Ⅹ交差の府中本町駅

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ペタしてね  乗り換えは楽しいよ 武蔵野線旅客起点 

あきのブログ-南武線見送り

JR南武線南多摩駅から下り立川行きに乗って、府中本町駅ホームに下りました。発車を見送りましょう。
このホームは4番線到着です。1面1線です。

あきのブログ-武蔵野線が見えて

南武線が遠ざかっていくと向こう側に別の列車が見えます。車体のラインが違っています。間に1線ありますね。

あきのブログ-南武線

府中本町駅です。JR南武線に所属している駅です。1928(昭和3)年南武鉄道開業時代に設置された駅です。

あきのブログ-手すりは黄色

エスカレーターの手すりが黄色です。南武線のラインカラーは、当初の車体旧国鉄カラーのぶどう色、次に投入された101系の黄色、さらに橙の車体も入ってきたので、混乱していたけれど、これらの歴史を踏まえて現在の車体には、黄+橙+ぶどう色の帯が巻かれています。来年度から新車が投入されるとのことなので、沿線利用者の希望を募って、他の路線と混同しないような南武線独自のラインカラーを決めてもいいのではないでしょうか。

あきのブログ-乗り換えコンコース

南武線の4番線からエスカレーターで登って、乗り換え用のコンコースに出ました。広いです。何ででしょう。

あきのブログ-臨時出口

東京競馬場林寺出口があります。改札機械がずらりと並んでします。
競馬開催日に利用されます。だから、コンコースが広いのでしょうか?

あきのブログ-武蔵野線エスカレーター

3番線武蔵野線ホームへのエスカレーターの向こう側に臨時出口がありますね。このコンコースが広いわけは、この武蔵野線開通にあります。

もともと武蔵野線は首都圏を迂回する貨物専用線として計画された路線です。東海道線から首都圏をぐるりと環状に迂回する新設路線で千葉県船橋市へ至る路線です。

この路線が府中本町に乗り入れてくる際に、駅が大幅に作りかえられました。乗客用の線路のほかに貨物線用の線路を敷いて、なおかつ南武線と武蔵野線の乗り入れのための渡り線も設置したのです。

南武線下り立川行きの4番線は一番端で、その隣には武蔵野貨物の新座・大宮方面線路が入って、その隣が武蔵野線の下り西国分寺・西船橋行き3番線ホーム、同ホーム向かい側の2番線は武蔵野線上り終着降車線用ホーム(コンコースの看板には2番線の表示がありません)、その隣に貨物線の梶ヶ谷・新鶴見信号所方面線路、そして一番向こう側に1番線南武線上りの登戸・川崎方面行きホームとなります。

あきのブログ-手すりは緑

3番線には武蔵野線の表示がありますが2番線は白紙になっています。降車線用ホームだからですがJR線では珍しい運用ですね。2番線で乗客を降ろして列車は、進行して引き上げ線で折り返して3番線に入線してきます。武蔵野線の旅客列車は府中本町駅が起点駅になっているのです。

あきのブログ-東京駅行き

入線していた武蔵野線は東京行きでした。府中本町駅から西船橋駅まで武蔵野線を走って、連絡線を経由して市川塩浜駅で京葉線に接続すると終点の東京駅まで走ります。武蔵野線区間71.8km+京葉線区間5.9km=77.7kmちょっとしたミニトリップです。

あきのブログ-やっぱり先頭がいい

ふふふ、やっぱり電車は先頭が好き。好きなんだもん、仕方ないよね。

あきのブログ-武蔵野線東京行き

205系電車。武蔵野線のラインカラーはオレンジバーミリオン。中央線と同じです。

あきのブログ-競馬場歩道

左側の線路は南武線の下り立川方面行き線路、次は貨物線の梶ヶ谷・新鶴見方面からやってきて新座方面へ向う貨物線で旅客線と合流していきます。さて、南武線の上り線が見えません。見えないはずです。左の南武線と同じようにカーブを描きながら地下に潜って武蔵野線の旅客+貨物の4線の下をくぐっているので上り線の駅の半分は地下部分にホームがあるのです。南武線の上り線は武蔵野線をⅩ字のように地下で交差しているのです。

