値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

値上げの壁には、見えない3つの壁『知らない壁』『できない壁』『続かない壁』があります。

この3つのどこかの壁にぶち当たっているから動けないんです。

なので、この壁を一つ一つ乗り越えていくと、簡単に行動できます。  そのやり方とは?


①『知らない壁』を乗り越えるには・・・・・やり方・方法を学ぶ
②『できない壁』を乗り越えるには・・・・・疑問・不安を取り除く
③『続かない壁』を乗り越えるには・・・・・相談できる仲間を持つ

お店で働くスタッフさんにとって、日常の業務は当たり前のこととして捉えられがちです。

 

売上や顧客対応、在庫管理など、毎日繰り返される仕事の中で、意識しないままルーチンになってしまうことがあります。

 

しかし、スタッフさんが「これは日常の問題だ」と認識することが、実はとても重要です。



◆行動を促す「目に見える変化」


テレビドラマなどで、借金の返済が遅れている人に対して、金貸しが布団を持ち帰るという行動が描かれています。

 

この行動は、単に物を取り上げるという行為だけでなく、返済の遅れという非日常的な問題を「目に見える変化」によって日常の問題に変える効果があります。

これは、お店のスタッフさんにも同じことが言えるでしょう。

 

例えば、売上が伸び悩んでいるという問題を「数字の話」として捉えるのではなく、店内のディスプレイや陳列方法に実際に手を加えることで、問題を目に見える形で現実化します。

 

すると、スタッフさん全員がその問題に対して意識を持ち、積極的に改善に向けた行動を起こしやすくなるのです。



◆小さな変化が大きな効果を生む


日常の業務の中で、意識的に小さな変化を加えることで、スタッフさんの行動を促すことができます。

 

例えば、商品の配置を変える、接客のフレーズを新しくする、あるいはシフトの時間帯を少し調整するなどです。

 

こうした変化は、スタッフにとって「いつもと違う」こととして認識され、結果として業務改善や売上向上につながることが多いです。



◆結果を見える形でフィードバックする


変化を加えた後は、その結果をスタッフにフィードバックすることが重要です。

 

例えば、新しい接客フレーズを導入した結果、顧客の反応が良かったことを具体的なエピソードとして共有することで、スタッフさんのやる気を引き出すことができます。

 

こうしたフィードバックがあることで、スタッフさんは「やったことが成果に繋がった」と実感し、さらなる行動につながります。



◆まとめ


非日常的な問題を日常の問題として捉え直すことで、スタッフさんが結果につながる行動を起こすことができます。

 

小さな変化を意識的に取り入れ、目に見える形で問題を浮き彫りにすること、そしてその結果をフィードバックすることが、成功の鍵なのです。

 

お店の成長はスタッフ一人一人の意識の変化から始まります。

◆はじめに


Z世代とは、1990年代後半から2010年代前半に生まれた若者たちで、前の世代とは異なる独自の価値観を持っています。

 

特に注目されるのは、格差の是正と平等、競争と個人の成果という複合的な価値観です。

 

このブログ記事では、Z世代のこれらの価値観について具体的に解説していきます。


◆格差の是正と平等を求める声
 

・社会正義への関心


Z世代は、社会正義や平等に対する関心が高いです。

 

彼らは、経済的な不平等やジェンダー差別、人種差別などの問題に敏感であり、これらの不平等を是正することに強い意欲を持っています。

 

SNSを通じて情報を共有し、声を上げることで、社会の変革を求める動きが活発化しています。



・多様性の受容


Z世代は、多様性を受け入れる姿勢が強く、異なる背景や文化を持つ人々と協力することを重視します。

 

職場やコミュニティでのインクルージョン(社会的包摂)を推進し、多様な視点を取り入れることが重要だと考えています。

 

 



◆競争と個人の成果を重視する姿勢
 

・個人の努力と成功
 

一方で、Z世代は個人の努力と成果を重視します。

 

彼らは自己実現を追求し、自分の目標に向かって努力することを大切にしています。

 

