのは煩悩を否定する人たちだ。
なぜなら「煩悩こそが悟り」だと思うからだ。
もし食欲、性欲、腹黒さ、ずる賢さ、醜さ、愚かさ、苦悩など、煩悩を捨てたら人類は滅亡してしまうじゃないか。
煩悩こそがオレたちを人間たらしめる生存本能であり、煩悩こそが愛の正体なのだ。


メイン画面は極楽浄土、悟りの象徴だ。
水面に色とりどりの光がこぼれ、美しく咲く蓮たち。
レンコンは地下の根であり、蓮は水面に咲く睡蓮とちがい、茎が長く高いところで咲く。
ベトナムと中国で蓮茶はポピュラーである。
蓮の葉が水を弾くことを「ロータス効果」と呼び、蓮は泥の中で育つのに葉は常にきれいなのだ。
日本ではお盆の時期に、迎え火や送り火の際、火を消すための聖水を蓮の葉に貯める風習がある。
蓮の葉でもち米を包み蒸したり、お供え物を乗せる皿代わりにしたり、神聖な植物として崇められている。


左画面ではモヒカンの悪魔ちゃんがエレキギターを弾き、「煩悩即菩提」(煩悩すなわち悟り)と書かれている。
菩提樹(ボダイジュ)は、ブッダが悟りを開いた木であり、サンスクリット語の「ボーディ(bodhi)」は悟り、目覚め、智慧を意味する。
源信の書いた「往生要集」にも「煩悩即菩提。生死即涅槃」(煩悩すなわち悟りであり、生死すなわち極楽浄土)と書かれている。
源信の弟子が法然、法然の弟子が親鸞なので、さすがわかってらっしゃる。

右画面では女子高校生が隠れてタバコを吸っている。
大人からタバコは健康に悪い、不良だと言われても、悪を体験してみないと善がわからないじゃないか。
金屏風には自由に飛び立つ鶴と太陽が描かれている。


この絵は和風なイメージにしたかったので、フレームを屏風のような黒にした。
オレは黒の代わりに深い紫(ジオキサジンバイオレット)使っているので、黒いフレームのかっこよさに驚いた。
ラメが散りばめられると漆黒に浮かず星空だ。

「煩悩こそ愛の正体」
この絵は人間を丸ごと完全肯定する壮大な哲学だ。

M12号より小さいM10号なので、7万円(分割OK)で購入できるチャンスを見逃す手はない。(狭い部屋でも飾れる)
配信前から予約メールを受け付けます。
ワクワクピーンときたあなたの家族にしてください。


「ぼんのう教」
1、E7 A7 E7 B7 A7
BON BON BON BOBON煩悩を捨てるな
BON BON BON BOBON 煩悩に従え
BON BON BON BOBON 煩悩は本能↓
BON BON BON 煩悩こそ真実の悟り
G D C B7 Em X2
煩悩即菩提 ぼんのう教 ぼんのう教
煩悩即菩提 ぼんのう教↑ぼんのう教
2、
BON BON BON BOBON 煩悩を讃えろ
BON BON BON BOBON 煩悩を敬え
BON BON BON BOBON 煩悩に帰依しろ↓
BON BON BON 煩悩こそ愛の正体だ
G D C B7 Em X2
煩悩即菩提 ぼんのう教 ぼんのう教
煩悩即菩提 ぼんのう教↑ぼんのう教
3、
BON BON BON BOBON おれはウソつき
BON BON BON BOBON あたし負け犬
BON BON BON BOBON みんな腹黒↓
BON BON BON 煩悩こそ生きる喜びだ
G D C B7 Em X2
煩悩即菩提 ぼんのう教 ぼんのう教
煩悩即菩提 ぼんのう教↑ぼんのう教
CM7 Bm7 CM7 Bm X2 
さらば 自分イジメと自己否定の日々
ようこそ この星こそが極楽浄土 知るがいい 
4、クラップ
BON BON BON BOBON 愚かなままでいい
BON BON BON BOBON ポンコツなままでいい
BON BON BON BOBON おまえのままがいい↓
BON BON BON おまえはサイテーサイコー!
G D C B7 Em X2
煩悩即菩提 ぼんのう教 ぼんのう教
煩悩即菩提 ぼんのう教↑ぼんのう教


