40年の時を経て。。
少し前の話ですが、大村家庭を大切にする会坂元威佐さんたちが主催された「第39回いのちの講演会」が開催され、当院スタッフと参加しました。
演者はこうのとりゆりかごの当事者宮津航一さんです。大変感動しました。驚きました。まさかあの時の小さな子どもがこんなに立派な青年になり活動されているとは。、、当時は赤ちゃんポストと揶揄されて名前を明かしての活動は勇気がいることでしょう。。
質問コーナーでは89歳のおじいちゃんが生きるヒントを質問されていました。また、親との不仲関係の看護学生さんが勇気をもって質問されていました。家族の定義についての言葉が印象的でした。「家族とは血の繋がりがなくとも最後まで味方である存在である。」ということ。
家庭環境、人とのかかわりでこのような立派な人になるとは。。
昭和55年が第1回です。当初は5名のお母さまの読書会の集まりからスタートしました。創業メンバーには坂元威佐さんと私の亡き母も入っていました。40年以上たって、私も会に参加させて頂き、25年前に亡くなった私の母も立ち上げに関わっていたことを知りました。。母からは何にも聞かされてはいなかったのですが、時を経て同じことに興味を持って行動していたことに何か見えないものに動かされているような不思議な気持ちでいます。。今このような立派な会となり、影響の輪を広げづづけていることに感動しました。今度佐賀でも講演会があるそうです。命について改めて考えされられました