成功への道のりは競争の中で培われると考え、自己啓発やスキルアップに積極的に取り組む傾向が多いです。



・パーソナルブランディング
 

Z世代は、SNSやデジタルメディアを活用して、自分自身をブランディングする能力に長けています。

 

TikTokやInstagramなどのプラットフォームを通じて、自分のスキルや成果をアピールし、キャリアを築いていく姿勢が見られるでしょう。



 

◆両者のバランスを求めるアプローチ
 

・社会貢献と自己成長の両立


Z世代は、社会貢献と自己成長を両立させることができると信じています。

 

ボランティア活動や社会的企業でのインターンシップなどを通じて、社会に貢献しながら自己成長を図る機会を積極的に探しています。



◆企業の役割


企業もまた、Z世代の価値観に応えるため、社会的責任活動や持続可能なビジネスモデルを採用しています。

 

Z世代は、自分たちの価値観に合致する企業で働くことを重視しており、そのため企業側も新しい価値観に適応することが必要です。



◆まとめ


Z世代は、格差の是正と平等、競争と個人の成果という複合的な価値観を持ち、これらをバランスよく追求することを目指しています。

 

社会正義への関心と個人の努力を重視する姿勢は、今後の社会や経済に大きな影響を与えるでしょう。

 

彼らの価値観を理解し、共に未来を築くことが重要です。

経営者が行動を起こせない原因は主に以下の3つです。

 

そして、それぞれの克服方法についても考えてみましょう。




1. 明確なゴールの欠如


経営者が行動を起こせない大きな原因の一つは、「どうしたいのか?」という明確な目標が設定されていないことです。

 

目標が不明瞭だと、どのような行動を取れば良いのか、その行動が成功につながるのかの見極めが難しくなります。

 

目標を明確にすることで、必要な行動が見えてきます。


◆克服方法: 明確なゴールの設定


目標設定のワークショップを開催し、経営陣とキーパーソンが集まり、会社の短期・中期・長期の目標を共有し、具体的な行動計画を作成します。

 

具体的な行動計画を作る際は、以下の5つのポイントを意識しましょう。

・具体的で分かりやすい
 

・計測可能な数字になっている
 

・達成可能な目標である
 

・目標を達成した先にあるものを考える
 

・期限が明確である

 

 

 

 


2. 現状に対する満足感


「今のままでもそんなに困っていない」という心理状態も、行動を起こすモチベーションを低下させる要因です。

 

経営者が現状に満足してしまうと、新しいチャレンジや変化を追求する意欲が減退します。

 

この満足感を打破し、常に成長を目指す姿勢が重要です。



◆克服方法: 現状に対する満足感の打破


競合分析を実施し、業界内の他社と自社のポジションを比較することで、市場における自社の立ち位置や改善点を明確にします。

 

この結果をチームに共有し、新たな挑戦へと動機づけることが大切です。

 

 



3. 危機感の欠如


最後に、困っていると感じていても「危機感を感じていない」という状況も、行動の鈍化を招きます。

 

危機感がなければ、緊急性が伴わないため、解決のための行動が後回しにされがちです。


◆克服方法: 危機感の形成


潜在的なリスクや未来の市場変化に対する準備を行うといいでしょう。

 

これは、想定される様々な市場環境下での業務の進行を模擬するワークショップを含めることができます。

 

危機に直面した時の対応策を事前に検討し、危機感を具体的に感じることができるようにするのです。




結論


経営者が行動できない主な理由は、明確なゴールの欠如、現状に対する満足感、そして危機感の欠如です。

 

これらの課題を意識し、一つ一つ克服していくことで、より効果的な経営が可能となります。

 

常に目標を明確に持ち、現状に甘んじることなく、危機感を持って行動することが成功への鍵となります。



 

 

◆導入


税務調査は多くの小規模事業主にとって緊張の源です。

 

しかし、いつも通りの対応だけでなく、少し変わったアプローチを取ることで、この状況を有利に進めることができます。

 

今日は、税務職員との対話を通じて、ポジティブな結果を引き出すためのユニークな戦略をご紹介します。




(1) 変わった考えを持つ成功者から学ぼう


成功した事業主は、しばしば独自のアプローチで問題を解決しています。

 