アクアS2「ぼんのう教」
購入可能。7万円(分割OK)M10号(530 × 333 mm)
メール予約は1分でも早い者勝ち。
杉山明 
https://www.facebook.com/akira.sugiyama.351
akiramania@icloud.com

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購入可能8万円(分割OK)M12号(60.6×41.0cm)
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この絵のテーマは、響き合う世界、女性性への回帰、命の誕生である。

アメリカインディアンは月をグランマザームーンと呼び、女性の知恵をかずけてくれるおばあちゃんと考える。
月と同じ女性の生理周期をムーンタイムと呼び、ムーンロッジにこもって月と瞑想する。
もし月がなかったとしたら、地球は1日8時間という、今の3倍の速さで自転することになってしまう。
地表に強風が吹き荒れ、天候は大荒れになり、緑の大地は砂漠化する。
作物は育たず、人も動物も飢える。
月は地球の自転軸を約23.4度傾いた状態に保ってくれているので春夏秋冬の四季があり、気候が安定しているが、地軸がズレると予測不能な変化を起こし、大規模な気候変動が起こる。
生理周期や免疫システムは狂い、ほとんどの生命は滅んでいくだろう。
こうして我々が生命を謳歌できるのも月のおばあちゃんのおかげなのである。


メイン画面は、すべての命が響き合っている姿を表している。
波紋が抽象画のように複雑にからみ合い、影響を与え合っているのだ。
バタフライエフェクト(ブラジルのチョウの羽ばたきが伝播してテキサスで竜巻を起こすたとえ)のように、あなたの行動、言葉、考えまで見えない蜘蛛の糸を伝って世界に影響を与え、あなたも影響を受けている。
ブッダはそれを縁と呼び、南米のシャーマンが「アララーニャ」(蜘蛛の糸)と呼ぶ目には見えないネットワークだ。
左画面はお腹に赤ちゃんを宿した女性が光る玉(月)をかかげている。
くれかかる海で玉は希望のように輝き、慈悲と優しさを教えてくれるグランマザームーンのシンボルである。
右画面では卵からかえった海亀の赤ちゃんが太陽を目指して海へよちよち歩きで進む。
健気な姿に「がんばれ小亀くん」と応援したくなる。
オレンジ色のフレームは、角度によってきらめくラメが散りばめられている。
オレンジの象徴は、太陽、炎、暖かさ、さわやかさ、和解、健康。


Moon Time
1、
Grandmother Moonが微笑む 女は月と語らう

大いなる力と分かちがたく わたしは結びついてる
 母なる大地 父なる空 女は海をかかえる

潮は満ち そして潮は引き わたしは海へ還る 

It’s a moon time 聖なるとき It’s a moon time 浄化のとき

月は満ち欠けくりかえす 永久の愛に出会うため 
 2、
月夜の浜にあがって 海亀が卵を産む

真珠のような涙流し元気なきみを願う 
 男は命を奪い女は命を与える

喜び悲しみをつづれ織り わたしは母になる 

 It’s a moon time 聖なるとき It’s a moon time 浄化のとき

月は満ち欠けをくりかえす 永久の愛に出会うため 

アクアS1「ムーンタイム」

Sold。7万円(分割OK)M10号(530 × 333 mm


メール予約は1分でも早い者勝ち。

杉山明 

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あなたが落ち込んで「私が、私が、私が」と、自分のことしか見えない時も、

