1/17阪神・淡路大震災の日に。 | 手相で見つける私の人生の歩き方|國本ヒロミ

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こんにちは、國本ヒロミです。
 

今日1/17は、阪神・淡路大震災の日です。

東遊園地の追悼行事に参加し

 

5:46に黙祷をしました。

 

阪神・淡路大震災

 

私はこの日がが過ぎないと

 

年が明けた気持ちにはなりません。

 

あの日私は、TVで朝の情報番組を見ながら、

 

生後2か月の息子を授乳中でした。


低くゴオーーーと響いてきた地鳴りのあと

 

「地震?」と思ったらもう立てなくて、

 

子どもを抱きかかえて、大きな揺れにどうすることもできなくて

 

その時間のなんと長かったこと!!

 

前日の1/16。

 

あの日、普通の日常があったのですよ。

 

そして、みなそれぞれに、普通に明日が来ると信じてやまなかったのです。

 


カレー作って、「明日のがまたうまい!」と楽しみにしていた人や

 

留守番電話の伝言に、また明日でいいかと電話しなかった人や

 

夫婦喧嘩して、腹の虫がおさまらないまま寝ちゃった人や


私は、明日はお取り寄せした牛タンの肉まんを食べようと思っていたのです。


でも、そんな「明日」は来なかった。

 

ただただ怖くて寒い1/17になったのです。

 

阪神・淡路大震災

 

阪神・淡路大震災

 

阪神・淡路大震災

写真提供:神戸市


当時旦那さんは、神戸のFM局に勤めていたので

 

私と子どもを、大阪の実家に送って行ったあと

 

すぐに神戸に戻り、放送を続けました。


予定していた番組はもちろん全部変更になり

 

今できること、一番必要なことを伝え続けました。

 


あのとき、震災の真っただ中のいた人達全員が

 

それぞれの場所で

 

今できること、一番必要なことをしたのでした。


その積み重ねの28年間です。

 

 

あの日思い知らされたのは

 

「明日」と言う日は約束されていないという恐怖と

 

「昨日」やらなかったことへの後悔でしたが、

 

 

それらは

 

「今を生きること」で、やわらぎ前を向くことができました。

 

「今を生きる」とは、

 

元気で、朗らかに、愛をもって考え行動すること。

 

「今を生きる」とは、

 

明日のために種を蒔くこと。

 

良い実がなるように、良い種を蒔くこと。

 

子ども達が大きくなるころ、今よりもっともっと素晴らしい世の中にするために。

 

阪神・淡路大震災

 

たとえ私がいなくなっても

 

蒔いた種を、誰かがお世話してくれる「ご縁」も必要です。

 

『むすぶ』

 

(日経新聞より)

 

今日蒔いた種が、大きな実をむすびますように。

 

 
 

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