自虐ネタはお手の物 -2ページ目

その他 12

諸君 私はツンデレが好きだ
諸君 私はツンデレが好きだ
諸君 私はツンデレが大好きだ

学生ツンが好きだ 幼馴染ツンが好きだ クラスメートツンが好きだ お嬢様ツンが好きだ
彼女ツンが好きだ 姉ツンが好きだ 妹ツンが好きだ 主任ツンが好きだ 委員長ツンが好きだ
花見で GWで プールで 海で 誕生日で クリスマスで 正月で バレンタインデーで ホワイトデーで 雪山で
この地上で行われる ありとあらゆるツンデレ行動が大好きだ
机をならべた 委員長のツンデレが 男の笑顔と共に言葉を どもらせるのが好きだ
格調高いお嬢様ツンデレが 男の言葉でデレデレになった時など 心がおどる
男の操る 二人乗り自転車が 坂道を下るのが好きだ
悲鳴を上げて お化け屋敷から 飛び出してきたツンデレを 腕の中で抱きしめた時など 胸がすくような気持ちだった
低血圧気味の ダウナーのツンデレが 男の手を 握り締めるのが好きだ
男にメロメロなツンデレが 既に冷めたコーヒーを 何度も何度もかき混ぜている様など 感動すら覚える
現実主義の ツンデレが夜中に ビクビクする様などはもうたまらない
泣き叫ぶツンデレが 男の振り下ろした手の平とともに 髪の毛ぐしゃぐしゃに 頭を撫でられるのも最高だ
処女のツンデレが 雑多な性知識で 健気にも誘ってきたのを 童貞の男が
何も着けずにツンデレの肢体に挿入した時など 絶頂すら覚える
潤んだ瞳のツンデレに 滅茶苦茶にされるのが好きだ
大好きだった男が奪われ ツンデレの恋心が砕かれ壊れていく様は とてもとても悲しいものだ
ツンデレの巨乳が押し潰されて 喘ぐのが好きだ
二人のツンデレに追いまわされ 害虫の様に地べたを這い回るのは ドMの極みだ

諸君 私はツンデレを お題の様なツンデレを望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なるツンデレを望むか? 会社学校の区別ない 糞の様なツンデレを望むか?
ニヤニヤの限りを尽くし 朝昼夜と保守をする 嵐の様なツンデレを望むか?

ツンデレ!! ツンデレ!! ツンデレ!!

よろしい ならばツンデレだ
我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だが このVIPの底で 二週間もの間 堪え続けて来た我々に ただのツンデレではもはや足りない!!

大ツンデレを!! 一心不乱の大ツンデレを!!

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ名無しに過ぎない
だが諸君は 一騎当千の古強者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総兵力100万と1人の軍集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
嫉妬の目で見て フンと罵り 眼を慌ててそらし 思い出させよう
連中にツンデレの味を 思い出させてやる
連中に我々の ツンデレの萌えを思い出させてやる
ツンとデレとのはざまには 奴らの萌えでは思いもよらぬ黄金比率がある事を思い出させてやる
一千人の名無しの戦闘団で 世界を萌やし尽くしてやる

全ツンデレ発動開始 旗艦アッパー・ダウナー・バカジャナイ始動
着床!! 全ツインテール 全ロングヘアー 解除
「ツンデレの大隊 大隊指揮官より 全空中艦隊へ」
目標 雑談系2 ニュー速VIP最上部!!
第15次ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら作戦 状況を開始せよ

書くぞ 諸君

【割り切れよ】【でないと死ぬぜ?】

ようやく一人旅でHEADルート(C)クリアしたお^^


とにかくHEADルートの山場は6ステージ目。

初期配置デストロイ×2+α(使用キャラによって変わる。ちなみにアウルだとSルージュ)

+αを落とすとターゲットのキラ搭乗デスティニー(使用キャラによって変更あるぽ)


2機しか落とさなくていいんだから楽じゃね?と思う?