自然は惜しみない美をあなたに差し出している。
「だいじょうぶ、すべてはつながってる。あなたは決してひとりぼっちじゃないよ」
メイン画面は命を燃焼し尽くすように美しい紅葉。
なぜ紅葉は美しいのか?
人々は紅葉を見ることによって「今年も無事に実りの秋が来たなあ」と紅葉は自分の生存を保証してくれるからだ。
赤いもみじやカエデはアントシアニン、黄色いイチョウはカロテノイドが強い光から葉を守り、安全に栄養を幹へ回収できるようにする。
その葉が落ち、地面を肥やし、次の世代を育てる。
同じようにあなたの失敗や挫折、悲しみや孤独が経験を肥やして未来のあなたを育てるのだ。



左画面は地下鉄ホームのラッシュアワーである。人々の群れに飲まれながらも、あなたは生活や家族を支えるために必死で働く。
右画面はひとりで横断歩道を渡るあなた。
人はみな孤独である。
ひとりで生まれひとりで死んでいく。
だからこそつながりを求め、助け合い、愛し合う。
ミタクオヤシンはアメリカ先住民ラコタ族の言葉で「すべてはつながっている」「私とつながるものに感謝します」という祈りの言葉だ。
バラバラに見える島が海の水を抜けば一つの大地でつながるように、私たちはすべてとつながっていて、みんなでひとつの命を生きているのだ。
「この世界が滅んでもひとりぼっちじゃないと君のために歌うから」


赤のフレーム:フレームには角度によってきらめくラメが散りばめられています。
赤は、太陽、火、暖かさ、血、生命力、自信、情熱、ロマンス、感情を最も揺さぶる強い色、災いを払う色など。

惜しげも無く美を差し出し無条件の愛をあなたに与える自然、手を差し伸べてくれる人々との絆をとりもどす絵画です。

配信前から予約メールを受け付けます。
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ミタクオヤシン
1
、
あなたが花をながめるとき
花もあなたを見つめている 
あなたが鳥の歌を聴くと 鳥もあなたに耳を澄ます

ミタクオヤシン すべてのつながるものへ 
ひとつひとつの命がそっと寄りそい合う


この世界が滅んでも声からして歌うから

ひとりぼっちじゃないときみのために歌うから


なんど傷ついたって どんな馬鹿にされたって

ひとりぼっちじゃないときみのために歌うから


2、

あなたが友をいじめるとき 友はあなたの鏡になる 
あなたが火をもてあそぶとき 火もまたあなたに燃えうつる
 
ミタクオヤシン すべてのつながるものへ 
ひとりひとりの願いがいつか時を変える 
 
この世界が滅んでも声からして歌うから

ひとりぼっちじゃないときみのために歌うから

なんど倒されてでも どんなかっこわるくても

ひとりぼっちじゃないときみのために歌うから



ミタクオヤシン すべてのつながるものへ 

7つの世代を越えて夢を伝えていこう


この世界が滅んでも声からして歌うから

ひとりぼっちじゃないときみのために歌うから


なんど涙流しても どんな孤独の中でも

ひとりぼっちじゃないときみのために歌うから



※ミタクオヤシンとはラコタ族の言葉で「すべてのつながるものへ」

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りんりん(瀧川凛)はロンドンサザビーズの美術学校へ留学し、そのまま15年間、フリーランスの美術系ライターとして独立し、ロンドンに家も買った。

現在は京都在住で物語作家を目指している。
りんりんはビクトリア朝のメイド服はワインレッドのベルベットで、赤い編み手袋をして本を読んでいる。
メイド服は創作の女神(物語)に仕える象徴だ。
編み手袋は表現に苦労したが、これも物語の核心を網でとらえるイメージだ。
りんりんがもっとも影響を受けた「不思議の国のアリス」をモチーフに絵を描いた。
12時から時計回りで、エッグマン→マッドハッター(狂った帽子屋)→作者ルイス・キャロル→キノコと水パイプをふかすイモムシ→絶滅したドードー鳥→AKIRAサインの月に腰かけギターを弾く男→薔薇のゲートへ入っていくアリスの後ろ姿→物語を描くりんりん→太陽のAKIRAサイン→怒ってるハートの女王→時間を気にするウサギ→笑うチュシャ猫である。
ちなみUFOがりんりんとうさぎの間に飛んでる。


