akipyオヤジの放浪記 -28ページ目

akipyオヤジの放浪記

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前回の記事からかなり時間が経過してしまい、自分でもすっかり忘れていました。

なんとか記憶をたどりながら書いていきます。

 

 

やって来たのはご存知『高千穂峡』

いまや県内で一番の観光地高千穂。

週末はごった返しているので、平日に無理やり有給とって夕方訪れました。

 

このときはコロナウィルスの影響もあって海外からの観光客もほとんどいませんでした。

 

 

高天原から降りられてきた神世七代の末っ子、イザナギノミコトとイザナミノミコトですが、

まだ葦原の中つ国は島もなくクラゲみたいなのがプカプカ浮いてるような状態。

 

で、イザナギ、イザナミの双神は高天原と葦原の中つ国の中間にある

『天浮橋』から天沼矛で海をかき混ぜ矛を引き上げたその先から落ちる潮が

固まって『オノゴロ島』が出来上がります。

 

この高千穂峡にある池、オノゴロ池という名前で、そこに浮かぶ小さな島が『オノゴロ島』

なんどか来てますけどその存在すら気付かなかったのですが・・・(^^ゞ

 

それで、イザナギ・イザナミの双神はここに降り立ち神殿を建て住まわれます。

『えぇ~、ココに?』とは思ったのですが、神様ですから不可能はないんです。

 

ところで写真上部に三日月を横にしたようなものが見えます。

スサノオノミコトが高天原で大暴れした為に追放されることになるのですが、

そのときに『(アマテラスオオミカミと比べたら)自分の光は月の半分もない』と

三日月型の穴を掘ったと言われています。

 

以前はその横に『日型』と呼ばれる穴もあったそうですが崩落してしまったそうです。

 

月型の下には『玉垂の滝』があります。

 

高千穂峡を奥へと進んでいくと注連縄が巻かれた大岩があります。

 

御毛沼命(ミケヌノミコト・古事記では後に神武天皇となったカムヤマトイハレヒコの兄)は

神武東征の際に熊野で暴風雨にあい常世の国に渡ったとされていますが、

高千穂ではこの地に戻ってきたと言われています。

 

ミケヌノミコトが戻ってきたときにこの地で暴れまわっていた鬼八という鬼が、

退治しようとしたミケヌノミコトに投げつけた岩といわれています。

 

さらに奥へと進むと『七ヶ池』があります。

 

ここは鬼八に無理やり嫁にされたウノメ姫と初めて出会った場所だとされています。

 

高千穂峡ははるか昔に阿蘇山の火砕流が冷え固まり侵食された断崖がそそり立つ峡谷で、

高いところで100m、 平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続く独特の景観です。

 

 

 

日が沈むとライトアップされていました。

 

 

 

もう少し暗くなればキレイだったかもしれませんが、

寒さに耐え切れずここでホテルへ戻りました。

・・・①より続く。

 

 

ここより先はバイクでは進めないので山登り装備に着替えて徒歩で進みます。

目指すは初めて鹿川渓谷に来たときから一度登ってみたかった鉾岳(ほこだけ)です。

 

ところでこの先新たに修復された林道は2ヶ所崩落していました。

さらにその先は修復されていない林道が続きますが、あちこちで崩落(5、6ヶ所)していますので

その上を慎重に通過します。

 

見るからにもろそうな感じなのでこれからも全面修復はおそらくムリでしょうねぇ・・・

 

ところどころでミツバツツジが咲いていました。

 

歩き始めて25分、林道から右に折れ鉾岳に進みます。

 

一応は事前に登山ルートは頭に入れてきましたが、

今まで登ってきた山同様しっかり整備されていると思っていました。

 

これより先ピンクのリボンだけが頼りです。

 

林道を折れてから15分、沢に出ました。

 

山頂に近い場所ですがそこそこ水量もあります。

 

このまま源流を見てみたいと思いましたが時間が足りなくなるといけないのでパス。

 

ここで案内板に気付きました。

沢へ下りてきた道に雄鉾、沢沿いに雌鉾と矢印が出ています。

 

あれ?降りてきた道に雄鉾の案内があったかなぁ・・・

結局雄鉾へのルートはよくわかりませんでした。

 

雄鉾の方が標高は高いのですが行きたいのは雌鉾。

矢印の方向へ沢沿いを進みます。

 

こんな垂直に近いルートをロープを頼りに登ります。

通常の整備された登山道と違い思った以上に体力を消耗します。

 

雌鉾山頂直下まで着きました。

最後はハシゴ(脚立)とロープ登りです。

 

足場があまりよくないのでハシゴのある岩に登るのもチョイ苦労します。

ハシゴは途中までで、その先はロープのみです。

 

最後のロープを登るときは内心ヒヤヒヤしながらもなんとか到着。

 

念願だった雌鉾山頂です。

 

この絶景が見たかった!

