「Disney Music Store」 を名乗る非インターネットサービス
鈴木亜美が、「美女と野獣」「ジッパ・ディ・ドゥ・ダー」のカバー曲を
「Disney Music Store」で先行独占配信する。
アヒル口とドナルドのエピソードについては、ノーコメント。
「Disney Music Store」について「あれっ?」と思う人がいるかもしれない。
名前から推測できるように、ディズニーミュージックのオンラインストアだ。
正式名称は 「Disney Music Store on フレッツ
」 という。
日本独自のサービスだ。
「Disney Music Store on フレッツ」 は、NTT東西のフレッツ網利用者だけが
利用できる「DisneyBB on フレッツ」の有料サービスのひとつだ。
ネット上の 「Music Store」と 聞くとインターネットの音楽配信サービスだと思うが、
これはNTT東西が提供する 「Bフレッツ」 「フレッツ・光プレミアム」「フレッツ・ADSL」の
契約者だけが利用できるサービスで、フレッツ網のサービスだ。
インターネット上のサービスではない。
WEB ブラウザやインターネットプロトコル、Windows Media Player を使用するが
インターネット上のサービスではないのだ。実に紛らわしい。
ディズニーといえば、本家はピクサーの買収でアップルと蜜月関係にある。
iTunes Video にも、真っ先にブエナビスタ作品が公開されるくらいだ。
勝ち馬に堂々と乗れる環境にあるのに、日本ではこんな会員限定サービスで
「Disney Music Store」 を名乗っていると思うと、情けなくて涙が出る。
フレッツ網がチンケとは思わない。NTT の施設は世界有数だし、
圧倒的な営業力の賜物である事は間違いない。
また iPod や iTunes がベストとも言わない。
iTunes のユーザインターフェースは、お世辞にも洗練されてはいない。
だが、多くの人が利用する環境があり、会社の関係上の問題もないのだ。
日本の iTunes に、堂々とディズニーの音楽を乗せられるはずなのだ。
そこに至る垣根は、他の日本法人に比べれば低いはずだ。
それなのに、なぜわざわざ限定会員サービスでディズニー音楽を配信するのか。
目の前の小銭に捕われた、と思われても仕方ないのではないか。
このサービスに、利用者への配慮が見えない。
お知らせ
PCを修理に出しており、ちょっと更新が滞っております。
大きなネタが出てきたらケイタイからでも更新しようと思いますが、
しばらくちょっと滞りがちになります。ごめんなさい!
年内には復旧予定です。
タイアップグッズはコレクター泣かせ
ブエナビスタジャパンが、コカ・コーラ / エステー化学とタイアップキャンペーンを張る。
コカ・コーラのキャンペーン
は、コカ・コーラ社の1.5リットルペットボトルにある
シールを集めて送ると、オリジナルグッズが当たるというもの。
エステー化学のキャンペーン
は、クイズの回答をハガキで送ると
正解者の中から、プラズマテレビや米ディズニーランド招待券などが当たるというもの。
どちらも DVD を買ってシールを集めて・・・というキャンペーンではない。
タイアップ製品側では、宣伝とプレゼントにディズニーキャラクターが利用でき、
ディズニー/ブエナビスタ側は、タダ同然で DVD の宣伝が出来る。
こういった相乗り型のタイアップは、京王電鉄のパスネットカードなどでも行われている。
タイアップ商品、特にプレゼントだけで入手できるディズニーグッズはコレクター泣かせだ。
コカ・コーラのキャンペーンでオリジナル DVD プレイヤーに応募しようとすれば
1.5リットルのドリンクを最低でも6本消費しなければならない。その量、9リットルだ。
それでやっと一口分の応募ができるわけだから、道は険しい。
ヤフーオークションに頼る人が多いのも、理解できる。
著作権保護の害悪
8/2 以降に発売されたディズニーDVDが、一部DVD機器で再生できなくなっており
ブエナビスタからアナウンスが出ている。
弊社製品についてのご案内 (club.buenavista.jp)
要約すると、DVD の不正コピー防止のために Macrovision社 の RipGuard を導入したところ
一部の DVD プレイヤーで再生できなくなった、とのこと。
タイトルこそ要を得ないが、
・問題が報告されている DVD 機器
・問題が発生する可能性がある製品 (DVD ソフト)
が一覧になっていて、好感が持てる。
こういった情報に必要なのは一覧性であり、
どの製品をどういうプレイヤーで使うと問題が出るのか、
ということが分かりやすくなっている事が肝要だと思う。
機器名とはいえ他社製品名を出すのは勇気が要る事だし、
今後も改定が必要になる機器一覧を公開する事も、通常は憚るものだ。
今回の対応姿勢自体は、とても素晴らしいものだと思う。
