矛盾SPIRAL -3ページ目

それは彼の役割ではないのですか?

と誰でも思うはず。
元奥さんへの交渉事の件…。
わたしだってそう思うもの。
お母さんではなく、ちゃんと彼の口から言ってほしかった。
奥さんへの交渉も、わたしへの説明も。

「もう関わり合いたくないって言うの。顔も見たくないって。だからわたしが引き受けたの」とお母さん。
関わり合いたくない?
わたしにはそんなこと一言も言ったことない。
いつも黙り込んでしまうか、奥さんの仕事が忙しいせいにしてしまっていたもの。
結局まだ奥さんへの情があってそこまで言えないんじゃないか、
「かわいそう」みたいな気持ちがあって、罪悪感があって、「そのぐらいいいじゃないか」って思ってるのだとばかり…。
実際どうなのかは本人にしかわからない。
どっちにしても、もう二度と彼が元奥さんと関わりを持たないならそれでいい。
隣に住んでいるのだから、せめてそこのけじめはつけてもらわないと…。
いくら元奥さんが内気な人で、家と職場の往復しかしないような人だとしても、
隣に住んでいる以上顔を合わすことはあるのだから。

わたしがここまで気にするのには一つ理由がある。
それは、離婚の話し合いの席で奥さんが言ったという「困ったら頼るかもしれないけど」という言葉。
その場で彼や彼の家族がいくら拒否したといっても、元奥さんの考え方までは変わらない。
やっぱり困ったら頼ってくるかもしれない。
それが一番怖い。
そのときにはわたしたちだけでなく子供も生まれているかもしれない。
「あのおばちゃんだーれ?」なんてことにもなりかねない。
「困っている」ということに、彼も同情を覚えるかもしれない。

元奥さんはすでに両親も亡くなっている上一人っ子。
近い身内はいないし、もともと複雑な家庭だったようだし…。
人とのコミュニケーションを嫌い、友人もない。
今唯一関わりのある職場の関係者だって、いずれ定年を迎えればおそらくそれまでだろう。
ほかに頼る人がいないのだ。
だから怖い。
いずれお払い箱になる仕事より、一生面倒見てくれる彼を大事にすれば先は保証されたのに…。
いやいや、もうそれはどうでもいいことだけれど、
つまり、「ほかに頼る人がいない」ことで同情するのも変なのだ。
「頼れる人」のことをおろそかにしてきた結果でしかないのだから。
だから、困って頼ってくる元奥さんに彼が同情するのもわたしは許さない。
そのときは終わりだね(笑)
そしたらまた元奥さんとくっついたりして(笑)
困った元奥さんと、嫁に出ていかれた彼さんと、かわいそうな人どうし(笑)
わたしって悪魔かなぁ。。

不安は・・・

以前書いた不安は、なくなったわけではない。
元奥さんが隣に住んでいるという事実は変わりようもないわけで、
相変わらず彼さんちの駐車場には元奥さんの車があるわけで…。
車を動かさない理由が「鍵をなくしたから」だってさ(笑)
いくらもうずっと車に乗ってないとはいえ、免許所持者がそういうときの対応も知らないはずはないでしょ?
車屋さんに言えばそれでチャッチャと片づくことじゃない。
よくそんなことが平気で言えるもんだと思う。
隣に住んでいるのをいいことに、駐車場料金払わずに済むものならそうしたいってだけでしょ?
これじゃぁ傍目には彼と元奥さんは夫婦のまんまだね。
そこにチョロチョロ出入りしてるわたしって…。
「こんな状態が続く限り、わたしはもうあなたの家には行かないよ」と言って何度も抗論した。
それでも結局足繁く彼さんちに通い妻してるわたしって…。

車のことは彼のお母さんが元奥さんによくよくお願いしてくれたらしい。
隣の家のことも…。
実は、元奥さんのその隣の家を借りるときの保証人に、彼のお兄さんとお姉さんがなっている。
保証人になってくれる適任者が元奥さんの身内にいなかったから。
それで、保証人になるときに、一年間という制限をつけた。
隣に住むことについては当然お兄さんもお姉さんも大反対してくれた。
でも、「隣でいいならすぐにでも」と離婚を約束され、優先順位をつけると、それに従わざるを得なかった。
それで期限付きにしたのだ。
先日、お母さんがその不動産屋に行ってくれて、事情を説明し、
「一年経ったら保証人を代えてそこに住み続けるなんてことのないように、お宅からも新しい部屋を薦めてください」と頼んでくれたらしい。
「次期が近づいたら必ずまたわたしからも説得するし、一年後には間違いなく出てもらうから安心していらっしゃい」と言ってくれた。
とはいっても何の強制力も保証もないことだから、どうなるかなんてわからない。
わからないけど、そこまでしてくれる誠意がありがたいから、もうそれでいいかな、なんても思えてくる。
それじゃぁいけないんだけどね。
嫌なものは嫌だから。
ただ、お母さんのあの誠実さは信じることができる。
信じてみようと思う。

明けました!