 

でも岩峰の下は絶壁です。

絶景で絶壁、これ以上は怖くて先に進めません・・・

 

こちらは鬼の目山?

 

雌鉾山頂でランチの予定でしたが、思ったより風が強いので諦めます。

 

こちらは雄鉾。

 

またこのロープを使って下ります。

万一切れたら終わりですね( ̄_ ̄ i)

 

下りたらコチラは岩陰で風があまりないのでランチ。

お決まりの『青空カップラーメン同好会』開催!

 

それにしてもこの鉾岳登山。

善意であちこちロープやハシゴを掛けて頂いてますが、

万一切れたりしても自己責任ですからそう考えると怖いですね(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 

ランチ後は元の沢にもどり沢を渡ってからまた林道に出ます。

林道をしばらく歩くとまた右に折れます。

 

また沢に出ました。

 

この日は水量が少なかったですが、甌穴状になっているところを見ると

それなりの勢いで流れるんだろうなぁ・・・

 

次の目的地、『パックン岩』を目指して下ります。

 

鉾岳展望所の案内があったのでそちらが正規ルートだと思い登ってみました。

展望所は文字通り少し離れたところから見えますが、特に寄る必要はない気もします。

 

実際こちらはピストンでパックン岩へのルートではありませんでした。

こんな分岐には案内板が欲しいところです。

 

パックン岩へ向かう途中で滝が見えてきます。

この先結構な下り、これをまた登ってくる(しかも急登)となるとちょっとマズイかも・・・

ということでパックン岩は断念し元の道を引き返します。

 

 

このあとついに両足が悲鳴をあげ、ふくらはぎと太ももが痙攣し始めました。

このくらいの距離でこんなことになることはなかったのですが・・・

 

最近登山の回数がメッキリ減ったせいかそれとも歳なのか・・・

朝調子に乗って林道走ったのもあるかもしれません。

Vストで走ると振り回されないよう結構両足首に力入れてバイク挟み込んでるし・・・

 

この後はとても写真を撮る余裕はありませんでした。

いつもなら30分程度で下れる距離でしたが、

途中で何度も足が痙攣し1時間半も掛かってしまいました。

一瞬、このまま下りられないのではと考えてしまいました。

 

その後ようやくバイクまで戻り林道を麓まで下ったものの

バイクを停めようとサイドスタンドに足を伸ばすとまた痙攣・・・

 

運転中も何度か痙攣しそうになりながらも何とか無事に宿に到着しました。

 

 

ということで、akipyからの教訓。

・鉾岳登山は非常に滑りやすくハシゴやロープなど危険な場所が多く思った以上にキツイ。

   なので単独登山は止めましょう。

・案内板がやや足りないのでルートがわかりにくい場所がある。

   事前の下調べは入念にしておきましょう。

 

 

今回の走行距離:512km

 

自分もすっかり体力が衰えたようなのでしっかりトレーニングしなくては・・・

と思いを強くしたakipyでした。 ※と、毎回思ってる・・・

 

 

ちなみに翌日起きても多少よくなった程度だったので

予定をすべてキャンセルしそのまま帰宅しました。

ようやく仕事が落ち着き始めたましたので連休が取れたakipyです。

 

実は金曜日に有給を使って・土・日の三連休で長崎県対馬に行く予定でしたが、

コロナウィルスの感染が止まらない状況で博多からフェリーで行くのはちょっと・・・

 

今の時期本土から観光客が来るのも島の方々には迷惑かも・・・ということでキャンセル。

ということで、金曜日は仕事して土・日で県北へ行ってきました。

 

今日現在、宮崎県ではコロナ感染者がついに二桁の10人ということですが、

屋外・山の中でほぼ誰にもいないしソロだし大丈夫だろうということで・・・

 

