鹿川探検隊!・・・② | akipyオヤジの放浪記

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・・・①より続く。

 

 

ここより先はバイクでは進めないので山登り装備に着替えて徒歩で進みます。

目指すは初めて鹿川渓谷に来たときから一度登ってみたかった鉾岳(ほこだけ)です。

 

ところでこの先新たに修復された林道は2ヶ所崩落していました。

さらにその先は修復されていない林道が続きますが、あちこちで崩落(5、6ヶ所)していますので

その上を慎重に通過します。

 

見るからにもろそうな感じなのでこれからも全面修復はおそらくムリでしょうねぇ・・・

 

ところどころでミツバツツジが咲いていました。

 

歩き始めて25分、林道から右に折れ鉾岳に進みます。

 

一応は事前に登山ルートは頭に入れてきましたが、

今まで登ってきた山同様しっかり整備されていると思っていました。

 

これより先ピンクのリボンだけが頼りです。

 

林道を折れてから15分、沢に出ました。

 

山頂に近い場所ですがそこそこ水量もあります。

 

このまま源流を見てみたいと思いましたが時間が足りなくなるといけないのでパス。

 

ここで案内板に気付きました。

沢へ下りてきた道に雄鉾、沢沿いに雌鉾と矢印が出ています。

 

あれ?降りてきた道に雄鉾の案内があったかなぁ・・・

結局雄鉾へのルートはよくわかりませんでした。

 

雄鉾の方が標高は高いのですが行きたいのは雌鉾。

矢印の方向へ沢沿いを進みます。

 

こんな垂直に近いルートをロープを頼りに登ります。

通常の整備された登山道と違い思った以上に体力を消耗します。

 

雌鉾山頂直下まで着きました。

最後はハシゴ(脚立)とロープ登りです。

 

足場があまりよくないのでハシゴのある岩に登るのもチョイ苦労します。

ハシゴは途中までで、その先はロープのみです。

 

最後のロープを登るときは内心ヒヤヒヤしながらもなんとか到着。

 

念願だった雌鉾山頂です。

 

この絶景が見たかった!

 

でも岩峰の下は絶壁です。

絶景で絶壁、これ以上は怖くて先に進めません・・・

 

こちらは鬼の目山?

 

雌鉾山頂でランチの予定でしたが、思ったより風が強いので諦めます。

 

こちらは雄鉾。

 

またこのロープを使って下ります。

万一切れたら終わりですね( ̄_ ̄ i)

 

下りたらコチラは岩陰で風があまりないのでランチ。

お決まりの『青空カップラーメン同好会』開催!

 

それにしてもこの鉾岳登山。

善意であちこちロープやハシゴを掛けて頂いてますが、

万一切れたりしても自己責任ですからそう考えると怖いですね(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 

ランチ後は元の沢にもどり沢を渡ってからまた林道に出ます。

林道をしばらく歩くとまた右に折れます。

 

また沢に出ました。

 

この日は水量が少なかったですが、甌穴状になっているところを見ると

それなりの勢いで流れるんだろうなぁ・・・

 

次の目的地、『パックン岩』を目指して下ります。

 

鉾岳展望所の案内があったのでそちらが正規ルートだと思い登ってみました。

展望所は文字通り少し離れたところから見えますが、特に寄る必要はない気もします。

 

実際こちらはピストンでパックン岩へのルートではありませんでした。

こんな分岐には案内板が欲しいところです。

 

パックン岩へ向かう途中で滝が見えてきます。

この先結構な下り、これをまた登ってくる(しかも急登)となるとちょっとマズイかも・・・

ということでパックン岩は断念し元の道を引き返します。

 

 

このあとついに両足が悲鳴をあげ、ふくらはぎと太ももが痙攣し始めました。

このくらいの距離でこんなことになることはなかったのですが・・・

 

最近登山の回数がメッキリ減ったせいかそれとも歳なのか・・・

朝調子に乗って林道走ったのもあるかもしれません。

Vストで走ると振り回されないよう結構両足首に力入れてバイク挟み込んでるし・・・

 

この後はとても写真を撮る余裕はありませんでした。

いつもなら30分程度で下れる距離でしたが、

途中で何度も足が痙攣し1時間半も掛かってしまいました。

一瞬、このまま下りられないのではと考えてしまいました。

 

その後ようやくバイクまで戻り林道を麓まで下ったものの

バイクを停めようとサイドスタンドに足を伸ばすとまた痙攣・・・

 

運転中も何度か痙攣しそうになりながらも何とか無事に宿に到着しました。

 

 

ということで、akipyからの教訓。

・鉾岳登山は非常に滑りやすくハシゴやロープなど危険な場所が多く思った以上にキツイ。

   なので単独登山は止めましょう。

・案内板がやや足りないのでルートがわかりにくい場所がある。

   事前の下調べは入念にしておきましょう。

 

 

今回の走行距離:512km

 

自分もすっかり体力が衰えたようなのでしっかりトレーニングしなくては・・・

と思いを強くしたakipyでした。 ※と、毎回思ってる・・・

 

 

ちなみに翌日起きても多少よくなった程度だったので

予定をすべてキャンセルしそのまま帰宅しました。