あきのブログ-北府中駅

府中本町駅の次駅北府中駅です。橋上駅舎から左方向に伸びている跨線橋は、東芝府中事業所への線用口で一般乗客は渡れない。東芝社員の専用口になっています。

あきのブログ-東芝引込線

東芝府中事業所は鉄道車両製造工場として発足した事業所で完成した車両を引き出すための引込線が敷地内にまで敷かれています。武蔵野線に近い引込線に保存車両が姿を見せる場合があります。

北府中駅の周辺には戦時中には軍事工場があり、そこへの引込線があったり、府中刑務所への引込線もあったのですが現在では東芝工場への引込線を除いて、ほかはすべて廃止され、撤去されているので、廃線跡の形跡も残っていません。

あきのブログ-府中刑務所

外壁が新しく作りかえられた府中刑務所です。1968(昭和43)年12月10日、府中刑務所の塀の脇で東芝府中工場社員へ支給されるボーナス資金3億円が何者かに強奪されました。『三億円事件』です。ローラー作戦で聞き込みをする捜査陣は19歳になった『あき』の家の周辺にまで捜査が及びました。周辺です。わが家には聞き込みの刑事が訪れることはありませんでした。

あきのブログ-貨物線

すれ違いの貨物列車です。府中本町から西船橋の間は旅客運転も多いのですがもともとが貨物線として計画された路線ですから他の路線に比べると圧倒的に貨物運送が多いのが武蔵野線の特徴です。

あきのブログ-西国分寺駅進入

間もなく西国分寺駅です。中線に分岐する線路は貨物列車の待避線です。

あきのブログ-下車しました

西国分寺駅で下車しました。夕方の通勤ラッシュにはまだ早い時刻ですが乗車する乗客が多いですね。やはり中央線からの乗り換えがあるからでしょう。

あきのブログ-西国分寺駅ホーム

西国分寺駅ホームの駅名板です。前駅は北府中駅、次駅は新小平駅です。

あきのブログ-EH200

JR貨物の主力電気機関車EH200形『ブルーサンダー』です。東芝府中事業所で誕生しました。

あきのブログ-コンテナ通過

コンテナ車通過中です。鉄道貨物隆盛期には、用途に応じた多彩な貨車が製造されてきたのですが、1964(昭和39)年の東京オリンピックを境に、鉄道貨物からトラック輸送へとモータリゼーションの波に襲われて以降、効率的な貨物輸送を実現するために規格化されたコンテナに荷物を積み込んで、コンテナを輸送する方式がとられるようになりました。

あきのブログ-後部標識

現在高速輸送を可能にしたコンテナ運搬用貨車コキ50000系が主力で運用されていますが最後尾には赤色反射板2個を取り付けて後部標識としています。かつては貨物列車にも車掌が乗務していて最後尾に車掌車が連結されていました。ヨ3500形、ヨ5000形、ヨ8000形などが活躍していました。

あきのブログ-中央線へ

西国分寺駅の高架線の武蔵野線から中央改札口へ下りる大きな階段です。
中央線1番線は新宿・東京方面、2番線は立川・八王子・高尾方面です。

あきのブログ-中央線発車

中央線のラインカラーはオレンジバーミリオン。車体全体がオレンジ色に塗装された201系電車は2010(平成22)年10月惜しまれながら営業運転が終了しました。

あきのブログ-紅葉が先か

またまたスーパーこまちです。なまはげ、かまくらの前に紅葉がありましたか。そうだ、山形へ行こう! そんなキャンペーンが聴こえてきそうですね。

さて、武蔵境駅の電車パンではじまった南多摩川駅周辺散歩、いかがでしたか? 改めていろいろな発見があった写真ミニ旅でした。さて、次はどこへ行きましょうかね。どうぞお付き合いのほど、お願いいたします。