非常に遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
年末に風邪を引き、自分のマンションと彼の家、お正月にはわたしの実家や彼の実家などうろうろしておりました。
風邪が流行ってますね。
うちの姉なんぞ、こじらせて4~5日入院していましたもの。
姉が退院したと思ったら今度は子供がインフルエンザ。
彼さんもずっと微熱が続いています。

それにしても、こんなのんびりした時間は久しぶりな気がする。
今はわたしのマンションにいます。
彼さんは寒空の中、用事で昼過ぎまでお出かけ。
外は寒いけど、ここは南向きの窓からの日当たりがとてもよくてポッカポカ。
聞こえてくるのは、洗濯機の音と、時々下の道路を通る車の音だけ。
ここは本当にいい場所です。
キッチンも含めて8.5畳の小さな部屋だけど、わたしの大事なお城。
ここがなければ前に進むことはできなかった。
後何ヶ月住むかもわからないけど、わたしの一生の中で重要なつなぎの役割をしてくれたことは間違いないでしょう。

なんだかんだ

彼と別れることはないんだろうなぁと思う。
今まで何があっても「別れたい」と思ったことはないし、別れるような気がしなかった。

昨日は代休で、火曜日の仕事が終わってから今朝まで彼さんちにいた。
目が覚めたら雪が積もってた。
7時に起きるつもりが1時間寝坊して8時だった。
雪をキュッキュと踏みながら駅まで送ってもらった。
幸せだった。

今日だけ仕事でまた明日から3連休。
この後また電車に乗って彼さんちに行く。
24日はこっちで用があるのでわたしはお昼頃戻ってきて、
彼さんは仕事が終わり次第後からきてくれる。
クリスマスはわたしの家で過ごす予定。
年末年始もほとんどずっと一緒にいられそう。

そばにいる時間は本当に幸せ。
嫌なことも面倒なこともすべて忘れそうになる。
どうでもいいと思ってしまいそう。
なし崩しになってしまいそう。
「それでいいのか」という疑問・・・
たぶんだめ。
「100パーセント思い通りになることなんてない」とはいっても譲っていいことと譲ってはならないことがあるはず。
寛容でなくちゃ。
でも毅然としてなきゃなぁ。
うーん、難しいです。

愚痴吐き

今日はもうなんだか止まらない。ごめんなさい。

あなたもよく知ってるよね?
苦しいのは辛いから、それを回避するために「あきらめる」というすべを人間が持っていること。
ありがたい特効薬だよね。
それで楽になれるんだから。
向上心をなくしていく自分に落ち込む必要なんてない。
また別の希望を探す力を持っているのも人間だもの。

こんなこと言うと脅すみたいになるから言わないよ。
脅して動いてもらってもそれはあなたの意志じゃないもの。
余計にむなしくなるだけ。

「疲れた」って言葉は吐かないよ。
これ昔使われて一番嫌な言葉だったから。
「疲れた」って言われた相手は何倍も疲れるものね。
終わるならなるべく美しく、あなたに嫌な印象を残したくはない。
「いい女だったのにな。おしいことしたなぁ」って思われたいじゃない。
寂しがりやでわがままのあなたはすぐに代わりを見つけるんでしょうけどね。

自分勝手

彼はとっても寂しがりやでわがまま。
わたしもかなりのもんだけど、それに輪をかけて寂しがりやでわがままの彼。
手が空けばすぐイチャイチャしたがる、すぐに電話をかけてくる。
一人でご飯を食べるのも嫌だと言う。
逢えない日は電話で話しながら同じ時間にご飯を食べたいと言う。
一方、自分がすることがあるときや誰かと一緒のときはすごく素っ気ない。
「これから掃除でもするの?」とか「そろそろご飯でも食べるんじゃないの?」とか平気で言う。
よく言うよ、自分がそんな扱いされたらめちゃめちゃいじけるくせに。

