6月14日(日)札幌円山「いただき繕」にてライブ
今日は2週間にわたるレコーディング&北海道ツアーの千秋楽ということで、アイヌモシリ(人間の大地)に感謝を捧げ、アイヌの衣装でライブをおこなおう。
本物の食を追求する「いただき繕」でのライブは3度目だが、オレ的にはチーフのアキちゃんにパートナーができたお祝いもしたい。
うひょー、そこに名古屋からエバ兄貴とゆみちゃん、ひろこちゃんまで来てくれた。
歓迎も兼ねて超常連ゆみちゃんたちがうなるようなレア曲も捧げよう。
札幌で個展中だった陶彩画の画家で、絵本「いのちの祭り」の作者草場一壽さんも来ると聞いていたが、これなくなった。せっかく新婚祝いの歌を捧げようと思ったのに。
おおっ、北海道弁護士界のドン、村松兄貴までかけつけてくれた。
村松さんが奥さんを1年ほど前に亡くした時、「絆」の詩を送った。
当時は相当落ち込んでいたが、今日は見ちがえるように若返って見えた。
弁護士という仕事を継いだ息子にも素敵なフィアンセが見つかり、父親として安心したようだ。
クラシック歌手桜子は橋本病(慢性甲状腺炎)をわずらっていたが、去年7月カフェtoneのAKIRAライブに引っぱりだし歌ってもらう。
今では最高の笑顔をとりもどし、なんとミュージカル「オズの魔法使い」の主役に抜擢されたという。
ホリスティック医学をめざす「響きの杜クリニック院長」西谷さんがすごい人を連れてきてくれた。
ダウジング(ラジエスセシア)の第一人者 細金勝治先生(70歳)である。
ダウジングってわかる? ほら、振り子やハンガーみたいな道具を使って水脈や金鉱などを探し当てる技術だ。
1945年新潟県生まれの細金先生は工務店を経営するかたわら放射探知技術「ラジエスセシア」と 出会う。
北海道神宮から地下水の掘削場所探索の依頼を受け、みごと地下水脈の場所をダウジングで的中させた。
それだけじゃなく男女や仕事の相性を見極めたり、土地・建物のエネルギー活性化工事もおこなう。
「ダウジングはただの道具なんですよ。大切なのは人間が本来持っている感じる力です。直感力を研ぎ澄ますためにダウジングというツールを使うにすぎません」
オレも声なき声、見えない力をつかって作品をつくっているので、細金先生の言うことよくわかるなあ。
狭い店内におもしろい人たちをぎゅうぎゅうにつめこんで、AKIRAレア歌ライブがはじまった。
1.米をとぐ
2.耳をすませてごらん
3.My life
4.鳴りやまぬぼくの歌
5.Sunday
6.老人と星
7.Invisible World
8.No rain No rainbow
9.自分を抱きしめろ
10.In the name of love
11.ウレシパモシリ
12.PUZZLE
14.ママのスケッチブック
15.千年桜
16.Hello my mom
17.Proud
18.ミラー
19.ありがとう
最後の「ありがとう」もメディスンサークル(聖なる輪)をつくるスペースがないので、
レアなメディテーション(観想)バージョンでおこなった。
オレはいつもよりスローに歌い、各自が目を閉じて自分が感謝したい人の顔を思い浮かべて聴く。
みんな伏せたまつ毛に涙の雫を宿らせて聴いてくれた。
「AKIRAー今日のライブ、最高だったよ!」
AKIRAライブを100本以上聴いているゆみちゃんが言うんだからまちがいない。
打ち上げは潮麦の雑穀にむっちゃ豪華な料理が並んだ。
やっぱいただき繕は世界最高峰の健康食だね。
最後に紋別から5時間もかけてきてくれたシローと話した。
「前回AKIRAに言われたとおり、勇気をふりしぼってコクりました」
「おっ、で、で、どうなった?」
「みごと玉砕しましたー!」
「おめでとーシロー」
「ええ~ぜんぜんおめでたくないっすよ」
「いいや、この重要なライフレッスンによってシローは進化した。
シローが彼女に告白するのは、シロー自身のテリトリーだ。
その告白に対して彼女がどんな反応を返すかは、彼女のテリトリーの話だ。
シローは自分の果たすべきチャレンジを見事やり遂げたんだから、フラれたって関係ないの。
なぜなら自分をコントロール出来るのは自分だけだからだ。
馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲むかどうかは馬の意志だろ?
男らしく玉砕したおまえはえらい。
ほら、やってみろ。フラれてバンザーイ!」
シローはなぐさめられてるんだか、なんだかわからない顔で頭をかいた。
「ふ、フラれて、、、いやできません」
「自分をほめろ!」
「もうやけっぱちだ、ふ、ふ、フラれてバンザーイ! フラれてバンザーイ! フラれてバンザーイ!」
ふられる人あり、くっつく人あり、わかれる人あり、おもしろきかな人生。
※祈りプロジェクト for なおちゃん
札幌の緩和ケアに入院しているなおちゃん(森本奈穂子)への祈りプロジェクトです。
2013年に大腸ガンが肝臓に転移し、3月ぐらいから腹水が溜まるようになった。
11歳、9歳の双子、2歳の4人の子供を育てるママである。
旦那の森ちゃんも妻の介護、子育て、仕事と大活躍だ。
オレは電話による出前ライブをおこなうが、よかったらみんなも祈りプロジェクトに参加してほしい。
祈りは祈られる側だけでなく、祈った側も健康になる。
祈り方はなおちゃんの写真を見て、想うだけでいい。
「ガンよ治れ」という指示的な祈りより、
「なおちゃんにベストのことが起こりますように」と、
神聖な気持ちで祈るのが効果的だ。
※奈穂子ちゃんへの励ましメール
naokosunrise7@gmail.com