帰って寝るお( ^ω^)



デストロイゲロビ×2 凶悪杉て夢に出そう。

メインの隠者使って残HP64でぎりぎり。ストフリで無理でした。4回中一回だけクリアです><><><


ステージ8とかでDISTYINYランクとって焦ったお。FAINALは簡単でしたが。



中コで挑む気になれねー。





ごめんね。愚痴なんだ。

でもね。正直言ってここまでルール知らないとは思わなかったんだ。


何だこのタイマンの無法地帯。

1on1の完全同コタイマンなのにいきなり突撃とか集中とか護衛。
中コに高コとか低コで入るのは当たり前。
タイマン前のジャンプや盾する人の方が少ない。
ガン逃げ和田伝説。

いきなりCPU狩り。

一人にいきなり二人で乱入。(一人で数回入って負けてるならわかるが。)



もうこれは本格的にレベル高いところでやるしかないかもしんね。


ステキャンの存在も発覚してない無印時代に名古屋遠征した時は面白かったなぁ・・・。

フォビドゥンメインでフレス曲げて。偶然組んだイージスの人と仲良くなって。俺マジふれんどりー。

マジ良ゲーだった。。。




フワキャンできるぐらいで俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE気取ってんじゃねーよと小一時間(ry

コスト・HP相応の立ち回り、カット、着地ずらし、相方との連携、射撃格闘の瞬時の使い分け判断、ゲセン特有のマイナーなルールや空気を読み取る、野良とのコミュニケーション。

2on2という独自のゲーム性を持ったガンダムと出会って、もう3年。俺はこれらの事を学んできたし、もっと高めたいと思う。

一方で無法者がいると切れそうになる時もあるし捨てゲーもしたくなる。だが、それはいわゆるDQN。

第一ルールなんてのは慣れてる人とかそこそこやっている人のオナニー的な自己満足だし、初心者に押し付けるなんて馬鹿げてる、ってのもわかる。



難しすぎてもうイイモデード

アッパー 52

「ちょ、ちょっと! あんたそれだけはやめた方がいいわよっ!」
「なんでなんでぇ~。カッコいいじゃん別府っち」
「そ、それはそうだけど、じゃなくて! あんなヤツろくでもない鈍感だし、甲斐性なしだし!」
「でも優しくて頼りになるしぃ」
「そうそう、そこが良いのよね、って違うっ! だからね、そうじゃなくてぇ…」
「あたしのはじめては別府っちに捧げると今ここに決意表明いたしますっ!」
「うああ、表明するなっ、決意するな、というか捧げるなぁっ!」
「二人で一緒に別府っちに抱いてもらう?」
「ああ、それも背徳的で良…ち、ちがう!あたしは二人っきりでたっぷり可愛がって
 もらいた…って何言ってんのあたしは…もういやぁ!
 あたしのあたしの別府はあたしのだから取っちゃいやだぁ~やだやだ~!!」
「あ…退行した」

ダウナー46 アッパー51

「さぁ!」
「……どっちが」
「「美味しいの!?」」

頼んでない頼んでないよぼくそんな修羅場たのんでないよ
喉から出そうなその悲鳴をぐっと堪え目の前の二つの山脈を睨みつけますが涙で見えません
これは嬉し涙嬉し涙とくじけそうな心をぐっと慰めあらためて涙を拭くと
そこにはイギリスの登山家ジョージマロリーすらも泣いて許しを請うほどの超高層チキンライス
明らかにもうピザ屋の本文を脱した二人の熱意にぼくはもう声も出ません

「ドミノピザ如き、チキンライスでもあたしの店に敵うわけないでしょ? アンタもそう思うわね?」
「ピザーラのピザを食べるくらいなら……デブを食べたほうが……マシ」
「きいいっ、言ったわね!? そこのアンタ! 早く完食して甲乙つけて頂戴!」
「……はやく、たべて」

ずいずいと顔を寄せてくる二人の怒り顔もまた可愛くて僕はおもわずその頬に一度ずつ
口付けをするのですがそれが大きな間違いだったことにたすけて

「なななな! なにすんのよぉおおお!」
「……うあ…きす……された…」

頬を染めているのは照れか怒りかもうぼくにはわからないけどおっきしたちんちんが破裂

アッパー 50

男「いい風呂でございました、と」
ツン「……なんでアンタがウチの風呂に入ってるのよ」
男「俺の親今いないだろ?だったらウチで――ってお前のおばさんが誘ってくれたんだよ」
ツン「だからって普通入る?」
男「いや、俺も一応断わったんだぞ?それをおばさんが『いいからいいから』って」
ツン「ママは何を考えてるんだか……」
男「百歩譲って風呂はいいとして、泊まっていけって言うんだよ。――あ、さすがに断わったぞ?
ツン「あ、当たり前でしょ!図々しいにもほどがあるわよ!」