りんりんの書いたページが道になり、人々はカンテラで照らしながら文章を読み、人生を歩いていく。
道はルイス・キャロルの頭へと続いている。
りんりんが人々を導くような物語作家になる祈りを込めてこの絵を捧げる。

ではりんりん(作家名は瀧川凛)のチョーおもしろいドタバタ人生を紹介しよう。

●神戸 幼少期の夢 あの水平線を超えて行け!
 幼少の頃の写真というのは、可愛いものが多いはずが、私の場合はなんとも情けない姿が多い。
生まれてすぐ、股関節脱臼になってしまい、足を左右におっ広げたまま、又を座布団のようなギブスで固められて、テディベアのように床に転がっているといった具合。
何しろ、ハイハイさえできなかったので、その頃の鮮明な記憶というのは、四畳半の畳のヘリをとにかく超えて行きたいという衝動だった。
眠りにつけば、ディズニー映画で見た憧れのピーターパンのように夜の街を自由に飛んでいた。
でも、いつも、決まって、ドーンと地面に叩きつけられて目が醒める。
結局は羽を焼かれたイカロスなのか?現実は、厳しい。
私はいつも、思うようにならない自分の身体や重力に拘束されている気がしていた。
「なんで、こんな不自由な世界に生まれてきたのだろう?」と嘆き、夢想ばかりしていた。
 神戸の山側の団地に住んでいたので、家からは水平線の上を滑っていく小さな船の影が見えた。
水平線と畳のヘリの線がいつか重なり、「団地の四角四面の四畳半のヘリを飛び超えて水平線の向こうに行くんだ」と焦燥感にかられ、両手を伸ばしていたのを覚えている。
 3歳の頃までには、股関節脱臼を克服し、歩けるようになったものの、病弱で、よく入院を繰り返していた。
そんな虚弱児を案じるあまり、両親からは行動を規制されることが多く、20歳を過ぎても、どこに行くにも母が付き添って、門限は午後6時という厳しさ。
昔、怖いものランキングに「地震、雷、火事、親父」といわれていた時代があったが、私の場合、地震の次は親父だった。実に、怖かった。そんな私にも反抗期が20代になり、遅れて訪れた。
 

●東京 父への反抗と家出
 大学時代の同級生達から、「あいつは親のいいなりで、いずれ見合い結婚でもするだろう」と思われるほど、私は不甲斐ない奴だった。
そんな中、私は、リチャード・アッテンボロー監督の映画「ガンジー」を見て、ガンジーにインタビューするキャンディス・バーゲン扮するマーガレットバークホワイトに目を奪われた。女性初のLIFE誌の報道カメラマン。
それから、地味で平々凡々だった私が、密かにジャーナリストを目指すことになった。「戦場の銃弾をものともしないジャーナリストになるんじゃ〜」と、密かにマスコミセミナーに通い始めた。
そこで、共にマスコミへの就職を目指していたコーヤ君と出会った。
彼は、いつも毛玉だらけの紺のセーターを着ていた。タイプではなかったが、マスコミはもとより、就職も許されない私の家の事情を知り、親身に相談にのってくれるようになり、付き合うようになった。
互いに励まし合いながら、出版を目指したが、私の目指す出版社は女性の採用がないということで、あろうことか、あっけなくマスコミを断念した。
コーヤ君は、大手の企業に就職しながら、すぐに独立。自ら出版した本が大いに売れて、そのお金で、世界を巡る旅に行ってしまった。
その3年ほどの間、私は、一般企業に勤めながらお金をためて雑誌を立ち上げようとしたが、失敗。
通常は大飯食らいの私が、食事も喉を通らないほど挫折感に苛まれている時、帰国していたコーヤ君と神保町でばったり出会った。
彼は、ロンドンの大英博物館で「不思議の国のアリス」の原本を見て、ルイスキャロルが、ただ一人の少女アリスのために書いたお話だったことを知り、どんなに感動をしたかを熱っぽく語った。
しばらくして、彼は、その英語の原本と日本語訳の本をセットにした夢見るような本を出版し、私にプレゼントしてくれた。