税務調査においても、創造的かつ積極的な姿勢を示すことで、調査員との協力的な関係を築くことが可能です。

 

たとえば、自らの経営の透明性を高めるために、積極的に情報を提供し、調査員の質問に対しても前向きに応じることが重要です。

 




(2) 税務職員を恐れる必要はない


税務調査と聞くと、多くの事業主が不安に感じるかもしれませんが、税務職員もまたプロフェッショナルです。

 

彼らは敵ではなく、法律に基づいて仕事をしているだけです。

 

この事実を理解することで、恐れずに対話を進めることができます。

 

 



(3)税務職員を一人の人間として接する


税務職員も一人の人間であり、礼儀正しく、尊敬を持って接すれば、より良いコミュニケーションが期待できます。

 

彼らに対する敬意を示すことで、会話がスムーズに進み、相互の理解が深まります。

 

 



(4) 積極的に質問しよう


「商売が苦しいので、税金を取るだけでなく、税金が戻ってくる方法を教えてほしい」といった質問をすることで、調査員に自らの事業に対する熱意と真剣さを伝えることができます。

 

また、「どうしたら税金をもっと払えるようになるか」と尋ねることで、調査員の協力を引き出し、良好な関係を築くことができます。

 

 



(5)税務調査員が長居したくなくなるような環境を作る

 

これは、不快な環境を作るという意味ではありません。

 

税務調査員にとっても時間は貴重です。

 

彼らが自分の時間を無駄にしていると感じさせないように、調査の進行を効率的にすることが重要です。

 

事前に必要な資料を整理し、疑問点に対しては迅速かつ明確に回答を提供しましょう。

 

すべての情報が整然としており、アクセスしやすい状態にあれば、調査員は無駄な時間を過ごすことなく、すぐにでも次の業務に移ることができると感じるでしょう。

 

これにより、調査は迅速に完了し、両者にとって最も効率的な結果を導くことができます。
 

 

 


◆結論


税務調査は避けられない事業の一部ですが、これをチャンスと捉え、税務職員との良好な関係を築くことで、事業の透明性と信頼性を高める良い機会となります。

 

変わったアプローチが時として、予想以上の成果を生み出すことがあるのです。
 

日本の人手不足問題は、社会経済の変遷に深く根ざしています。

 

過去数十年の人口動態と経済政策を振り返り、人手不足の根本原因を探り、有効な対策を検討することが急務です。

 

 

◆人口増加社会(1990年まで)
 

1990年までの日本は人口増加社会でした。

 

この時期は大量生産、大量販売が主流となり、経済活動が活発に行われていました。

 

失業や格差を解消しようとする一方で、労働生産性が低下する傾向にもありました。


 

◆人口停滞社会(失われた30年)


1990年代から始まる失われた30年は、人口が停滞し始めた時代です。

 

政策は主に安定を目指しましたが、その結果、経済成長は鈍化しました。

 

革新的な変化が少なく、安定的な停滞が続いたのです。



◆人口減少社会(2020年より)


2020年からは人口減少社会がクローズアップされ、人手不足が顕著な問題となっています。

 

特に生産労働人口が毎年約1%のペースで減少しており、従来の人手を多く必要とするビジネスモデルでは生産性の急激な低迷が見られるでしょう。

 

そのため、これに対応するビジネスモデルの転換が求められています。



◆働き手の意識の変化


現代の働き手は、より高い給料とより良い職場環境を求めています。

 

これは、仕事への期待が高まっていることを示しており、企業はこれに応える必要があるのです。



◆人手不足の根本原因


人手不足の根本的な原因は、ズバリ利益が出ていない事業が多いためです。

 

