恋愛小説家 -73ページ目

おだいじに

風邪をこじらせてしまったのでしょうか

熱でダウンしているという

辛そうなメールがもどかしいです

 

助けてあげたいのに

今すぐ何もしてあげられないから

念を送っておきました

 

もしかしてインフルエンザだったりしてね!?

 

しばらくして

わたしも同じように倒れていたら

あなたから貰ったってことかもしれません

 

それならいいか

いや、よくないか

自問自答する お馬鹿なわたし

 

何はともあれ おだいじに

 

hours

想いを育てる「間」には、それぞれ違った密度があります。
 
たとえば、1ヵ月に1度すら

逢えるかどうかも分からない人と恋をしてしまったら
1年間に、10日程度しか会えないという計算になりますが
そうしたら、10年続いて、やっと100日。
 
一方で

片時も離れないような恋人同士が、毎日一緒に居たとしたら

100日なんて、たった3ヵ月ほどの期間でしかないのです。
 
前者も後者も、

「ふたり」は同じ時間しか一緒にいないのに
10年もの年数、誰かを想い続けるのと
3ヵ月ほどの蜜月が、足早に過ぎていくのとでは
時間の密度が違いすぎるではありませんか。
 
どちらがいいとは、一概にいえません。
でも、当人同士にしか感じられない「間」によって

関係はどんな風に実り、

どんな色に熟してしていくのか

知りたい気もするのです。

さっきまでとても静かだった空が
ものの数分で暗くなり

雷がなり 風雨が窓を叩きだす
 
台風が近くを通過している
これから ますます接近してきて
明日は真っ青に晴れるのかもしれない
 
嵐の前触れは心が騒ぐんだ

 

 

本当に些細なことで

君との間に不調和のスイッチが入ってしまった

 

何も見えないし 何も聴こえない

それなのに君の言いたいことは

沈黙の闇から ただ鋭い矢のように放たれて

確実にこの胸に突き刺さってくる

 

痛いよ いたくて

とても放っておけないのに

なす術がない


こんな天気じゃしょうがないから

駅まで送ってあげる
 
声をかけるまえに

壊れそうな傘をさして 君は家を出て行った

 

それでも僕らは きっと大丈夫

天気予報は午後から晴れだもの

Just the Two of Us

「バッグにお菓子を入れといて」って

意外な一言が飛び出した。

 

なんだ、遠慮することなかったんじゃない。

 

ほら、いつも甘いものをバッグに入れていたら

子どもみたいと笑われるんじゃないかと思っていたから

無理して、家においてきて損しちゃったよ。

 

それから私は、

「デートのときはお菓子担当」というお役目をもらって

普段の買い物まで楽しくなった。

自分のお気に入りをストックしておいたり

新製品を見つけたり、試したりするのもいいね。

 

この間、北海道物産展でロイズのチョコが売っていて

一緒に食べるかも!と思って買っちゃったけど

ごめん、次に会うまでになくなっているかもしれない(笑)

 

私たちの世界で続くおしゃべりは

私たちしか興味が無いことばかり。

 

ま、いいか

だってこんなにあなたが好きなんだもの。

 

 

Darling, when the morning comes
And I see the morning sun
I want to be the one with you

 

月も太陽も、あなたと一緒に。

   

happy-go-lucky

無計画に旅をするのが好きです。

 

宿も取らずにいざ出発し、

うなぎを食べに静岡に行こうよ!とか

鯱を見に名古屋に行こうよ!とか

若いころは思いつくまま、仲良しさんと出かけたものです。

 

秋の夜長。

19時に、バイト仲間と地元のコンビニに集合しました。

広い駐車場に集まったのは、いくつかの車たち。

それは彼氏の自慢の車だったり、買ったばかりの中古車だったり

お父さんの車だったり、みんな違っています。

 

既成のカップル以外は、

それぞれパートナーを決めて車に分乗し、同時に出発しました。

「有料道路を使わないこと」というルールだけで

あとは自由に芦ノ湖の遊覧船乗り場を目指し、ヨーイドン!

誰の車が一番になるかな・・・?


ここで意中の人がいたりすると、同じ車に乗りたいものですが

逆に誘われても「乗りたくない人」もいたりして。

水面下で繰り広げられる、恋の駆け引きがありました。

一番平和なのは、気の合う女同士で愉快に行くこと(笑)

 

私はフリーになったばかりの友人と一緒に、

最近終わった恋の話をききながら、

国道1号を下っていくことにしました。

夜の空いた国道を走る、彼女のきれいな横顔を

私が独り占めしていることに、少し申し訳なくなりながら。

 

お腹がすいたらお菓子を食べて、ドライブスルーに寄って。

1号車がゴールしたころ、まだ小田原あたりにいましたが

そのドライブは、とても楽しかった。

 

綿密な計画を立てて、出かけるのも良いですが

何にも考えないのも悪くないです。

たまに黙り込んで、会話が途絶えても気にしない人と。

かといえば、突然変な看板を見つけて笑いあったり。

 

