こんにちは☀
今日もお越しくださり
ほんとうにありがとうございます
私には
自分のことをずっと
足りない足りないと思って生きてきた歴史があります
それは同時に
足さなきゃ埋めなきゃ
と必死だった💦歴史でもあります
だれかに
”足りないよ”と言われた記憶はありません
だから愛されないんだよ
と言われたこともありません
けど、
こどもを見ていると
よく分かるような気がします
3年くらい前。実家に帰省する新幹線の中で。
親のひとことを
どう受け取るか
親の一挙手一投足を
どう受け取るか
ここに
生きるエネルギーのすべてを
依存しているといっても過言ではない
ということ
親の愛が命綱
なので
愛されていないと感じた瞬間
”どう命をつなぐか”
というセンサーが無意識のうちに
活性化する
それは
親の愛を直接確かめる
なにかを試みることかもしれないし
親以外の存在に
エネルギーを求めることかもしれません
いずれにしても
命をつなごうと必死なことに変わりはなく
ただその方法がさまざまある
というだけで
親とつながる感覚の
グラデーションによって
身の安全安心をつねに確認している
それは、だれもが経験する
自分で自分を愛することができない
”こども”という一時代のあり方なのかもしれません
そんなこどものひとりは
こんなことを思いながら
大きくなっていきました...
●小学2年生ころ
サッカーをこよなく愛するサッカー少女。ある日、サッカー友だちが約束の時間になっても現れないことを親に訴えたら、「しょうがないじゃない、来ないものは。」と相手にされず、ひとり泣きつづけた記憶あり。だからか分からないけれど、家から30メートルの距離に住む友だちのお母さんに、”自分を見て欲しい”、”かまってほしい”といつも思っていました。もう、痛々しいほどに
●中学生時代
嫌われたくない。その一心で、クラスメイトに必死に話しを合わせるも、アイドルグループの光GENJIが分からない！「テレビを観たい」と親に相談しても、許されたのは決まった時間のNHKとサザエさんのみ。門限も相談するが一蹴され、親への反発が一気に高まる。心を閉ざし、口も閉じ始める。二度と話すもんかと、決意した記憶あり。
●高校時代
このころになるともう、本心を隠していることにすら気づかない。友だちを笑わせることが楽しくて、ずけ（当時のあだ名）は面白い、ずけに会えるだけで楽しくなる、そんな言葉にますますおどけて見せて、けど恋愛も部活も勉強も、友だちの幸せ、友だちの勝利、友だちの成功を顔は喜んでも内心は劣等感でいっぱい。ひがんでばかりの記憶あり。
●大学時代
部活三昧。ワンダーフォーゲル部で山歩きを楽しむ。一方で、掛け持ちしていたサッカーサークルでは、力を出し惜しみ。大したことないと思われると怖い。けど、必要とされたい。だから、練習参加は控えめに、人数不足で要請されたときだけ試合に出場。なんだかな～と思っていた記憶あり。
●2２歳
1年間イギリス留学。親に一切相談せずひとりもくもくと準備進める3ヶ月間、暴食止まらなくなる。（←記事にしました）留学先で将来の夢を聞かれるたび、外交官になりたい。国連で働きたい。と答えつづける。なんとなく虚しさを、感じながら。
●24歳
NGOで開発途上国のボランティアに携わる。訪れたインドで出会った精力的なNGOリーダーの女性に惚れる。
水色のサリー着たのがNGOリーダーの女性。隣は私。
●27歳
インド人リーダーの女性がガンで亡くなったことを知り、背中を押され転職を決意。東京の実家から長野へ移住。仕事に明け暮れる毎日。気づけば趣味なし彼氏なし。結婚できないことを恥ずかしく思い、休みの日は部屋にこもる。
●33歳
10歳以上離れた年上バツイチの彼ができるも、親の猛反対に合い、泣く泣く結婚をあきらめる。
●34歳