ツン母「○○ちゃーん、布団敷けたわよー!」

ツン「…………」
男「いやいやいや!ホント、ホント帰るから!」

ツン母「早くおばさんと一緒に寝ましょー!!」

男「マジで!マジで帰る亜kあr1!!1!」

30分後
男「……あの、おばさん」
ツン母「あら?な~に~?」
男「寝ながら腕を組んでくるのはやめてください」
ツン「ちょ、ちょっとママ!なにやってるのよ!」
ツン母「あら~いいじゃない~知らない仲じゃないんだし~」
男「どどどどいうう意味ですか!」
ツン母「声裏返しちゃって可愛いわね~」
ツン「ママ!」
ツン母「なによ~ツンちゃんもやりたいならやればいいじゃない~」
男「お、おい……ツン……」
ツン「マ、ママに変なことしないように掴んでるだけだからね!」

妄想世界の上に現実世界があり、その上の世界がここなら、更に上の世界があるかもしれないじゃないか!

ジサツのための101の方法


のレビューです。


電波系ゲームは初体験でしたが、正直言って衝撃受けました。

絵は正直言って下の中レベル。ただ、

シナリオが神。電波なのに神。電波だからこそ神。

何が本当で何が嘘なのかも最後までわからなかった人も多いんじゃないだろうか。


まぁなんといっても


伏線多い。複雑だけどマジ深い。


あんな所の伏線がここで!?みたいな。伏線だとは思わなかった所が・・・とか。やばい。


極限状態の中での人間の行動、心理、世界観。

電波ってる主人公の視点、考え、言動。

その面白さに気付いた時、抜け出せなくなるゲームかもしれない。


はっきり言ってかなり好み別れます。

興味ない人も、このゲームが安く売ってたりしたら手にとって見るといいかもしれません。


案外短かった


公式HP

その他 11

「アンタ、ずっと一緒にいるけど、てんでモテないわよね。
 まぁアンタ見てれば判らないこともないけど…。やれやれ…」

そりゃあ、俺が昔からモテないことは理解していた。
だから、どんなに嫌われまくったって、構いやしない。

「先輩、どいて下さい。邪魔です。さっさと出て行ってください。
 この教室から、むしろ学校から、さらに本音を言えばこの街から」

構いやしない。

「ねぇ、ばか兄。わたしと登校時間同じにするのやめてくれる?
 兄妹だと思われると恥ずかしいんだよね。お願い」

うん―――構いやしないんだ。
永久凍土の如き、この残酷無比な人間関係の中で俺は生きていく。
物凄く、荒み果てそうなこの日々の中で。

「うわああん! お姉ちゃん! みんなが僕に冷たいよぅ!」
「よしよし。母であり、姉であり、恋人でもあるこのお姉ちゃんが
 守ってあげるからね。安心して学校行こっ?」

「「「そのシスコンっぷりが腹立たしいと何故気付かないっ」」」
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本当は主人公が好きなのに甘甘姉ちゃんが側にいるせいでツンツンするしかない
ヒロインたち。ある事情で、姉が遠く離れてからはここぞとばかりに怒涛のデレデレとアタック。
主人公を取り合う骨肉のハーレムが繰り広げられる。


こういうエロゲ希望

その他 10

「なぁ、トシ」
「そのような昔の名前で呼ばないで頂きたいですわ。近藤先生」
「この隊規は一体どうなっているのか。余りにも厳しすぎはしないか?」
「そのようなことは御座いません。あくまで京都の治安を維持する集団として
 極々当たり前の規律、戒律であると心得て頂きたく存じます」
「しかしなぁ…この厳しさはあるまいて」
「あなたも判らない人ですね…」

「贅沢三昧は切腹、準備のおこたりは切腹、命令違反は切腹、
 士道不覚悟は切腹、局を抜けても切腹、無断の金策、
 訴訟(そしょう)を受けても切腹、ケンカをしても切腹……守れるヤツが居るとは思えんが」
「いい加減にして下さい、近藤さん。子供の言いつけではないのですから。
 あくまで隊士としてこれを守れぬ程度の志しかないものは隊に要りません」
「……むぅ」
「判ったら、さっさとそれを配布して頂けませんか? わたくしも忙しいので」
「しかし…」