行き当たりばったりで

思い通りにならないこともまた、旅。

行きたいお店が閉まっていても、渋滞していても、旅。

大切なのは、一緒に見聞きする人がいることとシェアする喜び。

 

大人になっても、家に帰るまでが遠足です。

ひとつやふたつ

彼の部屋を訪れるのは、2週間ぶり。月が変わったカレンダーに目をやると、私の誕生日にハート印が付けられていて、かわいいことをするもんだと、口元がゆるんでしまった。

 

(次の誕生日がやってきたら、あと5年。)

 

指折り数えた数字がもうそんなに小さくなってしまったことに、時の流れを感じずにはいられない。あの人と知り合った当時、私はまだ二十歳にも満たない子どもだった。あの人はとうに手の届かない大人に見えたし、事実、大人だった。

 

私が胸の中にこっそり掲げた目標は、「出逢ったころのあの人の年齢に追いついたとき、十分に釣り合う女性になっていること」。

永遠に縮まることのないインターバルは無視して、ひたすら背伸びをするように歳を重ねてきたけれど。

 

昔思い描いていたよりずっと未熟なままなのに、あと5年もすれば、追いついちゃうなんて。こうして考えてみると、大人に見えたあの人も発展途上で、それほど出来た大人でもなかったのかもしれない。

 

「ぼんやりして、どうしたの?」

「ううん。何でもない」

 

自分でも分かっているのは、別にあの人と再会したい訳じゃないってこと。目の前にいる、カレンダーにハートを書いてしまうような彼のことを愛しているし、誰にでもひとつやふたつ、胸に秘め事があるってこと。

 

きみとぼく

恋愛小説家
 
軍手をリサイクルして生まれた
いぬとうさぎ。
どんな顔をつけようかな。
次はたぶん、くまが仲間入り。

トリオになったら旅立ちます。

 


 

きみとぼくは にているね

 

おなじような いろをして

おなじような ゆめをみて

おなじような かおをしてわらう

 

むかしからきっと つながっていたんだ

いつもそこにいる

名月に、思い出話を一つ。

 

隣町の図書館の1階にスターバックスがあって、

「20時に集合!」ということが、ときどきありました。

 

私は喋るのが苦手なので(それは何語であっても同じこと)

その場でかなり浮いていたかもしれませんが

それでも数人の仲間の「無口な一人」として

同席して、甘い飲み物をすすっていました。

(たいてい、ホワイトチョコレートモカでした)

 

20時というのは、ベビーシッターをしている仲間が

仕事のあとで合流できる時間でした。

 

日が落ちてからは、比較的人通りのある町中でも心細く

図書館の前か、その1本横に入った一方通行あたりにある

路肩のコインパーキングを探します。

メーターを上限ギリギリまで上げるために

25セント硬貨を大量に持って行きました。

青い車は、しばらくそこで留守番です。

 

神殿風の太い石柱が立つエントランスを数段上って見上げると、

葉の落ちかけた街路樹の隙間に月が昇っていました。 

1週間もすれば、枝はすっかり裸になってしまいます。

短い秋は駆け足で往き、長い冬がやってきます。

 

あの時、一緒にいた人たちと

もう、ただの一人とも連絡を取り合うことはありませんが

希望に満ちて夢を語る、光を宿した眼は、そのままでしょうか。

日本から見るまあるい月の下から

世界のどこかで、彼らが活躍している姿を思い浮かべています。

 

太陽が出たので

今日は、物を捨てようと思います。

目標、ダンボールを半分減らすまで!

古い地層を掘り起こすのは骨が折れそうですが

気分が乗ったときしか動けない性分です。

 

午後は、できればIKEAに行って

黄色いアルカリ電池を買おう。

それから、ホットドッグと50円のソフトクリームを食べよう。

 

あと・・・余裕があったら

PCとデジタル一眼を見たいのです。

でも、久しぶりに家電量販店に乗り込むと

思いきり浦島太郎状態になるから困ります。

おしゃべりな店員さんも、少々苦手なのです。

 

忘れていることはないかしら。

家賃は振り込んであるし、

(先月は忘れて数日経過していたのです。)

そういえば、ひとつ請求書の送付を忘れてるかも。

何せこちらから送らないと、うやむやにされてしまいそうな

なぁなぁ具合が実に危険なクライアントです。

請求するときはキッチリなのに、されるときは曖昧(笑)

 

夜になったら月夜を愛でつつ

コーヒーを飲もうと思います。


きっと、今日もいい日になることでしょう。

 

共通点


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バス停二つ分くらいなら歩けるよ
次の信号を目指しながら
てくてく歩いて
あなたのことを考えていた

 
この前

開けたばかりのペットボトルの
一口めを「どうぞ」と差し出したら
さも当たり前のように

「先にのみな」と言ってくれたけど

 
そういう風に何かを

自分が一番にもらうことなんて
考えたこともなかった

いつも私は最後だったから

 

それからもう一つ

当たり前のように

小さく結んでいたパッケージ

あのね

私も同じことをするんだよ

 

ふふふ

 

てくてく歩いて

あっという間に目的地


あなたがいると

小さいことが嬉しくて

毎日が楽しくて仕方ない