そして、私に「世界を見せてあげたい!」と世界旅行の旅に誘ってくれた。
私はアリスの物語に感動しながらも、その時、雑誌の立ち上げに失敗し、失意のどん底にいたので、自力で泥沼から這い上がらなければダメだと思っていた。
コーヤ君の差し出してくれた温かい手にすがることを潔しとできなかったのだ。
すると、コーヤ君は「君は一生、世界を見ることなんてできないよ!」と言い放ち、私の前から去っていった。
最初は、コーヤ君に申し訳ないと思っていたが、この捨て台詞に俄然、奮い立たされた20代の私は、「一人だって行ってやろうじゃないか!」と、闘志を燃やし、そこから人が変わったように、海外留学に向けてスイッチが入ってしまった。
アルバイトに勤しみ、親に隠れて、英国の留学先や滞在先を探し、紆余曲折の果て、やっと留学することになった矢先、兄が私の部屋を物色して、秘密裏に進めていた英国留学計画がバレた。
この発覚により、父は脳梗塞で倒れてしまった。
入院している父を見舞っている時、罪の意識に苛まれたが、主治医が、「2〜3ヶ月後には回復するから大丈夫」と言ってくれたのが救いだった。
しかし、病室の父に別れを告げに行くと「親を捨てるんだな。もう戻るな」と勘当を言い渡された。
1988年7月、玄関の前で涙顔で私を見送る母を残し、夏服冬服2枚ずつと本だけをいっぱい詰めたトランクを片手に、私は、片道切符の航空券でロンドンを目指した。
両親への申し訳ない気持ちはいっぱいだったが、まだ見ぬロンドンでの生活や学ぶことになる美術学校での授業を思うと、期待と興奮と不安の気持ちが入り混じり、胸は高揚感でバルーンのようにはち切れそうだった。
 

