祭りは地域の潤滑剤
地元、高岡波岡(はおか)の獅子舞奉納を見に行って来ました。
神社と公民館への奉納には近くの皆さんや参加している子ども達の家族の方々が大勢いらっしゃいました。
わたしは高岡の山町筋に生まれた事もあってか、お祭りが大好きです。地域の男も女も老いも若きも、ひとつに融けこんで固まりになっていく感じが好きなのだと思います。
かつては「ハレの日」と「ケの日」がありました。厳しく単調な日々の中に、無礼講とも言える特別な日があったのです。今では毎日が「ハレの日」のようにしょっちゅうイベントが行われ、逆に特別な日の有り難みが薄れてしまいました。
だからこそ、昔からの「ハレの日」である地域の祭礼がよけいに愛しくなるのです。
これからの行楽シーズン、地元のお祭りも大事にしてくださいね。
早起きが気持ちいい季節
今日は早起きして富山市の護国神社の朝市、そして今回はじめて開催の高岡関野神社の朝市をハシゴしました。
護国神社は大盛況、売り手も買い手も阿吽の呼吸で慣れたものです。
一方、関野神社の方はもう一つぎこちないのですが、それもまた新鮮さがあります…これから歴史を作っていけば良いのです。
その朝市で新しいモノを見つけました。写真に載せた「山水豚(さんすいぶた)」のチャーシューです!
飛騨の名水と良質な小麦で育てた、こだわりの豚肉です。
そのチャーシューを部位ごとに3種類、炙って食べるんです。工夫したタレと相まってつまみに良し、おかずに良し!です。
これはもうすぐオープン予定の瑞龍寺近くのお店で食べられるようになるそうですから、ご期待下さい!
農業者の皆さんは日々、創意工夫を怠らず美味しくて安全な食の開発に余念がないのです。
早起きしてまた一つ、勉強になりました。
備えあれば憂いなし
南砺市城端で行われた消防訓練を見学して来ました。今から100年前の明治43年3月26日夜、南からの強風で細野地内の民家が倒壊して出火、これが700mも離れた北野地内に飛び火して災害を招きました。結果的に9人の死者と90棟余りの全半焼という大きな被害が出ました。当時の記録では雪が1m程もあったそうですから消火も避難も困難を極めたのではないでしょうか。
今回はその惨事を忘れない為に同じ想定の下、260名の南砺市消防団城端方面団総出での訓練でした。
わたしも放送局時代、災害想定訓練をやりましたが、こうした身体とアタマを使う訓練を繰り返す事で、とっさの時に反射的に行動ができるんです。
フェーン現象の起きやすい季節になります。普段から防災意識を忘れずにいたいものです。