「この―――『近藤は土方の言うことを聞かないと接吻の刑に処す』ってのは?」
「つーん」

アッパー 49

男「なぁ、ツンデレ。ちょっと相談があるんだが・・・」
ツ「何よ?私も暇じゃないんだしさっさとしてよね」
男「俺さ、好きな人が・・出来たんだよね・・・」
ツ「ばば、馬鹿!告白するなら・・もっと良い場所があるでしょっ!!(//////)」
男「そうだよな~。何処が良いかな?」
ツ「あああたしは・・何処でも・・・(///////)」
男「そっかー、○○さんって何が好きか知ってる?お前仲いいし」
ツ「え?は・・?ちょ・・好きな人って・・・?え?・・・○○・・・・なの?」
男「あぁ、言ってなかったな。そうだ」
ツ「聞いてない!てっきり私かと・・(ボソ)」
男「でさ、話を戻すけど○○さんってなにk」
(ボスッ!)
男「な・・何故・・・ぐはっ・・・!!」
ツ「知るかッ!自分の胸に聞いてみろ!!!」
男「・・・分からん・・・・(バタッ)」
ツ「ふん、そんなんじゃ告っても振られるだけだぞ!」
男「(´・ω・`)ショボーン」
ツ「・・い、良いわ。私があんたと付き合ってあげる。」
男「へ?」
ツ「かかか勘違いしないでよ!!その・・あんたが少しはマシになるように協力してあげるって言ってるのよ!!」
男「は、はぁ・・。」
ツ「ほら、早速一緒に帰るわよ!手もつないでね♪」
男「何か・・・違う気が・・・」
ツ「いいの!ほら、早く!」

(・・・絶対にこの手・・離さないんだから・・・)

ダウナー 45

気に入らないモノは壊す。欲しい物は手に入れる。
それが、物であっても、……人であっても。


「今日の2時、丑三つ時に駅前公園、だよな」
なんだって亡霊達やら犯罪者やら、
(真)人間を辞めてる奴らがそわそわし出す時間に、俺は公園に居なければならないのか?

えーと、そうだ。
俺の名前はタカシ。学校は、夜通し友達と遊ぶのが楽しいから殆ど行っていない。
なんとなく、一年くらい前から、ギャング気取りで仲間と夜遊びをしている。

もっとも、警察とか族とか、カラーギャングとか、小指の無い人達は「気取り」ではなく【ギャング】そのものとして俺達を見ているらしいが。

別に悪い事をしているワケじゃない。夜遊びにはお約束のトラブルがある。

俺達は降りかかるトラブル・・・火の粉を払っているだけだ。
しかし、この火の粉は払えば払う程、更に激しくなってしまう事が往々にしてあるのだが。

結果、それを理解していなかった俺達に今回降りかかったのは、火の粉どころか大規模森林火災並みのトラブルだった。

簡潔に話そう。俺達は、族よりチームよりギャングよりある意味警察よりヤバくて、ヤクザと同じ位怖い存在に目を付けられた。

【喪服】。
連中はそう名乗っている。
いわゆる黒ギャングだが、その勢力・戦闘力・影響力は凄まじい物があった。
今や、日本中でも朝のニュースで報じられない日は無い。
【喪主】と呼ばれる頭を狂信的に崇め、狂ったように抗争を繰り返す。

その結果、こいつらは全国でも業界NO.1と呼べるほどの巨大勢力と化した。

何でも【喪主】の非常識な位のカリスマ性と喧嘩の強さで成長したらしい。

その内、海が割れたモーセの奇跡でも再現するんじゃないかという勢いだ。
いやいや、ひょっとするとキリスト教や仏教と並ぶ宗教でも作るかもしれない。

黒づくめの救世主なんて見たら、あの世からイエスとブッダが鉄パイプと木刀片手に乗り込んでくるだろう。

で、何故か知らんが俺らが標的にされた。
理由はわからない。奴らは構成員が千人以上、対する俺らは三十人足らず。
蟻と象どころか、蚤と戦車の戦いだ。

【皆殺しにされたくなければ其方の頭を寄越せ】
そんな感じの脅迫状が俺ら全員の家に届き、話し合いの末、頭同士のタイマンになったわけだ。

「…ぉい……おい、タカシ!何ボサっとしてんだよ!!」

「あ、わりーわりー。ちょっと考えごとしててな」
「ったくお前は呑気だな…………あいつら、もう来てるぞ」

仲間の声に思わず辺りを見回す。
うわぁ・・居た。いっぱい居た。黒くて気づかなかったが、俺らを取り囲むようにいっっっ・・・ぱい居た。

黒服の集団の内、俺の正面にウジャウジャ集まってた奴らが、綺麗に二列になった。
その間から、二人、やっぱり黒づくめのチビとゴツい奴が歩いてくる。黒いパーカー。黒いズボン。チビは黒い仮面にフード。

ほら見ろ、海は海でも人の海だが、これはモーセの奇跡じゃないか。次は何だ、キリストよろしく最後の晩餐でもするか?