ちなみに宮崎県では混みあう場所には極力行かないようにということですが、

まだ感染が少ないので外出自粛までは要請しないということになってます。

 

AM6:00に自宅を出発し、東九州自動車道で県北へ向かいます。

 

途中の川南PAに4/19オープン予定の『かわみなみPLATZ』

こちらは川南町の施設になります。

 

うちの会社もここの工事に関わってるのでオープンが楽しみです。

コロナの影響でどうなるかわかりませんが・・・

 

さてさて、akipyがやって来たのは延岡市北方町。

 

この日はこの写真奥の山へと探検に行きます。

 

R218からK214で走ります。

奥に左に矢筈岳と右に比叡山が見えてきました。

 

矢筈岳(やはずだけ)

 

比叡山。

 

この日は見かけませんでしたがロッククライミングで人気の山です。

akipyにはとてもムリですが・・・

 

矢筈岳は結構な岩峰ですが裏側から登れます。

 

これは以前矢筈岳に登ったときに山頂から撮った比叡山の写真です。

山も険しいのですが、K214もこうやってみると険道っぷりがわかりますね。

 

比叡山登山口を通り過ぎてお気に入りの場所へ。

以前は注連縄はなかったような・・・

 

ここからのV字谷の景観が好きです。

 

さらに進むと半トンネル。

 

で、たどり着いたのが延岡市北方町『鹿川(ししがわ)渓谷』

 

ここは綱の瀬川の上流になりますが、でっかい石がゴロゴロしてます。

 

ところで、北方町は全国で唯一、住所が干支(十二支)で分かれています。

ここ鹿川は申です。

なので住所は北方町上鹿川申○○番地ということになります。

 

100年以上前から続いているそうです。

 

さて鹿川探検隊(隊員約1名)は鹿川渓谷には向かわずにさらに奥へと向かいます。

分岐がありましたが、直進が大崩山と書いてあるので直進します。

 

まだこのあたりはコンクリ舗装です。

 

 

 

コンクリ舗装が終わりダートに変わりました。

 

ダートといっても締まった路面でVストでも走りやすい。

 

なぜここの林道が比叡山じゃないのに比叡山林道なのかよくわかりません。

 

写真ではわかりにくいですが、対面の山にまだまだ林道は続きます。

 

水戸元橋付近。

 

 

 

いかにももろそうな岩肌です。

 

本来はこの先の鹿納谷まで行きたかったのですが、時間の都合でここで断念。

 

やっぱり1号機のKLXで来なかったことを後悔。

KLXでここまで来るとお尻が痛くなるので迷った挙句Vストで来たのですが、

オフ車じゃないのでどうしてもダートは時間が掛かります。

 

しかしここまではほとんどガレもなくVストでも楽に走れました。

途中までとはいえ念願の比叡山林道を楽しめたので今回はこれでヨシということで・・・

 

林道を下ると今度は鹿川渓谷へ。

 

水も澄み切ってとても心地いい場所です。

 

ただ滝つぼはとても危険です。

以前この先のキャンプ場の管理人さんから聞いたのですが、

昔は禁止されていなかったそうですが、事故があってから禁止になったそうです。

自分も昔、子供たちがここで遊んでる写真を見たことがあります。

 

事故当時は普段より水量が多くて滝つぼの渦から上がってこれなかったそうで、

レスキューを呼んだものの延岡市内からこの山奥の鹿川まで2時間かかったそうです。

それ以来一切禁止なんだそうです。

 

ハルリンドウ?が咲いてました。

 

鹿川渓谷を楽しんだらキャンプ場手前から左折して鬼の目林道へ向かいます。

 

目指す目的地が目の前にそびえます。

 

鬼の目林道は以前は廃道状態だと聞いていましたが、比較的最近修復されたようです。

この先奥は以前の路面の上に新しくバラスが敷き詰められ、

ガードレールも新しいものが所々付いてました。

 

眼下に小さくキャンプ場が見えます。

林道でかなりの高さまで上って来ました。

 

順調に上ってきましたがここで崩落となり、さすがにこれ以上はムリですね。

 

この先まだ新しいバラスが敷かれているので崩落は割りと最近のものだと思います。

こちらの林道も非常に路面もよくVストでも走りやすかったです。

 

