備えあれば憂いなし | あいもと芳彦ブログ

備えあれば憂いなし

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南砺市城端で行われた消防訓練を見学して来ました。今から100年前の明治43年3月26日夜、南からの強風で細野地内の民家が倒壊して出火、これが700mも離れた北野地内に飛び火して災害を招きました。結果的に9人の死者と90棟余りの全半焼という大きな被害が出ました。当時の記録では雪が1m程もあったそうですから消火も避難も困難を極めたのではないでしょうか。
今回はその惨事を忘れない為に同じ想定の下、260名の南砺市消防団城端方面団総出での訓練でした。

わたしも放送局時代、災害想定訓練をやりましたが、こうした身体とアタマを使う訓練を繰り返す事で、とっさの時に反射的に行動ができるんです。
フェーン現象の起きやすい季節になります。普段から防災意識を忘れずにいたいものです。