akipyオヤジの放浪記 -29ページ目

akipyオヤジの放浪記

  ONメインのたまにOFF

続いてははひむか神話とは関係ありませんが、天岩戸神社に近い神社に立ち寄ります。

 

県道207号線は途中から狭小路となります。

 

『八大龍王水神社』

 

近年パワースポットとして人気があるそうです。

岩戸八大龍王の降臨社として全国から信者が訪れているそうです。

特にスポーツ関係者が多いそうで

駐車場内には元読売巨人軍監督川上哲治氏と藤田元司氏寄贈の灯篭があります。

 

 

 

御神木のエノキ。

 

本殿前にある御神水の井戸。

この水で硬貨やアクセサリーを洗うと清められとか・・・

 

本堂。

 

水神様は卵・お酒・線香をお供えするのが慣わしだそうです。

本堂の裏、本堂脇に張られたロープの向こうにある石社は古来の拝殿で撮影禁止です。

 

天岩戸神社ほどメジャーな存在ではありませんが、

近いこともあり天岩戸神社・天安河原・八大龍王水神社と

3ヶ所の強力パワースポット巡りをされる方も多いようです。

 

続いては『八大之宮』へ向かいます。

 

途中県道から見えるのは『天香具山』

天香山というと奈良県が有名ですが高千穂にもあります。

 

高天原から降りてきたともいわれています。

 

八大之宮に到着。

 

この写真で『おや?』と思われた方もいるかと思いますが、

注連縄に付けられた紙垂が緑(青)と赤が付けられています。

通常は白色がほとんどだと思いますが、高千穂は大体このようになっています。

 

原則神様から見て左側が上座なので緑(青)で天(空)を、赤は大地を表すそうです。

また藁の束が左から7・5・3になっていますが、

これは日本神話の神様で、神世7代、地祇五代、日向三代を表しているそうです。

 

さて、こちらも龍神様ですが、先程の八大龍王水神社と対になっているそうで、

八大龍王水神社が雄神、こちらは雌神だそうです。

 

続いてやって来たのは『逢初天神社』

 

少々場所がわかりにくいのですが・・・

 

こちらは天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが初めて出遭った場所だといわれています。

すぐ横には小さな小川ですが逢初川が流れています。

 

出会いの場所は鹿児島県の笠沙町だと思っていましたが・・・

 

他に同じ県内の西都市にも同じようないわれの場所があります。

これってただ単にあちこちでナンパしてたんじゃねーの?

記念すべき第1回目・・・というほどのことではありませんが・・・

前回の記事にも書きましたが『ひむか神話街道』巡りは、

日本神話にちょっと興味があるので、訪問地はそちらがメインになります。

 

ついでに近くの名所とか巡って宮崎再発見になればいいなと思います。

 

 

さて『ひむか神話街道』の基点は宮崎県北西部の高千穂町にある天岩戸神社(県道7号線)

道路標識にも『ひむか神話街道』と書かれています。

 

では、基点となる『天岩戸神社』へ行ってみます。

 

神社の駐車場には『天手力男神(アマノタヂカラオノカミ)』

 

天照大御神が建速須佐之男命の暴れっぷりに岩屋戸に隠れた『引き篭り事件』

世界中が真っ暗闇に包まれるという話はご存知の方も多いはず。

その舞台が天岩戸神社です。

 

天岩戸神社は岩戸川を挟んで西本宮と東本宮とあります。

元々は別々の神社だったのが現在はひとつになっています。

 

 

鳥居の右前には「天照大御神」もモニュメント像があります。

これは「ひむか神話街道」の開通させるにともない、各地にこのような像が設置されました。

像とはいってもFRP製だと聞いてます。

 

実際、このような像がどこに設置されているのかハッキリわかりません。

県の観光協会に問い合わせてみましたが資料がなくてわからないとのこと。

 

普段は観光客で溢れかえる天岩戸神社(西本宮)。

訪れたときは人混みを避けるため早朝に参拝しました。

 

 

 

御神木 招霊(おがたま)の木

 

『西本宮拝殿』

 

御祭神は大日霎尊(おおひるめのみこと) 【天照皇大神の別称】

古事記では天照大御神としか書かれていませんが、

日本書紀では別名『大日孁貴神』と書かれているそうです。

 

この拝殿の裏の岩戸川の対岸に岩屋戸(洞窟)があります。

西本宮はこの天岩戸を御神体として祀る神社です。

 

神社ではお昼を除きAM9:00から30分おきに拝殿裏の遥拝所に神職さんが案内してくれます。

それに参加しないと天岩戸を見ることは出来ません。

 

社務所前の休憩所で待っていれば神職さんが声をかけてくれます。

なお、御神体の天岩戸は聖域なので撮影は禁止です。

 

神職さんの話では、元々は現在よりももう少し洞窟は大きかったそうですが

一部崩落してしまったそうです。

 