ただ、不正ユーザ・海賊版に対する対策によって
正規に購入したユーザが被害に遭うのは論外と言える。
もしディズニー/ブエナビスタが 「正規ユーザに被害が出る可能性」 を知っていながら
このコピープロテクトを採用したのだったら、最低であり外道であり糞虫以下だ。
映画をよく観る方だったら一度は観た事があると思うが、
上映前に海賊版・不正コピーに対する啓蒙 CM が流れる事がある。
いくつかパターンがあるが、よく観るのは血の涙を流した少女で始まりドクロが出て終わるという
実に趣味の悪い映像だ。
映画館でそのCMを観ている人は、正規に入場料を払っている人ばかりだ。
その人たちに不正コピーや海賊版の啓蒙をしてどうするというのか。
無礼にもほどがある。
スクリーンをビデオカメラなどで録画している不届き者は、
冒頭の宣伝などカットしてしまうだろう。
著作権啓蒙の映像が冒頭に流れる海賊版など、出回るわけが無い。
この CM を作る金があるのなら、海賊版天国の某国に対策本部でも作るべきだ。
不正ユーザや海賊版による被害は、間接的に正規購入ユーザの被害でもあるとはいえ
基本的には著作権者の権利保護上の問題に過ぎない。
いかなる場合でも、著作権対策のために正規ユーザが被害を受ける事があってはならない。
単に無礼だというだけに留まらず、著作権に対する理解が得られなくなる根源となってしまうからだ。
最初にディズニー/ブエナビスタがしなければならない事は、
現行のコピー対策をこれから発売する製品では採用しない事だ。
米ディズニー、ゲーム機「Wii」専用のソフト会社設立
米ディズニー、「Wii」専用のソフト開発会社設立
(NIKKEI NET)
米ディズニー傘下の Buena Vista Games は、
任天堂の次世代ゲーム機「Wii」専用のゲームソフト開発会社である
「Fall Line Studios」を設立したと発表した。
「Wii」および同じ任天堂の「Nintendo DS」向けのゲームソフト開発を行う開発会社で、
ディズニー関連ゲームの開発を行う。
Buena Vista Games は本ブログで初登場だが、
その名から分かるようにディズニー関連のゲームを販売する会社だ。
ゲーム開発は基本的に外注で行っており、いわゆるパブリッシャー。
前身は 「Walt Disney Computer Software」 という会社で、
設立した1988年から1996年まではここがディズニー系のゲームを扱っていた。
この会社が関連傘下企業の統合により 「Disney Interactive」 と変わり、
後に 「Buena Vista Games」 と社名が変更された。
なお Buena Vista Games はこれまでディズニー関連作品のみを発売してきたが、
初めてオリジナル作品(ディズニー由縁ではない作品) となる「Spectrobes」 を発表しており、
今後は独自路線を歩み見始めるかもしれない。
閑話休題。
今回は「Wii」と「DS」向けゲームの専門の開発会社を設立したとのこと。
要は外注中心から、お膝元で開発を行うということで大きな転換と言える。
「Wii」は対象年齢が広いゲーム機で、ディズニー映画が好きな子供も
主要なターゲットになっているとの事。ここに注力するという戦略のようだ。
Buena Vista Games らしい、実にフットワークの良い事業展開と言える。
- Wii (amazon.co.jp リンク)
- 日本では 12/9 発売。 アメリカは11/19発売とアメリカの方が早い。
- サンクスギビング需要を見込んでの事だろうか。
ディズニーランド&ディズニーシー、来園者数 4億人突破 -
11/1 に、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの
累計来園者数の合計が4億人を超えた。
<TDL>来園者4億人に ディズニーシーの開園で弾み (yahoo)
ゲートの異なる二つのパークの合計ということは
TDL と TDS の両方でイベントを準備していたのだろうか、とか
4億人目が不倫カップルだったらどうするのだろうか、とか
4億人目が TDL と TDS で同時入場したらどちらが選ばれるのだろう、とか
無粋な事を考えるのは、ナシだ。
3億人目が02年11月という事なのでなかなかのハイペースと見ていい。
ただ、TDS が開園してからは伸びが加速しているわけだから
必ずしもこの4年で来園者数が急激に伸びているわけではない。
東京ディズニーランドの候補地は、今の浦安市舞浜のほかに
静岡県清水市 (現・静岡市清水区) があったと聞く。
清水にディズニーランドが出来ていたら、この集客はなかったのではないかと、
ふと思った。
スペシャルエディション、プラチナエディションを抜く
はてさて、先々週あたりは毎日のようにディズニー関連ニュースが飛び込んできたが、
先週末あたりからハタとニュースが入ってこない。