そのため、働き手に魅力的な選択肢として選ばれていないことにあります。



◆人手不足への対策
 

人手不足を解消するためには、以下の対策が効果的です。

(1)労働生産性の向上:技術革新や効率化を進めることで、少ない労働力でより多くの成果を出す。
 

(2)利益の増加:事業効率を上げ、利益を増やすことで、より多くの資源を働き手に還元できる。
 

(3)労働時間の削減と労働分配率の向上:労働時間を減らしつつ、得られる利益を労働者に還元することで、労働意欲を高める。
 

(4)ワークシェアリング:労働を共有し、フルタイムとパートタイム間の差を減少させ、短時間労働でも十分な所得が得られるようにする。
 

(5)業務委託の拡大:特定の業務を外部に委託し、コア業務に集中することで全体の生産性を向上させる。
 

(6)即戦力となる短期労働の活用:短期間で高い生産性を発揮する人材を積極的に活用する。
 

 

これらの対策を通じて、日本の企業は人手不足に効果的に対応し、持続可能な成長を実現することができるでしょう。

 

 

多くの人はお金を貯めることが賢い選択だと思っています。

 

しかし、実は適切に借金をすることで、お金を増やすことができるのです。



◆誤解されがちな真実


一般的に、「借金はダメで、貯金は良い」という考えがあります。

 

そのため、多くの人は一生懸命に働いて、お金を貯めようとするのです。

 

 

◆買い物の考え方の違い
 

例えば、高価なロレックスの時計を買う場合、多くの人はお金を貯めてから購入します。

 

しかし、裕福な人々は「時間を味方にする」という考えを重視します。

 

だから彼らは購入しようとしているものに将来価値が増すかどうかで判断するのです。

 

 

◆投資へのアプローチ


もしも購入予定のものに将来価値が増すと判断した場合、裕福な人々は通常、まず借金をして購入します。

 

たとえ手元にお金があっても借金するのです。

 

では手元にあるお金はどうしているのでしょうか?

 

それは別のものに投資しているのです。

 

そのため、裕福な人ほど銀行口座の残高が少ないことが多いでしょう。



◆投資と借金の戦略


お金がない時でさえ、裕福な人々は借金をしてでも投資に回し、短期的な損失を受け入れてでも、長期的にはより大きな利益を目指します。

 

彼らは貯金をしている状態を「損」とみなします。

 

なぜなら他の何かに投資して、より大きな価値を生み出す機会を逃しているからです。

 

 

◆お金の真実の価値


そういう意味では、紙幣自体には価値がないかもしれません。

 

しかし、お金は新しい価値を生み出すための手段として機能します。

 

そのため、お金を持っているだけでなく、それを新しい価値を生み出すものに早めに変えることが重要なのです。

 

 

この文章は、借金や投資の概念を使って、賢くお金を増やす方法についての理解を深めるためのものです。

 

投資にはリスクが伴うため、自分自身でしっかりと学び、理解した上で行動することが重要です。
 

 

 

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

2014年1月にスタートした私のブログが、2023年12月末に丸10年を迎えます。

 

この一貫した定期投稿は、これまでの皆様のご支援の賜物です。

 

心から感謝いたします。

 

この節目を機に、来年からは投稿を不定期とさせていただきます。



今回は、第1回と同じテーマです。

 

 

 

お店の社長さんが日々直面するお金儲けについて、ステップバイステップで考えてみたいと思います。

 

 

(1)お客さんが困っていることを理解する

 

お金儲けをするには、まずお客さんの心理を深く理解することから始まります。

 

なぜなら、人は何かの困りごとや望みことが生じた時に、お金を出しやすくなるからです。

 

例えば、どうしても解決したい問題を抱えていてその解決策が必要な時、あるいはどうしても達成したい新しい目標を持った時などが考えられます。

 

お客さんがこのような状態にある時に、価値ある商品やサービスを提供することが、お金儲けのカギになるのです。

 

 

 

(2)お客さんのニーズに合わせた提案をする

 

お客さんが新しい目標を見つけた瞬間は、特に注目すべきです。

 

例えば、ダイエットをしたい時や特定の趣味を楽しみたい時、特定の商品を手に入れたい時といった願望を持った瞬間が重要になります。

 

この時、こうした願望に対して、お店としてどのように応えられるかを考えることが大切です。

 

お客さんの目標達成を支援する商品やサービスを提供することで、お客さんの満足度を高めると、売上げも向上します。

 

 

 