聖域につき神職さんも立入禁止なので竹薮に覆われてハッキリみることは出来ませんでしたが・・・

 

神楽殿。

 

神社の大祭などで無形文化財の『天岩戸神楽』が奉納されるそうです。

 

 

続いて東本宮へ。

 

神社周辺の各家庭の軒先にはこのようなお面(神楽面?)が飾られてます。

 

西本宮から歩いて3分程。

 

 

 

御社殿。

 

御祭神は天照大御神。

天岩戸から出られて最初にお住まいになられた場所だそうです。

 

御社殿奥にある御神木の『七本杉』

根元が全部繋がっているそうです。

 

 

こちらで参拝を終えるとまた西本宮に戻ります。

西本宮を通り抜けて一旦県道を少し歩くと天安河原へと下る道があります。

 

岩戸川沿いの道をしばらく歩きます。

 

天安河原。

 

 

天照大御神が岩戸屋に篭られたときに八百萬神がご相談された場所です。

思兼神(おもいかねのかみ)と八百萬神が祀られています。

 

戦後ぐらいから願いをこめて石を積むと願いが叶うという風習が広まったそうです。

ホントは陽が差し込む時間帯がイイのですが、観光客が多すぎるので・・・

 

 

 

 

最後にご朱印を頂きました。

 

他にも兼務されている石神神社・落立神社・鉾神社・二嶽神社も

こちらで頂けるそうですが、自分は参拝してませんので頂きませんでした。

 

 

人気のある神社で時間が掛かるので、最初にご朱印をお願いしてから

参拝されたほうがいいかと思います。

なんとも大層なタイトルになりましたが、

宮崎県には『ひむか神話街道』なるものがあります。

 

2001年に県が『ひむか歴史ロマン街道形成構想』を策定し、

2003年6月に開通しました。

 

開通といっても、ほとんどが既存の国道・県道を通るルートで、

一部林道などは整備して開通したものです。

 

県北西部の高千穂町をスタートし県南西部の高原町をゴールとする約300km。 ※県のHPより抜粋

 

しかしながら、未だに知らない県民も多いですね。

akipyも知ったのは2010年頃、

日本三大秘境のひとつ・椎葉村へ林道走りに行くために

ショートカットする道として走った舗装林道がひむか神話街道でした。

 

アイデアとしては面白いと思いますが、

うまく観光につなげる事が出来なかったように思います。

 

いかんせん、西都市~美郷~椎葉~五ヶ瀬の区間が

道路事情がよくないため大型バスは通れないし、

乗用車の離合も出来ない区間も多い。

 

バイクでもakipyのような酷道好きの変態なら喜んで走りますが、

そうじゃない方はあまり走りたがらないでしょうねぇ・・・

 

ところで、街道自体は分割という形で全線何度も走ってますが、

実際走って観光も・・・となるととても2~3日では足りません。

 

 

で、県内は大方行きつくしたのでいくところがなく困っていたのですが、

何回かに分けてこのルートを基に神話や伝説に触れて周ろうという計画です。

 

元々神社等はまったく興味がなかったので                           ※県のHPより抜粋

ツーリング先の対象ではありませんでしたが、

古事記、日本神話のゆかりの地と伝わる場所が県内にたくさんあるのを知り

せっかく近くにあるのだからと・・・周ってみる気になりました。


 

もちろん、ゆかりの地と伝わる場所はお隣鹿児島県や長崎の対馬など他の地域にもあるのですが、

宮崎県人ですからゆかりの地が宮崎という前提でまわります。

 

実際周ってみて『マジで?』って思うことも多々ありますが、

真偽はおいといて、なんせ神話ですから『へぇ~』とか『ほぉ~』とか

単純に楽しく周りたいと思います。

 

ただ、天気がよくないとバイクに乗る気にならないので

天気が悪ければ車で周ったりしてます。

 

今まで行ったこともない山奥の道や集落まで足を運んだりして

意外とやってみると面白いかも・・・と感じてます。

 

 

ということで、ここからはちょっとおさらいです。

古事記ベースになりますが、日本神話ご存知ですよね?(akipyは最近までよく知らなかった・・・)

                                                                                                                        

宮崎ゆかりの神話は

造化三神を含む別天津神(五柱)はほとんど登場しません。

神世七代の末っ子?であるイザナギノミコト(男神)・イザナミノミコト(女神)から始まります。

いわゆる『国生み』からです。

 

まだ、すべてを周った訳ではありませんが、                          ※県のHPより抜粋

少しずつ記事にしていきたいと思います。

先日までの天気予報では雨の予報だったので

何して過ごそうかと迷ってましたが、

快晴に変わり、しかも暖かいということだったので久しぶりに鹿児島県へ。

 

薩摩半島南部、南薩を目指し自宅をAM7:00出発。朝の気温は12℃でした。

 

自宅からかっ飛んで鹿児島県根占へ。

10分前にギリギリ到着。

 