しょうがないのでここでバイクを停めてこの日のメインディッシュへ。

 

 

その②へ続きます・・・

3月29日、予報では早朝には雨が上がる予報だったので熊本県人吉市に行く予定でしたが、

回復が遅れ雨が上がったのがAM10:00頃。

 

しょうがなく予定をランチツーに変更しよく行く県内の西米良村へ。

 

西米良村は景色もいいし雰囲気もいいです。

あちこち舗装林道があり酷道好きにはいい場所です。

それにR269は西都市から西米良村・村所までの約40kmの区間は

信号がなく交通量も少ないので一部狭小路区間がありますが快適に走れ大のお気に入りです。

 

自宅を出発するときはまだ雨が降りそうな怪しげな天気でしたが、

西都市に着く頃にはようやく晴れてきました。

 

西都市や地元・日南市は超早場米の産地なので田植えが終わっています。

 

西都市からR219を走ります。

途中、一ツ瀬ダムの水位が下がっているのでダム建設で水没した小学校の跡地が見えました。

 

ここから山の方を見ると一際桜がまとまって咲いてる場所がありました。

どうやら児原稲荷神社への道のようなのでそちらへ行ってみます。

 

村道を上ると結構散ってはいますが満開に近い状態。

 

遠くに市房山が見えます。

 

 

 

たぶんヤマザクラだと思いますが、地元ではもう散っているため思いがけず桜を楽しめました。

 

せっかくなのでそのまま上り『児原(こばる)稲荷神社』へ。

 

 

 

 

 

こちらは龍の彫刻が素晴らしい!

 

 

 

 

 

これは麒麟?

 

 

 

最後にご朱印を頂いて下山。

 

R219に戻りいつも立ち寄る西米良村・村所の『百菜屋』でランチへ。

・・・と思ったら、いつも以上に客が多く満員御礼・・・

 

あえてお昼の時間帯をずらして来たのですが諦めて別の場所へ。

 

村所から通称『殿様街道』の舗装林道を走ります。

 

道沿いにはミツマタがたくさん咲いてる場所がありました。

 

シャガも咲いてます。

 

途中から分岐を小川地区方面へ走ります。

 

なにやらトンネル工事が行われていて、トンネル自体は完成しているようです。

どこに抜けるのかちょっと楽しみ・・・

 

やっぱりいつ来ても西米良の風景は癒されます。

 

殿様街道を抜けて目的地へ。

 

『おがわ作小屋』

 

食事のほか、コテージもあり宿泊も出来ます。

いつも駐車場はいっぱいなのにこの日はやけに少ない。

 

変だな?と思っていたらお昼の営業時間が終わってました・・・

これで昼抜き決定です。

 

 

 

しょうがないので桜を見学。

こちらはソメイヨシノが満開でした。

 

ちなみにこちらが食べたかった名物『四季ご膳』                    ※写真は拝借しました

これで\1300なら安いですよね。

 

この小川地区、住民約100人程度の小さな集落ですが、

このお店に年間2万人以上が食事に来るというお店でいつもいっぱいなんです。

 

今日こそは食べられると思いましたが今回も撃沈・・・

 

途中の風景を楽しみながら帰路につきます。

 

今度こそは『四季ご膳』をと思いながら(毎回思ってますが)PM6:00に無事帰宅。

 

 

この日の走行距離:289km

 

 

そうそう、先日2号機Vストが車検だったので代車で帰宅しましたが、

代車がスズキGN125。

 

125は初めて乗りましたが両足べったりのバイクは初めて。

なんという安心感なんでしょう!

 

もちろんパワーはないので坂道はキツイのですが、でもなんか面白い。

ゆっくり見て周るには125面白い!