(続)不安

彼の奥さん(元)が、彼の隣の家に住んでいる。
離婚することが決まって、住処を探してきた先が隣の家だった。
そのことを知り、彼も彼の家族も大反対し、
それだけは止めてほしいと説得したが応じてはくれなかった。

わたしにはわからない。
なぜそこまでして隣に拘るのか。
元奥さんはわたしの存在も知っている。
「早く彼女に入ってもらいなさい」とも言っていた。
わたしがくることを知っているのなら、普通隣になんて頼まれても入らないだろう。
彼と新しい女が仲良く暮らす姿など見たくないだろうし、
逆に何とも思わないとしても隣に拘る理由はないはず。
なのに、みんなに反対され、説得されても押し通すのはなぜなのか。
わたしにはわからない。
理解できない。

このことについて、もう何度となく彼と抗論になっている。
「本当はまだあなたに気持ちが残っていて、だからじゃましたいんじゃないの?」
「そんなわけないよ」
「だったらどうして?」
「引っ越しがめんどかったんだろう。隣だと楽だから」
「楽ったって、引っ越しの手伝い全部あなたの家族にさせたのよ。
業者でも雇えば距離に関係なく一度に片付いたはずじゃない」
「とりあえず隣に引っ越して、荷物を片付けて余所へ出るって言ってるしさ、いつまでもあそこにいるわけじゃないよ」
「いつまでもっていつまで?掃除が嫌いで引っ越しの面倒な人が、今度は何もかも自分でしなきゃなんないんだよ。
そんな何ヶ月とかでまた引っ越しなんてすると本気で思ってるの?」
「そう言ってるんだからそうするだろ」
「彼女の間は別にいい。でもそこのけじめがつかない間は入籍はできないよ」
「なんで?」
「なんでって、親にどう説明するの?わたしが納得してないことを親に納得させることはできないよ。
そんな話聞いたら誰だって『まだ切れてないんじゃないか』って思うよ。誰よりわたし自身がそう思ってるもの」
「そんなことは絶対にないよ」
「奥さんを無理に追い出すことはできない、でも言うことはちゃんと言ってよ」
「ちゃんと言ったよ。それで『わかった』って言ったんだから」
「そんなこと本当に信じてるの?奥さんは小さなことだって守らないじゃない。
何日までに家を出るって言ってても延期したり、
車だって除ける除けるって言いながら実際動かそうとしないじゃない」
「仕事が忙しいだけだろう」
「ふーん、そうやってまだ仕事のせいにして許しちゃうんだ。
なんでも仕事仕事で片付けられる生活が嫌だったんじゃなかったの?」
「そう言ったってしょうがないだろ。わかってくれよ」
「どうして怒るの?わたしの言ってることおかしい?
わたしがおかしくて、隣にいるのが普通なの?それを理解しろって言うの?」
「だから、言うことは言ったって言ってんだろ。ちゃんと言うし。○○に怒ってるわけじゃないよ」
「じゃぁなんでその矛先をわたしに向けるの?
本当に怒ってるんならそれを奥さんに向ければいいじゃない」
「だからそうするって言ってんだろ」

わたしはこの状況をどう飲み込めばいいのでしょうか。
結婚している間も奥さんに対して何の意見も不満も言えなかった彼は、
離婚し、わたしというパートナー?ができても、やっぱり何も言えないようです。
このまま結婚してもいいのでしょうか。
「一事が万事」ではないのでしょうか。

不安

未消化の悩みなのでうまく書けるかどうかわからないけれど、
自分の気持ちを整理するためにも書いた方がいいような気がしてきた。
自分で自分たちの関係を美化するのは止めよう。
少なくともここでは。

仕事は辞めることになった(まだ決定的なことを明言したわけではないけれど事実上決定)
この間の木曜日に第3者を含めて上司と彼とで話し合ってくれた。
わたしもそこに混ざるはずだったのだけど、丁度その日は同僚が代休をとっていたのと、
大事なお客様があったのでわたし抜きでの話し合いとなった。
どうやら円満退社?になりそうだ。
誰もがそれを望んでいる。
上司も彼もわたしも。
たとえそれが自分かわいさだとしても、利害が一致していることがすべてだ。
実は唯一の同じ部署の同僚も今年度で辞めることになった。
わたしとは別の意味での上司との人間関係+体調面の理由で。
わたしにとってこれは大きい。
心残りの半分以上はこの同僚のことだったから。
あとは後任の人にきちんと引き継ぎをすればなんとか大丈夫だろう。
わたしたちだってほとんど引き継ぎもなくいきなり新人二人で任されてなんとかやってこられたのだから。