(3)共感と共有の場を創出する

 

人は共通の話題や敵に対して結束しやすい傾向があります。

 

この心理を理解し、お客さんが共感できるようなコミュニケーションや空間を提供することも重要です。

 

例えば、趣味の話題で盛り上がれるイベントや、共通の悩みを共有できる広場などの集まりを開催することで、お客さん同士の絆を深め、お店へのつながりを高めることができます。

 

 

 

(4)感情を揺さぶる体験を提供する

 

多くの場合、「これはいい!」と感じた瞬間、人のこころは動きます。

 

この「こころが動く瞬間」を見逃さないことが、お金儲けの秘訣です。

 

お店での体験、商品のプレゼンテーション、スタッフさんの接客態度など、お客さんの感情を揺さぶる要素に注力してください。

 

感情に訴えかけることで、お客さんの決断を促し、購買に結びつけることができます。

 

 

 

(5)お客さんとの長期的な関係を構築する

 

最後に、一度の取引で終わらせず、お客さんとの長期的な関係を構築することを目指しましょう。

 

お客さんが満足の行く未来を追求する過程で、常にサポートする存在であることが大切です。

 

お客さんの立場に立ち、お客さんの成功を共に喜び、困難を一緒に解決することで、信頼関係を築き、リピーターを増やすことができます。

 

 

 

これらのポイントが、お金儲けの秘訣です。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

整骨院さんの『肩こり腰痛』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

整骨院さんが、『肩こり腰痛』の治療をおすすめしている店頭看板です。

 

肩こりと腰痛は、多くの患者さんが悩まれている症状になります。

 

できればもう少し詳しく伝えたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>最近、仕事や家事が忙しくて

>肩こりや腰痛がひどいなあ・・・。

>猫背がひどいって友達に言われたし・・・。

>どうすればいいんだろう~。

>『店名』にお任せください!

 

 

 

→まずは、現状の悩みで問い掛けます。

 

→例えば、『家事をする中で、肩こりや腰痛に悩まされていませんか?』

 

→そして、その原因を伝えると、「何をすればいいのか?」を理解できます。

 

→例えば、『毎日の家事が辛いと感じるのは、実は骨盤の歪みや肩甲骨の動きの悪さが原因かもしれません』

 

→この後、施術へとつなげます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(整骨院の肩こり腰痛)

家事をする中で、肩こりや腰痛に悩
まされていませんか?

毎日の家事が辛いと感じるのは、実
は骨盤の歪みや肩甲骨の動きの悪さ
が原因かもしれません。

私たちの施術では、まず骨盤の歪み
を正確に診断し、それに基づいて個
々に合ったアプローチで骨盤を整え
ます。

そして、肩甲骨周りの筋肉をほぐし
動きをスムーズにすることで、肩こ
りや腰痛が軽減できるでしょう。

辛いなと感じたら我慢せず、一度ご
相談くださいね。全力でサポートい
たします。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→肩こりや腰痛が辛いと、その患部だけが気になりますが、実際はその他に原因があります。

 

→このようにプロしか分からない事実を伝えることが今回のポイントです。

 

→ここを先に伝えておくと、治療がとてもスムースになり、治りも早くなります。

 

→なぜなら、患者さんと一緒になって問題解決ができるからです。

 

→しかし、ここが曖昧だと疑心暗鬼になりやすく、「治療費を高くしたいから、そんなことを言っているんだ」と勘違いされます。

 

→それくらい、事前の情報提供は大切です。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

売上不足という課題があるお店が多いです。

 

売上不足は、多く問題を引き起こす可能性があります。

 

しかし、その原因となる「行動不足に焦点を当てる」ところは少ないです。

 

そこで、そのための具体的な解決策を、ステップバイステップで考えてみたいと思います。

 

 

(1)まずは、売上不足の原因を理解する

 

売上不足の原因は多岐に渡ります。

 

しかし、主に「客単価」、「来店回数」、「顧客数」の3つの要素が原因にまとめられることが多いです。

 

そのため、これらの要素が低いと売上げは自然に落ち込んでしまいます。

 

 

 

