② 「太陽光発電」「風力発電」は、本質的に2重投資
ところが、これだけ投資をしても、火力発電所や原子力発電所を、
無くすことは出来ない。日照が乏しい時。
風が吹いていない時でも、電気は必要だからだ。
つまり太陽光発電、風力発電は、本質的に2重投資になるのだ。
太陽光、風力の価値は、日照りや風がある間だけ発電して、
火力発電所の燃料を、節約できる分しかない。
しかも、一斉に大量に発電すれば、今度は停電等のトラブルを避ける為に、
出力を制御せざるを得ない。日本の太陽光発電の設備利用率は、
17%しかない。年間83%は火力など、他の発電に頼っている。
太陽光・風力には、「バックアップ電源が必要だ」という言い方が、
よくされるが、これは「エコひいき(←ウマイ)」が過ぎる。
普通の感覚では、「83%」をバックアップとは言わない。
本当のところは、電力供給を担っているのは、火力などの電源であり、
太陽光は、気まぐれに発電しているに過ぎない。