と、急にホンダ・グロムに興味が出てきたakipyでした。

仕事が一段落したと思ったら雑工事でまた忙しくなり、

せっかくの三連休も快晴だった金・土は仕事でした。

 

密かに今某国からの観光客がほとんど来ていない今がチャンスと長崎県・対馬へ・・・

と妄想していましたが泣く泣くホテルをキャンセルしたakipyです。

 

 

前回から少し間あきましたがひむか神話街道第三弾です。

 

天岩戸神社から約10分程、旧R218を走ると次の目的地へ。

 

槵觸峯(くしふるたけ)に鎮座する槵觸神社。

主祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)

 

天孫・瓊瓊杵尊が降臨された峯だといわれています。

古事記では「筑紫日向高千穂久志布流多氣・・・

日本書紀では「日向高千穂槵觸峯・・・」にと記されています。

 

元々は御社殿はなく槵觸峯そのものを御神体として崇められていたそうで、

その後、近くにある高千穂神社の分祠として建立されました。

 

 

 

こちらでは神職さんはいらっしゃいませんでしたが、書置きでご朱印がいただけます。

 

なお、高千穂神社で頂くこともできます。

 

参拝後は槵觸神社の鳥居横から『四皇子峰(しおうじがみね)』へ。

 

『四皇子峰』

 

神武天皇とその五瀬命(イツセノミコト)・稲氷命(イナヒノミコト)・三毛入野命(ミケヌノミコト)

降誕地神功皇后三韓征伐に際してを祈願された場所であるとされています。

 

そしてこちらは『高天原遥拝所(たかまがはらようはいじょ)』

八百万の神々が集まり高天原遥拝した場所といわれています。

 

こちらは『高千穂碑』

天孫降臨と皇祖発祥の地ということで昭和41年に建立されました。

 

これら3ヶ所を参拝すると槵觸神社の境内に出るので、

こちらをまわってから最後に神社で参拝するのもいいかと思います。

 

こちらは槵觸神社から徒歩5分、槵觸峯の山麓にある『天真名井』

槵觸神社の境内地になります。

 

天孫降臨の際、当地に水が無かったため天村雲命(あめのむらくものみこと)高天原に戻り、

天真名井から汲んできた水を移したものといわれ、現在も水が湧き出ていて

高千穂神社・槵觸神社の御神水とされています。

 

こちらは天真名井の前を流れる神代川(くましろがわ)の対岸にある『夜泣き石』

 

天真名井から荒立神社へ向かう途中に『二十躰王宮』という小さな宮があります。

天孫降臨のときに槵觸峯に降り立った32神のうち20神が祀られています。

全国各地の神々が槵觸神社に集まった際に、この王宮に立ち寄っているといわれています。

写真を撮ったのですがどうやら消去してしまったようなので高千穂町観光協会のHPからお借りしました。

 

続いて天真名井から徒歩7分程にある『荒立(あらたて)神社』

 

天孫降臨される途中で道案内をされた猿田彦命(さるたひこのみこと)と、

天照大御神が天岩戸に篭られたときに舞をまわれた天鈿女命(あめのうずめのみこと)が

結婚して住まわれた地といわれています。

切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたといわれています。

 

このようなことから夫婦円満や縁結びにご利益があるとされ、

天鈿女命は芸能の神様として芸能人もお忍びで来られるとか・・・

 

また心をこめて木槌で7回打つと願いが叶うと言われている『七福徳寿板木』があります。

 

途中道が狭くなりますが駐車場がありますので歩いていかなくても大丈夫です。

 

この日は書置きのご朱印を頂きました。

 

次に訪れたのは『高千穂神社』

 

高千穂八十八社の総本社で御祭神は高千穂皇神と十社大明神です。

高千穂皇神は瓊瓊杵尊・木花開耶姫命のほか、日向三代と称される皇祖神の総称です。

ひむか神話オールスター勢揃いといったありがたい神社です。

 

十社大明神は三毛入野命をはじめとする10柱を祀っています。

 

御神木の『秩父杉』

 

源頼朝公は、当社を篤く信仰し畠山重忠公を代参として多くの 宝物を奉納されました。

この御神木は畠山重忠公のお手植えだそうです。

また源頼朝公が奉納したという鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。

 

鎌倉幕府から遠く離れたこの高千穂で源頼朝公の名前が出てきたのは驚きでした。

 

拝殿。

 

平成22年8月3日には、秋篠宮殿下と秋篠宮妃紀子殿下と佳子内親王も御訪問されたそうです。

 

境内にある神楽殿では、毎晩20時~21時に観光客向けに高千穂神楽を奉納していますので

興味のある方は見学されてはいかがでしょうか。

自分が参拝したときは高千穂町内をじっくり見て周るため近くのホテルに泊まりましたが、

あまりにも寒かったので見学に行く元気がありませんでした。

 

 

 

槵觸神社のご朱印も忘れないように頂きましょう。