ところで、自分も何度もお世話になったこの根占~山川を結ぶ『フェリーなんきゅう』

今月いっぱいで運行休止という残念な発表がありました。

 

なんとも残念というか自分としては南薩日帰りが難しくなるのでとても困るのですが・・・

ということで、休止になる前に最後に乗っておこうと南薩行きに決めました。

 

※3月9日、kapibarade3さんよりご指摘いただきました。

自分の勘違いで写真のカーフェリーは今まで通り運航されます。

 

旅客のみの『なんきゅう6号』が運航休止でした。

自分の早とちりで間違った情報を載せてしまいました。

 

ご覧になられた方、誠に申し訳ございません。

 

kapibarade3さん、ご指摘ありがとうございました。

 

 

さて、指宿市山川港に上陸後はまずは定番のJR指宿枕崎線の西大山駅へ。

JRの日本最南端の駅でいつも観光客で賑わってます。

 

なんとものどかな風景で南薩に来たらいつも立ち寄ります。

 

西大山駅を出てちょっとわき道へ入り開聞岳(かいもんだけ)をバックに。

標高924メートルで日本百名山のひとつ。別名『薩摩富士』

最近登ってませんが頂上からの眺めもイイ山です。

 

この後は広域農道で一気に南さつま市の『亀ヶ丘』を目指します。

 

予定より30分遅れで亀ヶ丘の到着。

 

 

 

亀ヶ丘は数組の観光客で貸切ではなかったので

奥の方の『星の降る丘展望所』へ。

 

しばし休憩後すぐ出発。

 

K271経由でR226の坊津へ。

沖合いに見えるのは沖秋目島。

 

R226で西の野間岬を目指します。

 

途中にある『笠沙美術館』の展望台へ。

 

アートにはあまり興味がないので、美術館には入らず展望所からの眺めだけ楽しみます。

 

野間半島が見えてきました。

 

最終目的地の野間池の後浜。

野間池まで来るのは久しぶりです。

 

大きな屏風岩が目を引きます。

 

この後近くの食事処でランチの予定でしたが、

予定時間より遅れてしまったのですぐ戻ります。

 

お昼抜きで戻らないと帰りのフェリーに間に合うか微妙な感じに・・・

 

 

 

 

 

 

 

所々で気に入った風景を眺めながら指宿を目指します。

最後丸木浜展望所で写真を撮ったあとはノンストップで戻ります。

 

それにしてもR226の野間池~坊津区間はなかなか道路拡張が進みませんねぇ。

少し期待してましたが、一部トンネルは開通してましたけど・・・

 

最後に何とか間に合いそうなので平瀬公園で。

 

結局15分前にフェリー乗り場に到着しました。

フェリーなんきゅうに乗るのは最後かもしれないので

忘れないようにこの景色を覚えておきたいですね。

 

 

途中何ヶ所か寄りたいところがあったのですが、時間が足りず断念。

それでも行ってみたい神社があり、2ヶ所寄ってみたら???

なんか違うなぁ~っと思って調べてみたら、

神社の名前は合ってましたが違う場所の同じ名前の神社でした(≧▽≦)ゞ

 

 

今日の走行距離:413km。

 

 

今回行けなかったところはフェリーが運行してる今月中に行きたい・・・

でも今月2号機は車検だし行けるかなぁ?

今日は生憎の天気でしたがあっという間に2月も終わってしまいました。

 

プロ野球好きにはたまらないキャンプも終わりですね~

まぁ野球に興味がないakipyには、

キャンプ中は道が混むので嫌だなぁって思いますが・・・

 

宮崎は冬場は晴天率が高いため多くのキャンプ地となってます。

 

プロ野球だとジャイアンツ、カープ、ソフトバンク、ライオンズ、オリックス。

ファームがヤクルトと楽天がキャンプします。

 

他にもJリーグのJ1が7チーム、J2が8チームと大賑わい。

 

3月になると大学野球などが40校ほどキャンプする予定ですが、

コロナウィルスの影響でどうなるかわかりませんねぇ・・・

 

 

ところで、地元日南市ではカープとライオンズがキャンプをした訳ですが、

カープのキャンプ地そばのJR油津駅は

3年ぐらい前から『カープ油津駅』となりました。

 

キャンプ期間中はここで写真撮ってるファンの方をよく見かけます。

 

一方、同じく市内でキャンプしているライオンズも同じように盛り上げないと

ダメだろう・・・と思っていたら今年から変わりました。

 

『ライオンズ南郷駅』

 

2月2日にオープニングセレモニーがあったようです。

 

実は2月のキャプンイン前に記事にしようと準備していたのですが、

体調不良で記事をアップする元気がありませんでしたので今日になってしまいました。

 

 

と、まぁ時期はずれのネタになってしまいましたが、

野球好きの方は日南まで来られることがあれば一度眺めていってくださいな~