この内少なくとも、再エネ賦課金の2兆8000億円は、
再エネによるものだが、本稿で指摘した一連の費用を含めると、
いったい再エネの費用は幾らなのか!?
それはこれから、どの程度上昇していくのか?
その詳細な検討なくして、日本政府は再エネ大量導入を、続けるべきではない。
最近、筆者はメンバー(≒有志)と共に『非政府エネルギー基本計画』を発表した。
そこでは、電気代を東日本大震災前の2010年水準
(キロワットアワー当たり産業用14円。家庭用21円)に戻す目標を、掲げている。
日本政府は、現在(イマ)検討している第7次エネルギー基本計画において、
『電気代』を指標に据え、幾らまで下げるのか。数値目標を立てるべきだ。
( 櫻坂46三期生 村井 優 )