良いニュースも悪いニュースも、まったく無い。
かといって旧作を紹介する余裕もなく、こまめにアクセスして頂いている
方々には本当に申し訳なく思っている。
小ネタになるが、勘弁して欲しい。
- リトル・マーメイド スペシャル・エディション (amazon.co.jp)
- 先月末あたりから、 『リトル・マーメイド』 のDVD売り上げは
廉価版の 「スペシャル・エディション」 が特別版の 「プラチナ・エディション」 を
上回るという逆転現象が起きている。
これは 「プラチナ・エディション」 が売り切れた訳ではなく、
どうやら 「リトル・マーメイドを待ってた組」 がひとしきり 「プラチナ・エディション」 を購入し、
購買層が落ち着いた層に移ってきた、という事だと思う。
個人的には発売する意味があるのか?とも思った 「スペシャル・エディション」 だが、
出番はきちんとあるようだ。
- ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション
年末には、「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ チェスト」 のDVD が発売される。
ブエナビスタ&ディズニーとしては今年最後の目玉だろう。
まだ劇場公開しているところもあるというヒット作品で、来年春には三作目も控えている。
個人的には 「DVD発売」 というカードの切りどころを誤ったように思うが、どうだろう。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』 好調!
3館の限定上映ながら、3Dであらためて劇場公開された
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が好調のようだ。
ブエナビスタの発表によれば、週末2日間で動員5,853人、興行収入8,095,800円。
スマッシュヒット!という感じだ。
米国では 10/20 に168館で公開され、3日間で興収$328万ドル。
たった168館の公開で、全米興行収入ランキング12位になった。
国内でも、もうちょっと拡大公開してもらえないもんだろうか。
ディズニーデジタル3-D版 ナイトメア・ビフォア・クリスマス 公開
- ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション
- これは 11/22 に再発売される DVD。 3Dバージョンではない。
既報
の通り、10/21 からディズニーデジタル3-D版 の
ナイトメア・ビフォア・クリスマスがロードショーされている。
あまり大規模な上映ではないとは聞いていたが、
作品サイト
にも上映館が掲載されていないというスタレっぷり。
上映館は、下記の3館。 残念ながら関東限定だ。
シネマイクスピアリでは、英語版の上映も行われる。
字幕は無いので性根をすえてかかるように。
ワーナー・マイカル・シネマズは全国に30館以上あるのに
上映するのは上記の2館だけだ。
まあタッチストーンの映画をワーナー系で上映できるだけハッピーなのだが・・・
景気の悪い話
景気の悪い話を二つまとめてお届けする。
ココは (なんだかんだ言っても) ディズニーのファンサイトであり、
訪問される方もディズニーファンばかりだ。
正直ディズニーファンには面白い話ではないので、ご承知置き頂きたい。
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オリエンタルランド、ディズニーストア再建へ
(Nikkei net)
ディズニーストアは、オリエンタルランド(OLC) の100%子会社である
リテイルネットワークスが展開している。
が、売り上げの低迷にテコ入れをするため、OLC 自身が
企業支援会社のリヴァンプという会社とテコ入れをする、というニュース。
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TDRに大異変! 入場減とスポンサー離れ (JCast)
これは元ネタがJCastなので信用できないと言う方もいるかも知れないが、
当たらずとも遠からじ、という内容だと思う。
スポンサーが大量に契約更新を打ち切ったのは、既報 の通り。
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どちらのニュースも原因・理由はそれぞれだろうし、
「ディズニー」という共通の原因もあるかもしれない。
いずれにしてもこんなチンケなブログでは洗い出せるような原因であるはずもない。
ただ、ディズニーリゾートやディズニーストアも
決して殿様商売ではいられない時代になった、という事は明らかだ。
ディズニーファンは
「ディズニーランドは大人気の遊園地で、いつまでもあそこにある」
とは考えられない状況になりつつある事を、頭に入れておくべきかもしれない。