スタッフによるスタッフのためのセミナー!!
行ってきました!!京都へ。なんとこの日は気温39度!!「スタッフによるスタッフのためのクリニックセミナー・全国大会」へ参加してきましたよ
全国の様々な先進クリニックのスタッフさんによる自分のクリニックの取り組みの発表会です。自分たちの組織の色を発表する。
一体どんな感じなのかな??興味半分で参加
あるクリニックではこの4月入職のメンバーが自ら準備して発表という凄いというか、おそらくは日本一レベルのクリニックづくりの発表を目の当たりにして、参加した私たちも影響を受けました。これは伝えるのが難しいのですが、どうやったら患者さんに喜んでもらえるのか?どうやったら働く自分たちが、働き甲斐、やりがいを感じるのか?そのマインド、姿勢についての発表。
主催者のコメント「終わって泣けるくらいやり切れる」その姿勢にレベルの高さを感じました!感謝です🥰
スタッフの皆さんは終わったあと、号泣している人もいました。最後まで自分達で考えてやり切る!スタッフによるスタッフのためのセミナー!
このセミナーを作り出した主催者來丸さんの存在の大きさを実感。働くメンバーにとって、患者さんにとって良いクリニックとは、メンバーにとって良い職場とは。。まだまだ当院は伸びしろだらけだ。。と気づいた一日でした。。しかし、患者さん想い、スタッフ想いのすごいクリニックが全国にはまだまだありますね。。唐津の伝説の産科たなべ産婦人科の田辺先生とご挨拶できました。今度、見学にいきます。当院のスタッフではわざわざ、唐津まで行ってお産したとか。。わざわざ行くクリニックとは??
楽しみです佐賀県 唐津市の産婦人科 - 医療法人虹心会 たなべクリニック産科婦人科
Dr.UEDAがひも解く「3分で学ぶ皮膚科学最前線」
「3分で学ぶ皮膚科学最前線」
低用量ミノサイクリン製剤 DFD‑29(40 mg)による中等度〜重度パパル膿疱型酒さ第III相試験(MVOR‑1/2)
【論文概要】
研究目的: 低用量ミノサイクリン製剤 DFD‑29(40 mg/日)の有効性・安全性を従来の低用量ドキシサイクリン(40 mg/日)およびプラセボと比較評価。
試験デザイン: 二重盲検・無作為化・プラセボ対照第III相比較試験2件(MVOR‑1/2)。米独61施設、18歳以上のパパル膿疱型酒さ(PPR)患者653例をランダム化(DFD‑29:ドキシサイクリン:プラセボ=3:3:2)し、16週間1日1回内服。
主要評価項目: (1) Investigator’s Global Assessment(IGA)で「治療成功」に到達した割合、(2) 炎症性病変数の変化量。
主な結果: DFD‑29はプラセボおよびドキシサイクリンに対して両主要評価項目で統計学的に有意な優越性を示した(IGA成功率差 +33〜34% vs プラセボ、+18〜28% vs ドキシ;病変減少差 −6.8〜−9.2個 vs プラセボ、−3.5〜−4.7個 vs ドキシ)。
安全性: 有害事象発現率 DFD‑29 26–42%、ドキシサイクリン 22–33%、プラセボ 36–37%。最も多いAEは鼻咽頭炎とCOVID‑19で多くは軽度。重篤な薬剤関連AEや投与中止例は稀で、リスク‑ベネフィットは良好。
• 従来同量の低用量ドキシサイクリンを超える新選択肢。
• 16週間の服用で赤み・ブツブツともに有意改善。
• 重篤副作用は少なく、抗炎症主体の低用量テトラサイクリン。
• 長期治療における耐性菌リスク低減が期待でき、ドキシサイクリン不耐例にも有用。
【☝ここから学べるポイント】
• 1日1カプセル(40 mg)を16週間継続することで高い改善効果が期待できる。
• 途中で自己判断による中断をしないことが治療成功の鍵。
• 副作用は鼻かぜ様症状など軽度が中心。気になるときは早めに医師へ相談。
• 抗炎症作用が主で、耐性菌リスクを抑えながら使用できる。
• ドキシサイクリンが合わない場合の代替薬として検討可能。
• 低刺激スキンケアと紫外線対策を併用することで再発予防につながる。
• 妊活・妊娠・授乳中は使用前に必ず医師と相談すること。
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上田皮ふ科10周年のごあいさつ~本当のプロフェッショナルとは何か~
上田皮ふ科 10周年のごあいさつ
―― “本当のプロフェッショナル”とは何か ――
みなさん、いつも本当にありがとうございます。
おかげさまで 上田皮ふ科 は開院から 10年 を迎えました。
患者さまをはじめ、クリニックを支えてくださるすべての方々、そして日々現場で挑戦を続けてくれているスタッフ一人ひとりに、心から感謝いたします。
オープニングメンバーへの特別な感謝
開院初日から今日まで、Kさん と Mさん は変わらぬ姿勢でクリニックを支え続けてくれました。
オープニングスタッフがいまだにいてくれるクリニックは大変珍しいと思います。全国の先生方とも交流がありますが聞いたことがあまりないです。
この組織が上手くいっているのは、このお二方がオープニングスタッフとしていてくれたからに他なりません。本当に私は人に恵まれています(^^♪神様に感謝しなければなりません。。
①毎日同じ質を保ち、淡々と仕事を積み重ねる力
②「当たり前」を決して疎かにしない誠実さ
③10年間揺るがぬ継続力がもたらす安心感
雨の日も、風の日も、嵐の日も、雪の日も。
どんな状況でも“コツコツ”と仕事に向き合うお二人の姿は、まさに 真のプロフェッショナル そのものです。改めて深く感謝申し上げます。
“本当のプロフェッショナル”とは?
最近、著名な経営者のお話をうかがう機会が増えましたが、私が最も学んでいるのは KさんとMさん の言葉と姿勢です。
本当のプロフェッショナルとは、「淡々と、誠実に、同じことを高い水準で積み重ね続ける人」。
派手な成果や一瞬のひらめきも魅力的ですが、クリニックを動かす原動力は“毎日の積み重ね”にあります。
一貫性: いつ誰が見ても信頼できる仕事をする
誠実さ: 目の前の小さな業務を丁寧に完遂する
継続力: 成果が出るまで、そして出た後も同じ姿勢を守り抜く
この3つを兼ね備えた人こそが、真のプロフェッショナルだと私は確信しています。
私たちのチームがこれからも成長し続ける鍵は、“コツコツ”を文化として育てること にあります。小さな改善を毎日続け、誠実に仕事に向き合うことで、クリニックは次の10年も進化し続けられるはずです。
どうかお一人おひとりが、自分の“コツコツ” を持ち寄りながら、新しい価値を創り上げていきましょう。
10年間のご尽力に心より感謝するとともに、これからの挑戦をスタッフ全員と共有できることを楽しみにしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^^♪
上田 厚登