今日のあきひこ -5ページ目

ケガの功名

ケガの功名というものがありますが、

2週間前に膝を痛め、色々と治療をしながら、

改めて、自分の体のクセというものを再認識することができました。


私の体は、右の外側に流れやすく、

その結果、右の骨盤に負荷がかかりすぎ、

そこから膝まできてしまったようです。


それから、自分の体のバランスのとりかたを変え、

今、かなり良いポジションで踊ることができています。


長野オリンピックのスピードスケートの清水選手が、

自分の出番を待って寝そべっている時、

足の筋肉の、ほんのちょっとした違和感に気づき、

トレーナーの人に、

「ここの筋肉のこの部分が張っている」

と言って、治したそうです。

やはり一流のアスリートは、自分の体をよく理解しているのだと思いました。


私は、まだその域まで達していませんが、

そのようになるのが理想です。


今の選手たちも、自分の体にもっと気を遣ってほしいものです。

種目ごとの違い

各種目の特徴によって、同じステップでも見せ方が変わります。


たとえば、シャッセというステップにおいても、

ルンバで動いて見える場所は、チャチャチャと全然違うところですし、

もちろんサンバにも同じことが言えます。

種目ごとに、リズムもテンポも違うし、

サンバに於いてはバウンスアクションもあるので、

音楽の特徴等を理解していないと、同じステップでも動きの違いを出すことができません。


明日も、競技会がありますが、

そのような種目ごとの違いを見せられるカップルはいるのでしょうか。

指導者がしっかりと教えないと、その違いを出せる選手は数少ないでしょう。

ウォルター・レアードのテクニックブック

昨日から、ウォルター・レアードのテクニックブックの翻訳のチェックをしています。



私はD級の時から、レアードにレッスンを受ける機会があり、

それ以来、現役を引退するまで、レアードに14年間レッスンを受けることができました。


今、改めてこの教科書の素晴らしさを実感しています。


体の向く方向、回転する分量など、すべてが理にかなった動きで、

レアードは、一体この体の動きを、どのように自分自身が感じていたのか、

改めて質問したい気分です。

(残念ながら、レアードは8年前に亡くなりました)


レッスンの最中に、この教科書に関して言われたこと…

教科書を覚えるから良いのではなく、

教科書に書いてあることを、どのように体で表現するかということが一番大事なのだ、と。


レアードの言葉が、また私の脳裏に浮かんでくるのです。

ワークショップ第2回

今日は、弟子たちと基礎体力のトレーニングをし、いい汗を流しました。



このトレーニングで、得意に使える体の部分と、不得意な部分を、

みんなが確認できたかなと思います。


しかし、ただトレーニングをやるだけでなく、

これを踊りにどう生かすか、各々考えてもらいたいです。



私は現役中から、色々な体の使い方を応用し、今日があります。

弟子たちも含め、他の選手たちも、もっと自分の体に対して自問自答しながら、

いいダンスを踊っていただきたいと、日々思うのです。

動きのON/OFF

膝痛で苦しんでいましたが、

痛みはまだ残っているものの、なんとか3日ぶりに復帰できました。



今日のレッスンで、生徒さんのひとりが、ダンスに関して面白い話をしてきました。


自分のマッサージの先生から、

使える部分と使わない部分のON/OFFを、うまく切り替えながら踊るのだということを聞いたそうです。

私も、その話に異論がなかったので、その方と延々とON/OFFの話をしていました。



先日の日曜日のプロのコンペでは、

その切り替えをうまく調整して動いている選手は、ゼロに等しかったです。

明日からのプロレッスンに、この課題を付け加えて教えていきたいと思います。

リズムと表現

連日の寒さで風邪をひいたのか、頭と喉が少し痛いです。



~最近のレッスンでよく口にすること~


ルーティンの足型のリズムを見せるのではなく、

体全体からのリズムをもっと感じるようにと、カップルには教えています。


体の、いろいろな場所に感じようと意識を持たせると、

自然と表現力が良くなるのが目に見えます。



なかなか今のカップルは、応用力に乏しいのかな…?

誕生日

昨日は、僕の誕生日でしたケーキ


たくさんの方からお祝いのメッセージを頂き、

スタッフからは、ケーキとプレゼントを頂き、

とても幸せな1日でした。



ひとつ歳をとると白髪も目立ち、今日は髪を染めてみました。


しかし、外見だけ若々しくしても仕方ないので、

これからも、もっと体を鍛え、外見も中身も若々しくしていきたいと思います。



ダンスも、美しく踊るためのイメージというものが大切です。

歳をとっても、このイメージを大切にしていきたいと思います。

競技会

昨日は、久しぶりにアマチュア競技会のジャッジをしました。


スタンダードもラテンも、C級からB級のレベルの違いが、かなりありました。


B級からA級に上がるのは、かなり難しいので、

B級には、キャリアのある方が多く見られました。

しかし、ラテンにおいては、若くて生きのいい選手もたくさんいて、

近い将来、期待の持てる選手が多くいました。


今週末は、プロの競技会があります。

アマチュアとのレベルの違いを、しっかりと見せてほしいと思います。

出張レッスン

昨日は、朝5時に起きて金沢まで出張レッスンに行ってきました。


レッスンをしていて、再認識したことがありました。


身体を動かすことにおいて、イメージはとても大事で、

そして自分の限界を決めないこと。


歳をとっても、自分の可能性を信じることにしました。

やはりダンスはとても楽しいです。


明日は久しぶりに、朝からアマチュア競技会の審査をします。

どんな選手がいるのか、とても楽しみです。

花粉症に負けずに頑張ります。

リアルとフェイク

今日は、朝9時からのプロレッスン、13時から22時の営業、

そして営業後にもプロレッスンがあり、

12時間近く動きっぱなしでした。



しかし、内側から体を使うと、あまり疲れがありません。

うーん、やはり僕のテクニックはすごいですチョキ



リアルとフェイクの違いが分からないといけませんね。