(2)その要素の1つ、客単価の不足から対処する

 

この要素から対処するのは、ここが一番取り組みやすいからです。

 

なので、まず客単価の向上からアプローチすることが有効になります。

 

例えば、

 

・付加価値メニューやワンランク上のコースを積極的に提案します。

 

・POPやポスターなどを活用して、施設のイベントやプロモーションをアピールするのもいいでしょう。

 

 

 

(3)次の要素として、来店回数の不足を解消する

 

この要素も比較的対応しやすいのです。

 

来店回数を増やすためには、次の方法が考えられます。

 

例えば、

 

・店頭看板や店頭バナーなどを活用して、通りがかりの新しいお客さんの興味を引くといいですね。

 

・また、お礼状やフォローアップハガキなどで、既存のお客さんに再来店を促しましょう。

 

 

 

(4)そして、顧客数の不足に対応する

 

この要素はお金と時間一番かかります。

 

なぜなら、お客さんを獲得するためには、そのお店の商圏範囲の見込み客に向けて、広くアプローチをしなければいけないからです。

 

例えば、

 

・新しいお客さんに対しては、ポスティングやチラシなどで、お店の認知度を高めなければいけません。

 

・また、何らなの理由で来店間隔が空いているお客さんに対しては、お客立ち情報を盛り込んだハガキを送付し、再来店を誘導する必要があります。

 

 

 

(5)以上を基に、行動計画の立案をする

 

これらの対策を実行するには、具体的な行動計画が必要です。

 

例えば、以下のような行動を設定します。

 

・1日に100人のお客さんに声掛けする

 

・2週間に1度、新しいPOPを作成する

 

・1カ月に2回、店頭看板を書き直す

 

・1日5枚のお礼状ハガキを書く

 

・1カ月に500枚のお役立ち情報ハガキを配布する

 

・1カ月に3000枚のビラを配布するなど

 

これらは一例ですが、重要なのは、自店に合った行動計画を立てて、それを継続的に実行することです。

 

 

 

(6)結果を出すためのコツ

 

売上不足の解消には、目標を明確にし、行動をコントロールすることがカギです。

 

全ての行動がすぐに結果につながるわけではありません。

 

しかし、一貫して取り組むことで、良い習慣が身に付き、結果的に売上向上につながります。

 

 

 

売上不足に直面した時に、一度見直してみて下さいね。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

保険取扱店さんの『老後資金』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

保険取扱店さんが、『老後資金』を貯める方法をおすすめしている店頭看板です。

 

『ゆとりのある老後を送る』というテーマを伝えています。

 

できればもう少し情報提供したいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>ゆとりのある老後を送るには

>貯める方法きいてみませんか?

 

 

→まず、「どんな人にお伝えしたいのか?」から、スタートします。

 

→例えば、『快適で安心な老後を夢見ても、年金だけでは心配なあなたに』

 

→そして、『もしも無理なく、確実に老後の資金を積み上げられる方法があったら、興味はありますか?』

 

→このようにじらしながら伝えて、老後保険につなげて行きます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(保険取扱店の老後資金)

快適で安心な老後を夢見ても、年金
だけでは心配はあなたに

もしも無理なく、確実に老後の資金
を積み上げられる方法があったとし
たら、興味はありますか?

実は無理なくコツコツ貯める『老後
保険』があるんですよ!

この保険は毎月の小さな積み立てで
将来の大きな安心を築けます。

長い時間を味方につけることができ
るので、早めに始めれば始めるほど
その効果は大きくなるでしょう。

老後の不安を感じたら、ぜひ、一度
ご相談くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→将来の姿を考えてもらう場合は、まず、「どんな人にお伝えしたいのか?」から始めます。

 

→なぜなら、ここをハッキリさせないと、将来の姿がイメージしにくいからです。

 

→将来の姿がイメージできないと、ほとんどの場合、商品には結びつきません。

 

→そのため、「どんな人にお伝えしたいのか?」は、とても大切なメッセージとなります。

 

→それと、「長い時間を味方につけること」がキーワードで、ここが理解できると早めの行動につながるのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則