「お前がタカシか?」
ゴツい奴だ。身長は…2mくらい?体格は…やっべ、武蔵並みじゃね?
「そうだ、アンタが【喪主】か」
ちょっと、俺の声が震えてる気がするが、そんな事は キニシナイ!
「違う、【喪主】はこの方だ」
そう言ってゴツいのが指差したのは…………隣のチビ?うはwww楽勝wwww

『………君が…タカシ…?』
「しつけーな、タカシだよタカシ」
『…そう………じゃあ…君、欲しいから……頂戴』
「なんだ、人身売買する気か。俺の内臓は安いぞ」
『……違う…言っても……わからないだろうから………始めよ?』

「おぅ、負けたらどうする?」
『君が…勝ったら……こっちは解散……僕が勝ったら…君を…【喪服】に…取り込む』
なんかトロくてイライラする喋り方だ。
大体【僕】って何だよ。お坊っちゃんかコイツは!あームカついてきた!!
チビには悪いが即座にボコって終わらせる!!
「上等だ。約束は守れよ」

双方から立会人を出し、ルールが説明される。武器は禁止、どちらかが気絶するかギブアップすれば終了。
「…行くぞチビ!!」

正直、俺はこのチビを舐めすぎていた。
あーあ、正直やり合う前に降参しときゃ良かった。
ブンッ スカッ
何、コイツ?実はどっかの特殊部隊なんじゃねーの?
俺だって喧嘩にゃ自信あったんだけどなぁ。一発も当たんねーし、殴られっぱなしだし。
ガスッ
ゴッ
随分とタフな男だなぁ。こんなに痛めつけても、まだ気絶も降参もしないなんて。
……あんまり傷付けたくないんだよね。壊す為に来たんじゃないし。
ルール違反だけど…仕方ない、か。


「…グ……ざっけんじゃねえぞコラアッ!!」
ブオンッ
クソッ、俺の黄金の右、また外れちまった。
目が腫れてよく見えねえし。

『……もう…辞めたら?』

「誰が・・辞めっかよ・・・」
『……そう、ごめんね…』
チビの拳が飛んできた。速いのなんのって、ボクサー並みじゃねえか。
男にしては随分小さい手だな。避ける?無理無理、立ってるだけで精一杯だ。

あ?なんかこのパンチ・・・痺れるんだけど・・・・・

ドサッ

『…僕の…勝ち……彼…貰ってくよ……』
「・・・・ぁ?」
目が覚めたら、俺は知らない部屋に居た。
小綺麗で広い室内、ふかふかのベッド、顔には絆創膏。
顔がぱんぱんに腫れていた。あれだけ殴られりゃ当然か。

『………目…覚めた…?…大丈夫…?』「っ!?」
あのチビが、いつの間にか横に居た。つーか大丈夫も何も、人の事ボコボコにしといて何言ってんだコイツ。
「おかげさんで顔がアンパンマンみて~になってるよ」

『………ごめんね…』
「負けたんだから仕方ねーよ。で、俺は何すりゃいいんだ?」
『……何も…しなくていいよ…?』

「何もって、意味わかんねーんだけど」『……好きに…したらいい……君の仲間も……君も……でも…条件が…一つ』


『………僕の…モノになれ…』

「は~?俺にそんな趣味はねえよ?」

『……負けたんだから…男らしく……約束は……守れ…』
無理だ。こいつはシャブか葉っぱかバツでもキメてるんだろう。
さっさと逃げて胸糞悪いが警察にでも行くしかない。
「悪いけどな、俺はホモじゃねえから無理だ。じゃな……」
『………だめ……』
ドッ
「がはっ・・!!てめぇ…」
腹に一発貰って、俺は意識が薄れていった。
倒れる瞬間にチビが俺を抱き止めた時、何か柔らかい感触といい匂いがしたが・・・・多分、気のせいだろう。
また目が覚めたら、窓から光が差し込んでいた。
どうやら今日も学校を休む羽目になったらしい。
「あいつは…居ねえな」
今の内に逃げるしかない。悔しいがあのチビには歯が立たないからな。
見つかったら最後、一体どんな目に合わされるんだか……