●ロンドン 毎日がアート漬けのワンダーランド
 ロンドンでは、入学までに2ヶ月ほどあったが、お金がなかったので、ポートベロロードのアンティーク市場に行って、店主と話すことで英語をブラシュアップした。
ありがたいことに、当時、国立美術館は、無料で入館でき、ランチタイムは学芸員が名画の前で1時間も解説をしてくれる、無料のプログラムがあり、極貧状態の私でも、文化的な生活をすることができた。
貯金だけでは生活費が足りないので、アルバイトをしたり、醤油がけオートミールを食べて食費を削ったり、服も靴もオンボロだったが、心は豊かだった。
 私が入学したのは、サザビーズというオークション会社が主催する学校で、9月から西洋美術史や現代美術を学び、めくるめく日々を過ごした。
午前中はスライドで座学により、美術史や作品の鑑賞の仕方を学び、午後には大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テート・ギャラリーで古代ギリシャのパンテノン宮殿の一部やレンブラント、ターナーの名作をじっくり鑑賞し、レポートを書くといったカリキュラムだった。
学友たちは、世界的なコレクターやギャラリストなど、裕福な家庭の出身者が多く、授業が終わると街に繰り出し、夜な夜なパーティーで踊り騒ぎ、青春を謳歌していた。
私は、経済的にも精神的にも、授業と下宿先の往復で精一杯だった。
学校の先生からは、「Sachiko、もっと、肩の力を抜きなさい。アートはもっと余裕を持って楽しまなければね。あなたみたいな人がアートワールドで仕事見つけるのは難しい」と言われた。
私は、いつも教室の前列に陣取って、しかめっ面で授業を受けていたらしく、好印象を持たれていなかった。
「こっちとらは、背水の陣を引いてきてるので、余裕もへったくれもないのでござんすよ」と言ってやりたかったが、ぴったりの英語が思いつかなかった。
 そんなこんなで、学校のカリキュラムを終えたとき、学生たちは嬉々として各々のお国に帰って学芸員やアートディーラーになった。コネがある人は、サザビーズの本社の受付嬢になる人もいた。
 私はといえば、現地の雑誌社でアルバイトをしながら、テレビ局や新聞社の支局を行商人のように訪ねあるき、アートの話題をネタに自分売り込みを続けた。
 折しも、1980年代後半から、バブル景気に後押しされて、ゴッホのひまわりがオークションで日本人により、最高価格で落札されたり、美術市場は活況を呈した。まさにグッドタイミングだった。
美術品オークションに注目が集まるようになり、私は、なんとか、新聞、雑誌、テレビ番組でアートの話題を記事にしたりTV番組を作ることで、複数の媒体を掛け持ちし、綱渡り的に食べていけるようになった。
その後も、紆余曲折ありながら、約15年、ロンドンを拠点にフリーランスとして仕事し、生活することができた。それでも、泥棒に入られ全財産奪われ、ウンコまで置いていかれたり、ホームレスの犬5匹に追っかけられたり、ロシアのレニングラードではマフィアに追っかけられたり、七転八倒。でも、なんとか生きのびれた。
その時、いつも私を支えてくれたのは、ダ〜リン、ではなく歌だった。
そんなこんなで、2000年のミレニアムを迎えるにあたり、私は、グリニッジ天文台の子午線ゼロの辺りに住みたくなり、そこに小さな家をローンで買った。
その頃、私は収入も安定し、仕事もプライベートも、人生で最も充実していた。
そして、21世紀の始まりの年、2001年、私史上最大の仕事、ロンドンのデパートをTOKYOに変容するというプロジェクトを成功に導き、やっと英国社会に認められる仕事ができたと思った矢先、母が亡くなった。
目が不自由になっていた父が残された。父と兄との間には長年に及ぶ確執があり、結論的に、私が父の介護をすることになり、最初は、ロンドンと東京を往復していたが、私の体が悲鳴を上げて入院。
ロンドンの家をそのままにして、日本に帰国することになった。それから3年ほど、東京の実家で、父と暮らした。ほぼ毎日、高熱を出す治療を行いながら、認知症で、夜に徘徊するようになった父と暮らすことは、身体的には厳しいものがあったが、今から思えば、幼くして母親を亡くした父の、哀しみや甘えたかった気持ちを引き受ける母親の役割を果たすこともでき、かけがえのない時間だったように思える。
厳しいスパルタの父に反抗し、その影響から逃れようとして家出までしたが、亡くなった後も、喪失感や罪の意識に苛まれて、父の遺髪を懐に入れて、彼の故郷を巡ったりした。
ここでは、長くなるので割愛するが、父の人生や我が家のカルマが重すぎて、私は、両親の残した家屋を兄に譲って、ずべてをゼロからスタートするため東京を離れた。
 