この人についていく！と決めていた職場の上司がガンで亡くなる。喪失感とともに働く目的を見失う。このころ周りに結婚する人が増え、焦り始める。
●37歳
いま逃したらあとはないと、”この人じゃないかも”という違和感を無視し、学歴も職業も親の目に叶う人との結婚に踏み切る。新潟へ移住。同居翌日から、ケンカ。
●39ー40歳
不妊治療で子ども授かるも、夫との仲は冷めている。0歳で自然の中でのびのび遊ばせる方針の保育園に母子入園。”こどもの持つ育つ力をジャマしたくない”という思いが強くなる。生活費をくれない夫への不満がたまるも、どうすることもできない。
●42歳
子育てをめぐり、夫とのバトルが激しくなる。離婚を意識し始めるタイミングで友人に誘われ、夫に内緒で投資を始める。
●43歳
ケンカの最中、別れを切り出す。「こどものために、別れない」という夫の言葉に、「こどものために、別れたい」と決意。3か月の話し合いののち、別居。さらに3か月話し合いを重ね、離婚。
●44歳
いつものルーティーンでスマホを開き、投資先のページにアクセスするも取引中止のアナウンス。なんどやってもつながらない。ここで、詐欺だったと気づく。1円も回収できず。別居を後押ししてくれたし、こどもとの生活費としてあてにしていたので、茫然自失。このころからいろいろな学びに自己投資。自立目指しパートを辞め、親に借金するも、まったくやる気が起きない日々。私、なにやりたいんだっけ？
●45歳
パートに復帰し、改めて自立の道を探る中、「五常」に出会う。まずは、自己愛を育もうと、感情／感謝ノートをつけ始める。
7冊になったノートたち。
これを書いている10日くらい前
つまり、2023年6月19日
（大切な記念日だから、書いておく！）
どどーんと大きな気づきがやってきて
あわわわーーってなってます（笑）
言うよ
言うよ
聞いてね
それはね
私は、足りてなくなんかなかった！
愛されてないこと、なかった！
ずっとずっと気づかなかったけど
いつも足りていたし
いつも愛されていた
ここに書いたことすべて
そのことに気づくための
大切で、必要な体験だった（泣）
ということについ、
10日前に気づいたのです
フリードリヒ2世の実験、ご存知ですか？
50人の赤ちゃんを
スキンシップも言葉のやりとりもないまま育てたら、どうなるか？
というなんとも残酷な大昔の実験です
ミルクを与えたり
排泄のお世話以外は、なにもしない
結果は、全員死んじゃったそう
（「フリードリヒ2世、赤ちゃん」で検索すると情報が出てきます）
私が今日もこうして生きて
ブログを書いたり誰かと話ができるのは
間違いなく、与えられてきたから
親に心を閉ざし口を閉ざし
自分は愛されないし
愛されるに足る人間ではない
思っていたけれど
自分のふるまいによって
その思いはどんどん強まっていったけれど
帰る家があって
迎えてくれる家族がいて
電話すれば出てくれて
食べたいときに食べられて
トイレも行けて
お布団で寝ることができて
すべて
与えられていた
ただもしひとつ
欠けていることがあったとすれば
”会話”
それも、
心と心が触れ合うような
温かな会話
これだけが
大きく欠けていたかもしれません
けどね
それを補ってあまりあるほどの言葉を
親以外の先生や友人やメンターや本からたくさん受け取ってきた
辿るとやっぱり
足りてないことはなかったんだって思うのです
与えられてきたことを
忘れてしまったとしても
感じられない人は、いないから
たとえ忘れたとしても
ちょっとずつ
思い出していけばいい
ペースもタイミングも
ひとりひとり違う
けど、
ゆっくり丁寧に辿ることで
確実に、感じる心はよみがえる
いまある
ありのままの気持ちを
感じて、味わいながら
なによりそれが
既に許され愛され生きている
実感そのものだと思うから
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