カチャ、キィ、パタン。
「え~!?」
全く昨日からクエスチョンマークだらけだ。
あのチビかと思ったら、部屋に入って来たのは同い年くらいの黒づくめの女だった。それも、かなり可愛い。
『……おはよう…。…はい…朝ご飯……』
女が、典型的な日本の朝食一式が乗ったお盆を差し出す。
かなり美味そうな匂いはするが、今はそんなのどうでもいい。
「悪いんだけどさ、逃がしてくれないか」
『……え…?』

「頼む!あのチビが来る前に俺を逃がしてくれ!」
『……駄目って…言った…でしょ?』

このコは何を言ってるんだ。俺とは初対面の筈なんだが。

『…そっか…わからない…よね…………これで……どう?』
ガスッ ドカッ

「ぐはっ!!いきなり何す……あっ。お前、まさか」
忘れようがない、このパンチの威力。この声。
『……ふふ…思いだした…?』

あ、あのチビだ。
「お前っ、女だったのか!?」
『男とは……言ってない…でしょ?』
うん、それもそうだ。確かに言ってないな。
『それより……朝ご飯……食べよ』
「お、おう」
何だかペースが妙に狂わされる。こいつに勝てない以上、仕方ないが飯を食う事にした。
「・・・美味いな」
『…そう……?良かった…』

「ところでさ、質問いい?」
『……なぁに…』

「なんで俺らに目付けたんだ?」
『…君と…仲良くなりたかった……』

「じゃあ、普通に遊んで知り合えばよかったんじゃねwwww?」
『そういうの……苦手…だから…ね』

「ふーん……お前のモノになるってのは、具体的にどういう事?」
『……基本的には…自由。…でも…僕が何か命令したら……絶対服従…かな』

「じゃ、俺はもう帰っていいのか?」
『……今日は…一日…僕に付き合って……終わったら…帰っていいから……』

「さっそく命令かよ!ふざけんなっ!」
『……ちゃぶ台返し…いってみようか…?』
「ぐ…それはちゃぶ台じゃなくてテーブルだが……わかった、飲もう」
『じゃ……早く支度して…行こ…?』
何だかんだで、一日コイツに付き合わされた。
最初はいきなり抗争にでも連れて行かれるかと思ったが、意外にも普通に買い物だった。
「おい、どうした?」
『……あれ…欲しい』
黒づくめでややゴスロリ風に見えなくもないが、服屋で買い物をする姿は普通の女の子そのものだった。
『…店員さん……ここから、ここまで……全部…ちょうだい』

前言撤回。服屋で大人買いする時点で普通じゃねえ。
「・・どっからそんな金が」
『……上納金……全国に…メンバーが居るから……凄いお金になるの…』

だそうだ。色々店を巡ったが、始終こんな調子だった。いつから俺はこんな非日常に足を踏み入れたのやら。
「なんかさ、喉渇かね?」
『…そう…だね…』
「知り合いの喫茶店近いからさ、行こうや」
『………そこ……甘いの…ある?』
「ん?甘いのか。パフェが評判らしい」
『…ぱふぇ……好き…』


「どーよ、結構美味いって話なんだが」
『うん……おいしー…』
「おっ!タカシ!珍しいな、お前が彼女連れてくるなんて」
「あ、マスター。お久し振りっス。・・この人は・・彼女っていうか、その・・・」

「タカシには勿体無いくらい可愛いコじゃないか、大事にしてやれよ」
「マスター、ちが」
『……どーも…(かぁぁ)』
「さっきはごめんな、彼女とか言われちゃって」
『…いいよ……気にしてないから…』

「顔赤いぞ?大丈夫か?」
『……うるさい…殴るよ…?』
「勘弁してくれ、顔面蛾ブッ壊れる」

『……一つ…謝りたい……事があるの…』
「あ?何が?」
『……君を倒した…最後のパンチ……これ…使ったの…』
「そ、それって」
『うん……スタンガン………君を…傷つけたく…なかったから……ね』
なんだ、その歪んだ優しさは。

「じゃ、俺そろそろ帰るわ」
『………うん……また…呼ぶから…来てね…』
「うぃーす。了解」
『あっ……忘れ物………』
「ん?・・・忘れ物なんてしてな」

チュッ

『……じゃ…またね…ばいばい……(///)』
「おう、ま、またな」

・・・これは恋愛と呼ぶのだろうか?
あいつは彼女というのだろうか?
そもそもあいつの事、名前すら知らないじゃないか。