記念すべき第1回目・・・というほどのことではありませんが・・・
前回の記事にも書きましたが『ひむか神話街道』巡りは、
日本神話にちょっと興味があるので、訪問地はそちらがメインになります。
ついでに近くの名所とか巡って宮崎再発見になればいいなと思います。
さて『ひむか神話街道』の基点は宮崎県北西部の高千穂町にある天岩戸神社(県道7号線)
道路標識にも『ひむか神話街道』と書かれています。
では、基点となる『天岩戸神社』へ行ってみます。
神社の駐車場には『天手力男神(アマノタヂカラオノカミ)』
天照大御神が建速須佐之男命の暴れっぷりに岩屋戸に隠れた『引き篭り事件』
世界中が真っ暗闇に包まれるという話はご存知の方も多いはず。
その舞台が天岩戸神社です。
天岩戸神社は岩戸川を挟んで西本宮と東本宮とあります。
元々は別々の神社だったのが現在はひとつになっています。
鳥居の右前には「天照大御神」もモニュメント像があります。
これは「ひむか神話街道」の開通させるにともない、各地にこのような像が設置されました。
像とはいってもFRP製だと聞いてます。
実際、このような像がどこに設置されているのかハッキリわかりません。
県の観光協会に問い合わせてみましたが資料がなくてわからないとのこと。
普段は観光客で溢れかえる天岩戸神社(西本宮)。
訪れたときは人混みを避けるため早朝に参拝しました。
御神木 招霊(おがたま)の木
『西本宮拝殿』
御祭神は大日霎尊(おおひるめのみこと) 【天照皇大神の別称】
古事記では天照大御神としか書かれていませんが、
日本書紀では別名『大日孁貴神』と書かれているそうです。
この拝殿の裏の岩戸川の対岸に岩屋戸(洞窟)があります。
西本宮はこの天岩戸を御神体として祀る神社です。
神社ではお昼を除きAM9:00から30分おきに拝殿裏の遥拝所に神職さんが案内してくれます。
それに参加しないと天岩戸を見ることは出来ません。
社務所前の休憩所で待っていれば神職さんが声をかけてくれます。
なお、御神体の天岩戸は聖域なので撮影は禁止です。
神職さんの話では、元々は現在よりももう少し洞窟は大きかったそうですが
一部崩落してしまったそうです。
聖域につき神職さんも立入禁止なので竹薮に覆われてハッキリみることは出来ませんでしたが・・・
神楽殿。
神社の大祭などで無形文化財の『天岩戸神楽』が奉納されるそうです。
続いて東本宮へ。
神社周辺の各家庭の軒先にはこのようなお面(神楽面?)が飾られてます。
西本宮から歩いて3分程。
御社殿。
御祭神は天照大御神。
天岩戸から出られて最初にお住まいになられた場所だそうです。
御社殿奥にある御神木の『七本杉』
根元が全部繋がっているそうです。
こちらで参拝を終えるとまた西本宮に戻ります。
西本宮を通り抜けて一旦県道を少し歩くと天安河原へと下る道があります。
岩戸川沿いの道をしばらく歩きます。
天安河原。
天照大御神が岩戸屋に篭られたときに八百萬神がご相談された場所です。
思兼神(おもいかねのかみ)と八百萬神が祀られています。
戦後ぐらいから願いをこめて石を積むと願いが叶うという風習が広まったそうです。
ホントは陽が差し込む時間帯がイイのですが、観光客が多すぎるので・・・
最後にご朱印を頂きました。
他にも兼務されている石神神社・落立神社・鉾神社・二嶽神社も
こちらで頂けるそうですが、自分は参拝してませんので頂きませんでした。
人気のある神社で時間が掛かるので、最初にご朱印をお願いしてから
参拝されたほうがいいかと思います。