3日の誘発分娩がうまくいかず
4日目は実家で普通に過ごし
夜に破水が来てから
迎えた出産の日のお話
12:55本陣痛スタートです
そこからバタバタと動き出します
私は喋れないほどの陣痛が
短い間隔でやってきて
陣痛が来てない間も話ができないほどに
母のこと急にガン無視
話しかけられても話せない
めっちゃ短く話すしか無理
汗だくなるし
痛いときはふーーーーと長い呼吸と言われ
のどか乾くけど
お茶飲む元気もないしで
母は急すぎてびっくりしてたかも
13:10ごろには
助産師さんが他の人に
産まれるかも言いに行ってくださり
バタバタ準備をしてくださる
ここでまた赤ちゃんが
回転するのを助けるために
ベッドの上で四つん這いになる
もはや痛すぎて汗かきまくり
動くのもやっとでした
そのあとも今までとは
比にならんぐらい痛い陣痛がくる
この痛い時に子宮口がどうかの
内診してくださるんだけど
マジ辛い
とにかく痛い時に
長い呼吸の
ふーーーーで
耐えるのみ
痛くない間力抜いて
深呼吸して赤ちゃんに
酸素送ってあげて
と言われても
私の手はがっつり力入って
ベッドの持ち手を握りまくってました
頭の中ではそんなん無理と思って考えてるのに
声に出す元気がない
14:15ごろから
いきみたい感覚が現れる
『まだ我慢してねー
また指示するから
もー少しいきみのがしてねー』
と言われる
そんなこんなしてたら
先生も来てくださり
分娩台の準備も済み
分娩スタート
でも感覚的にここから
すぐ産まれると勝手に思ってたからか
長く感じました
何回かいきむもなかなか降りてこない
『いきみたい感覚がきたら
大きくはいてー吸ってー
目を開けていきんでねー』
痛いんだけど冷静な自分がいた
いきみたいけど
このいきみたいは
マックスのパワーではない気がして
なかなか自分のいきみと陣痛があってない
先生も来てくださるも
きっとまだってわかったのか
どっかに出て行かれたりしてた
その間に
『おしっこの管いれておしっこだすねー』
と言われて
娘の時はそんなんも陣痛が痛すぎて
その痛み感じなかったのに
地味に痛いと感じる
何回いきんだかわからないけど
陣痛といきみたいが合わさってきたときに
『赤ちゃん降りてきてるからねー
今1番狭いとこ通ってるよー』
と言われて
ほんまかいなー
全然出てきてる感覚がないけどとか思う
でもそれも何回か繰り返してると
『赤ちゃんの髪の毛が見えてきてますからねー』
と言われてもー少しだーと思う
そうこうしてたら
『会陰きりますからねー』と先生にいわれ
またかーと少し思ったし
がーん
まぁーもー何でもいいし早く出てー
と思ってたら
チクっと麻酔されて切られる
これまた切られた痛みはないものの
チクっとした痛みはあった
そして次のいきみで赤ちゃんが出てきたのが
自分でもわかった
『頭出てきたから頑張ってー』
『もう少しだよー』
でもここから赤ちゃんが
お股に挟まってるのがわかった
やばいやばい
めっちゃいきんでるのに
うんともすんともいかない
するとみんなが少し焦ってるの感じる
『もっといきめる??』
『もう一回』
『まだいけそう?』
頑張って2回目するもダメ
焦りが増大して私もパニックになり
やばい赤ちゃん死んじゃうと本当に思った
震えながら『痛い痛い』って半泣きで叫んでた
でもいきむしかないし
次の陣痛の波が来たらいきむも
『それ以上いきんだらダメ』とか
先生の声が聞こえて
一気にやばい空気になった
『肩が引っかかってるー』
『小児科呼んでー』
『人も呼んできてー』
『お腹押してー』
とか色んな声がして
バタバタ感が半端なくなる
赤ちゃんを引っ張る助産師さんの後ろから
もう1人助産師さんが赤ちゃんを一緒に引っ張り
お腹の上から男性の先生が押してくださり
女の先生がお股を広げてる感じもするし
どっと人が増えてきたときに
1回、お腹押してもらうも出ず
2回目のお腹押しといきみで出てくる
15:07に赤ちゃん産まれました
痛い陣痛来たの12:55
めっちゃ早く産まれました
『おめでとうございます』
とか聞こえるけど
明らかみんな焦ってるのがわかった
紫色に赤ちゃんがなってたようです
本当に怖かった
でもでたーって言う感覚と
痛いのが一気になくなる感覚
踏ん張りすぎて身体中が震えてました
赤ちゃん心配
声が聞こえない
すぐに赤ちゃんのケアを
小児科の先生方が横でしてくださっていて
でも私からは見えない
見たいけど見る元気もなかったです
放心状態