●京都 家を建てた!大黒柱とともに生きる。
 ロンドンの家は住みて不在のまま、数年も放置していたので、ローンも膨れ上がり借金が溜まっていた。
父の死後、やっと戻ってみると、家の購入の決め手になった桜の木が枯れていた。
父は、東京の桜が満開の時に逝ってしまったが、ロンドンの私の家の庭では、ちょうどその年の春から桜の花が咲かなくなったと、近所の人が教えてくれた。
「もはやこれまで」とロンドンの家をたたむことにした。
売却してローンで溜まった借金の返済に充てた。
手元に残ったお金で、2009年、京都に移り住み、手作りで小さな家を建てた。
身も心も喪失感で憔悴していたので、自分を再生させるための、家プロジェクトだった。
地元の建築家とアマゾンに植樹に行く大工の棟梁、一人では靴箱までしか作ったことのない大工さん。
みんな30代の若手たちとチームを作り、家プロジェクトをスタート。
吉野に大黒柱となるヒノキの丸太を探しに行った。
なんと、クリスマスの日に、ちょうど良い丸太を見つけ、それを我が家の大黒柱にした。
 というわけで、私の家にはど真ん中に、ドーンと大黒柱がある。私の家は、京都の浄土寺という地区にあり、法然上人が瞑想をするために廬を結んだという善気山の麓の近くにある。
この土地を初めて見たとき、山からなんとも清々しい風が吹き抜けて行ったので、この土地に家を建てることに決めた。猫の額ほどの小さな土地だが、私にとっては浄土である。
朝起きると毎日、ベランダに立ち、善気山からの爽やかな風を受けながら、お天道様に感謝をし、大黒柱に感謝をして、私の1日が始まる。老後の資金も全て、この家建てプロジェクトで使い果たしてしまった。
だから、どこに行くにもママチャリをかっ飛ばして、文字通り自転車操業で暮らしている。
 この家の大黒柱が吉野からやって来たご縁からか、このところ、しきりに吉野に呼ばれる。
吉野の金峯山寺を何度も訪れたり、吉野の山奥で滝下りをやったり、藍染の草木染を体験したり、おまけに、日本の山岳信仰に心惹かれている。
京都に移り住んでから、日本の伝統建築、工芸、芸能を取材してきたが、日本のものづくりや芸能の底辺には、アニミズム的自然信仰が息づいているように思う。
7世紀の役行者が開祖といわれる修験道により育まれた、山岳信仰や祈りの文化が、日本人の桜を愛でる心やものづくり、日本文化の基層をなしているように思う。
 

●現在地の私 毎日が『私わんだーらんど』
 前述の通り、幼い頃は、ピーターパンのように空を飛び回る夢を見ていた。
しかし、ロンドンで仕事をするようになって、私は、人を飛ばすことに夢中になった。
無名だが才能のある作家を見つけては、スタジオを訪れ、打ち出の小槌をフリフリ応援し、挙句、「魔法の光の粉をふりかけまする」などと嘯いたりしていた。
でも、結果、作家たちが高く飛んだので、自分は、他の人を飛ばすチンカーベルだと思ってきた。
 しかし、今年から、これからは「自分が飛ぶのだ」と心に決めた。
 私のアセンション時代の目標は、自らが光の柱だという自覚を持って、神聖さを取り戻すこと。
もっともっと、山の自然の中に入っていきたいと思う。
緑の森の中で、自然に抱かれながら、自分の感性を磨き、草花、樹々、鳥や妖精などと共振共鳴できる声を磨いてその神秘を歌い上げたい。
そして、たくさんの樹々の精霊や妖精たちと友達になり、物語を紡いで生きたいと思っている。
それが、私のワンダーランド。昔、コーヤ君がくれた、あのアリスの黄金の午後の素晴らしい物語。そんな素敵な物語を私も紡いで生きたい。
そんな「私わんだーらんど」を生きる私の姿を描いていただければ嬉しいです。
 



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音楽劇「ウレシパモシリ」を主催する阿部よしつぐのもとでセルフストーリーオペラを目指すかおるんのポートレートだ。

かおるんの好きなものは、
Freedom、沖縄、自然(空、海、森、山、虹、滝行)、温泉
ひまわり畑、菜の花畑 
なので背景を菜の花畑にした。
一輪の花ごとに焼き鳥の串で描いてるから細かい細かい。
気の遠くなるような修行だった。