と、これで仕事のことは片付いた。
旦那さんも離婚を承諾し、いつでも届けを書くと言ってくれている。
「あきの都合のいいときに出してくれればいい」とも。
これで破綻した結婚生活も片付けられそうだ。
仕事と家庭という、二つの大きな身辺整理が成立しようとしている。
わたしの親の問題はあるものの、彼の元へ行く準備が整いつつあるといえる。

彼のことは好き。
前よりずっと好き。
恋愛は最初が一番燃えるというけれど、知り合った頃なんかより今の方がずっとずっと大好きで大切な人になってる。

実はもうすでに彼のお家に出入りしている。
彼の身の回りの世話も含めて、彼のお母さんとスクラムを組んでいる。
「明日は用事もあるから○○のとこに行こうと思うのよ」
「泊まれそうですか?」
「そうねぇ、まだ片付けも沢山残ってるしねぇ、遅くなると戻るのもしんどくてねぇ・・・わたしも忙しいんだけど」
「わたし、水曜日は代休とってるので火曜日の夜から行こうと思います」
「あらぁ、助かるわ。じゃぁどうぞ頼むわね。休みのたびにわざわざ出てきてもらって悪いわね」
「いえいえ、ぜんぜんそんなこと・・・」
「ほんとに感謝してるのよ。しんどい目をさせて悪いけど、できるだけついててやってね」
「はい、じゃぁ明日はお願いします」
「こちらこそお願いしますね」
昨日もこんな会話をした。
わたしなんかのことをこんなに信用して頼りにしてくれていて本当にありがたい限りだ。
お母さんの力がなければ、とてもじゃないけれどここまでこれてない。
いつか彼さんの子供をお母さんに抱かせてあげたいと思わずにいられない。

なんて恵まれた環境にあるのだろうと思う。
離婚を承諾してもらい、仕事も円満に辞められそうで、
彼さんにも彼さんの家族にもこんなに望まれているなんて、本当に言うことなしだ。
一つのことを除けば・・・

わかってる

本当はわかってるんだ。
わたしは気持ちの上で上司を利用してるんだって。
いろんなことを考えて、仕事を辞めるか続けるか、すごくすごく悩んでいた。
決意しても決意してもそれがまた二転三転するほど。
そうして自分の気持ちだけでは決めかねていたところに上司からの忠告、
「ああ、これでふんぎりつける理由ができた」ってほっとしたんだ。
もしもいつか仕事を辞めることを後悔するときがきたとしても、
「しょうがないじゃない。わたしが辞めたわけじゃない。辞めさせられたんだからどうしようもないよ」って言い訳できるように。
なんとなく親への後ろめたさ?も軽減されるように。

たぶん

仕事は辞めることになると思う。
この間のブログもなんだか中途半端に終わってしまっている。
自分の中で消化しきれてないことというのは人に話せないし誰かを納得させることもできない。
そりゃぁそうだよね?自分が納得できてないんだもの。

とても複雑な気分。
上司から彼とのことを忠告された。
向こうから首にはできないから、わたしの方から辞めるようにし向けているのかもしれない。
本当は彼と別れて仕事に専念することが一番の希望なのだろうけれど…。
最後は「まぁ、行動を慎むように」とうやむやなところで終わってしまったし。
行動を慎めと言われても困る。
彼と一緒に出歩いて、関係者に見られて、告げ口されたとしても、
もうわたしたちには後ろめたいという気持ちがない。
仕事を首になることも怖いことではなくなった。
彼と別れるという選択肢はわたしにない。
離婚という一大決心をしてくれた彼に、これ以上こそこそしてまで「仕事を続けさせてほしい」なんて言えないし、
そこまでして続ける意義も、わたし自身感じていない。
わたしの親のこと、同僚のこと、少しは職場そのもののことも思ってもう一年続けようと考えていたけれど、
上司に、いわば肩をたたかれた以上、もう問題は親のことだけだ。
職場としては、おそらくわたしが辞めれば困る、でも辞めずに彼との関係を続けられても困る。
後者の方が困るというならもうわたしはお払い箱だろう。
上司は自分の立場が危うくなるのを恐れているのだから。
わたしは辞めればそれで済む、でも彼らはそれでは終わらない、辞めるわけにはいかない…。