タオルで顔の汗拭いて目をつぶってました
私だけじっとしてて周りはバタバタ
私の出血も多かったようで
点滴してた腕の反対にも針を刺されて
左手は子宮収縮
右手は血液を増やすための点滴
両方の腕に針刺さってんのに
血圧計で腕ぎゅーってされて痛いわ
お腹をグリグリ押されるわ
これもめっちゃ痛い
押されるたびにお股から血が出てるの感じるし
もーなんだこれーで
産んだ後も痛すぎーって感じでした
『胎盤だすから痛いけど頑張ってねー』
グリグリとお腹される痛さと
膣の中に止血するために
布のようなもの入れられてる感覚の痛さ
それを何回もされていて
『結構でてるねー』と
先生同士で話されてるのが聞こえたり
そうこうしてたらドュルンとなにか出る感覚が
『胎盤で出たからねー』
『縫っていくから麻酔するねー
痛かったら言ってねー』
娘の時は痛み感じないレベルに
体力なくてズタボロだったけど
産まれるまでの時間が
短くて体力は残ってたからか
今回はまぁまぁ麻酔のチクっとされるのや
縫われてる痛みもたまに感じた
私がそれをされてる間に
赤ちゃんもケアされていて
泣き声も聞こえてきたりしてました
母に
『メガネとって』とお願いしかけるも
色んな機械や人で赤ちゃんは見えない
母が
『綺麗にしてもらってるよ
泣いてるよ』
とか教えてくれてた
赤ちゃんは超ビッグな女の子でした
体重がまさかの
4180g
一ヶ月健診と先生が言っていた
ビッグすぎやろ
そら挟まるやろ
ってか37wの健診で
推定3500やったのに
増えすぎやろ
(生まれたのは39w0d)
頭の大きさも37㎝
上の子が36.5㎝
(上の子は40w6d生まれ)
デカすぎやろ
頭、吸引せずによく出たなと自分でもビビる
そして小児科の先生が説明に
『お母さん、おめでとうございます
本当に大きな赤ちゃんで
将来が楽しみですねー
(ここで少しみんなが笑って緊迫してた空気が和みました)
赤ちゃん少し呼吸が難しそうなので
小児科のNICUで預からせてもらいますー
ちゃんとこちらで見させてもらうので
安心してください』
こっちもお腹グリグリされてたり
縫われてるところだったので
『はい、ありがとうございます
よろしくお願いします』
と言ってたら
『はい、縫えたからねー』と言われる
助産師さんがバースプランに書いてた
産まれたら写真撮りたいを実現するため
赤ちゃん抱っこしてきてくれるも
結構急いでる感じのため
パシャリと簡単に撮影して
赤ちゃんはNICUに連れてかれました
私は少し余裕が出てきて
母と話してました
紫色になってたし
泣くまでも時間かかったり
泣いてない時は
少しぐったりしてるようにも見えたとか
やっぱり女の子やったねとか
そんな話をしてました
そんなこんなしてたら
すごい数いた人たちも
みんないなくなり
取り上げてくださった
助産師さんたちと話す
『本当に大きかったねー』
助産師さんの方が疲れてるように見えた
まだ若い助産師さんだったし
きっとかなり焦ってはったから疲れただろう
産まれてから2時間ぐらいは
LDRで居ていいそうで
母もその時間は一緒にいてくれました
服も着替えさしてもらったりして
赤ちゃんNICUだから
その日は大部屋に戻りました
しかもら立ったらあかんレベルに
出血多量だったから
ベッドに乗せてもらい部屋に移動
だからおしっこの管もつけられて
地味に辛いあれ
動けないってほんと不便
気持ち元気なのに
助産師さんに飲み物とか充電器だけ
手元に置いてもらって
17時から翌日10時ごろまでベッドの上でした
本当に壮絶な出産でした
その日の21:00ごろに
小児科の先生が現状報告に来てくれて
一過性多呼吸だとのこと
(上の娘もおんなじでNICU入院してました)
『酸素の機械つけてると
大丈夫かなーと思って
でも外すとやはりダメでを
何度か繰り返してます』
と言われる
産まれる時の鬱血が少し残ってることも聞く
頭ってか首が挟まっていたから
脳への影響などが気になること伝えると
『エコーなどで全身
血のつまりないかとか見たが
今のところ問題はないと思います』
とのこと
巨大児だと低血糖になっちゃうらしいが
低血糖も問題ないとのこと
とにかくそんなに長くはNICUにはいなくて
3日後とかには同室できるかなと思ってると
おっしゃってもらう
赤ちゃんのことが本当に心配
脳に障害とかないか不安です
でもこれだけは時間たたないとわからんし
今少しでも元気になってきてるならよかったと
少し安心しました
そして次の日の朝を迎えます