かおるんが精神的危機に瀕したとき、「真っ青な空と青い海が飛び込んできてくれて助けてくれた」というエピソードから空と海、菜の花畑を背景し、かおるんの魂が救済された瞬間を描いた。
心や体が危機に瀕した時、「ソウル・サルべーション」が発動する。
ソウルは魂、サルべーションは救済。魂の救済だ。
これはたくさんの人が経験する現象である。
危機一髪で避けた交通事故、地震でタンスの下敷きになった我が子を救うお母さんの火事場の馬鹿力、うちのいとこはNY 貿易センター の911テロに巻き込まれ、ほこりで何も見えない部屋からおじいちゃんの尺八の音色について行って脱出したなど。

赤いヨットと赤い屋根の家はX構図にするために配置されている。
宇宙人もかおるんを守ってくれてる。肉眼で見ないとわからないが、画面右上にアダムスキー型UFOがかおるんを助けにきている。


AKIRAサインはなんとかおるんのイヤリングに太陽と月が隠されてる。

では、波乱万丈のかおるん(入江薫)ライフストーリーを紹介しよう。
 

他の人と物の見方、視点が違うらしく、幼少期の頃から親にも何を考えているのかわからないと言われ、自分の居場所がなく孤独だった。
だんだん人に何かを伝えたり話をするのが苦手になり無口になっていく
その後、好きな人に巡り合い結婚話が出た時に妊娠に気が付き喜んでいたが、私が熱を出したのがきっかけで、両親に病院に連れて行ってもらったがいつのまにか中絶手術が行われていた。2人目も流産したが、3人目、4人目は元気に育ってくれた。
結婚したが7年目に離婚した。やはり義理の父母にも私がわからなかったみたいだ。
旦那さんのことが嫌いになったわけじゃなかった、だけど離れることを決心した。
別れてからも食事に行ったり遊びに行ったりといい距離感で関係は続いた
今はもう他界したが、子供たちにもちゃんと最後のお別れはさせた。
その間も、阪神淡路大震災や交通事故、子供のいじめなどいろいろあった
阪神淡路大震災は、まるで戦後の焼け野原みたいだった(戦争を知らないのでわからないが)そう感じた。
 
今は父も母も他界していないが、以前子供も独立し母と一緒に暮らしていた頃母が認知症になりかけた頃に月に1回兄の家で世話をしてもらっていたが、ある日兄から母親をもう連れてこないでくれと言われた、何が何だかわからなかった。
その頃の私は、自分の仕事、会社でのいじめ、長男の離婚問題(今は再婚してます)、母親の事でいろんな所からの電話などバタバタしていた、すると急に私が脱毛症になってしまった。病気でもない、急に髪の毛がぬけていく恐怖をあじわった、誰にも打ち明けられなかった。
家族から谷底に落とされた時、一度目は中絶、二度目は兄からの拒絶、その時心を失くした、怒り、悲しみ、寂しさ、楽しさ、きっと感情を失くして自分を守ろうとしていたんだと思う。
だけどやっぱり自分の中で限界だったのか、歩いている時に自分の体の中の何かがピシッと割れるような音がした、自分が粉々になると感じた時に真っ青な空と青い海が飛び込んできてくれて助けてくれた。
それ以上何を望むことがあるの?髪の毛が抜けたっていいじゃない、五体満足で生きてる、それ以上何を望むの? 生きろ・・・と
その時に涙がこぼれた、不思議だった、涙だと気が付かなかった、もう何年も泣いていないことに気が付いた。
そして今生きてる。
何者かになろうとしない、今できることは精一杯生きること。
いつ何が起こるかなんてわからない、失ったものもいっぱいある、だったらそれ以上の愛で生きていきたい。
今を生きる、あの真っ青な空と青い海になるまで。


壮大なスケールで描かれた海と空と菜の花畑に吸い込まれそうだ。
それはうっとりするほど美しく、心を解放してくれる。
直前の危機から蘇ったかおるんも最高の笑顔をしている。
まさに魂の救済の絵が誕生した。


ライフポートレート かおるん

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