ナスヤは鼻腔にオイルを2滴ずつ入れる浄化法で
鎖骨から上全ての不調に良い、
とされています。
鼻腔にオイルを垂らすと、上咽頭を通って喉にオイルが落ちてきます。
上咽頭からアーマ(未消化物、毒素)を取り除くことは
全身の健康にとって
とても大きな意味があります。
鼻うがいで、物理的にウィルスや埃を洗い流したら
今度は鼻腔にオイルを入れて
オイルの力で毒素を溶かし出して体外に出す、
ナスヤにも挑戦してみましょう!
2種類のナスヤ
健康な人が、セルフケアとして行えるナスヤには
2つの方法があります。
① 綿棒や小指の先にオイルをつけて、鼻腔に塗る
この方法をとる場合は、
加熱処理した太白ごま油がオススメです。
上咽頭の浄化、というよりは
鼻腔を乾燥や埃、寒さなどから守る目的で行います。
② 鼻腔にオイルを2滴ずつ垂らす
より奥までオイルが入ります。
こういう容器を使ってもいいですし
小さいスプーンや
手のひらにオイルを乗せて
鼻孔にくっつけ、
片方の鼻を塞いで思い切り吸い込む、でもいいです。
スポイトは不衛生になりやすいので
やめた方が良いです。
使うオイルの種類
もしくは、
日常的にナスヤをするのであれば
太白ごま油でも効果は十分期待できます。
加熱処理が面倒なら
こういう、マッサージ用のセサミオイルがあるので
それでもいいです。
効果が高い、ナスヤのやり方
① 顔、頭のオイルマッサージをする
はい、いきなり面倒臭い〜〜 笑
この時のマッサージオイルは、
太白ごま油か
夏ならココナッツオイルでもOKです。
洗面器に60度ぐらいのお湯を張って
バスタオルをかぶって蒸気を顔に当てる、
お好きな方法でどうぞ。
洗面器の蒸気を吸い込む方法の時に、
ミント、ユーカリ、シトラス系のアロマを垂らすのも良いです。
庭木にみかんがある人は
みかんの葉っぱを煮出したお湯の蒸気を吸い込むのも良いです。
③ オイルを2滴ずつ垂らし、2〜3分じっとしている
鼻腔にオイルを入れたら
上を向いて数分間じっとしています。
そのうち喉の奥、口腔内にオイルが降りてきます。
この時に、スチームをするとさらに効果がアップします。
④ 喉、口腔に降りてきたオイル、痰を吐き出す
行儀が悪い!と怒られそうな
「カァーーーッ!ペッ!!」
という、あの排痰方法で吐き出すのが
一番出せます。
⑤ 痰とオイルが出切ったら、よくうがいをして終了
自宅などで、プライバシーが守られる、時間がある時は
①〜⑤ までをしっかりやるのもよし。
外出先で、鼻の中が埃っぽいな〜、とか
ちょっと頭が疲れたな〜、という時は
鼻腔にささっと塗るだけ、
あるいは2滴入れても奥まで入れずに
入れた後に鼻をよく揉む、などでもOK。
とにかく鼻にオイルを塗るのが大切。
わたしは特に埃っぽいなと感じる時は
オイルを含ませたティッシュをねじって鼻腔に入れ、
鼻を軽く抑えながらティッシュを引き抜く。
ということをします。
その後鼻うがいすると、
すごい爽快・・・・!
禁忌事項
・発熱など体調不良時
・慢性化膿性鼻炎(他の治療法が優先される可能性があるため)
・満腹
・飲酒後
・聴力喪失、著明な難聴
これ以外であれば、いつナスヤを行っても
それはとても健康に良いこと、とされています。
最後に
実は鼻腔の奥、というのは
構造が複雑なので
2020年になって新しい器官が発見されるぐらい
まだまだ謎が多い部位でもあります。
なので、それが解明されていったら
鼻腔にオイルを入れるナスヤが
”鎖骨から上全ての不調に良い”
というのが決して大袈裟でも、不思議でもない、
ということが解明されるかもしれません。
たまにお得情報を先行でお知らせします。
ご予約、お問い合わせ、ポイントカード。