先日、ある週刊誌で衝撃的な記事を読みました。。。
あまりにもショックな内容だったのと、信じて通っておられる方の事を考えると、ブログで記事にするのは控えようかとも思いましたが。。。
足だけをお湯につける「足湯」は皆さんご存知だと思います。
全身浴に比べて手軽ですし、リラックス効果も言われて今、ブームですよね。
「足湯」上がりに、湯冷めしないように気をつければ、血行促進にも良さそうですよね
そして「デトックス」もブームです。
「デトックス」とは「解毒」を意味します。
お魚を食べれば、水銀。お野菜を食べれば、残留農薬。インスタント食品には添加物。
と、体に悪い有害物質は身近にあります。
これらを全て排除して食事をする事は難しく、なかなか実行できることではないですよね
でも、それらが体の中に入ってきても、体本来の力で外に排出したり、負けない免疫力があれば強い体でいられるわけですよね。
その「デトックス」と「足湯」をドッキングさせたのが「デトックス・フットバス」なんだそうでうす。
雑誌や、タウン誌などでも度々紹介さっれていて、実際に体験された方もいらっしゃると思います。
その「デトックス・フットバス」についての記事です。
長いので抜粋すると。。。
都内の有名エステ店に行き「デトックス・フットバス」を体験。
洗面器を一回り大きくしたくらいのフットバスの装置に素足を入れ、電流を流すと。。。
見る見るうちにお湯はオレンジ色になり、茶褐色になり、焦げ茶色になり。。。
15分が過ぎた頃には赤茶色の細かい粒子が足に付着し、最後はドロドロのヘドロか藻の中に足を突っ込んでいるような状態に。。。
店員には「ずいぶん出ましたね。焦げ茶色になっていますが、肝臓と胆嚢に毒素が溜まっていたからです。喫煙が影響している可能性がありますね」と言われた。
そぅなのか!!と一瞬ビビッたが、よく思い出してみるとタバコを吸うことは最初に問診票に自分で書いたのだった。
本誌が体験したいくつかの「デトックス・フットバス」ではいずれも「体内の毒素が足裏の汗腺から出る」と説明された。
そんな事があるのか、皮膚科の専門家に聞いたところ、
「汗腺からは汗と一緒に尿素などの老廃物がわずかに排出されていますが、お湯の色が変化する事は考えられません」、と「解毒効果」を完全否定した。
しかし、取材した店の説明やホームページなどでは、あくまで足裏から老廃物が出てお湯が濁ると宣伝しているのである。
業界大手の機器メーカーに取材したところ、「使用中に湯が濁り、沈殿物が溜まりますが、あれは体から出た老廃物ではありません。電極に使用している金属が化学反応を起こして発生する物質です。あれが全て毒素であるとは全く考えていないし、湯の色で体の弱っている部分が分かるなどの根拠はありません」
このメーカーの見解としては、基本的には手軽に足湯を楽しめる健康機器であり、それにマイナスイオン効果を期待した機能を追加した商品だというわけである。
それが、エステ店などの現場では「毒素が出る」と誤って宣伝されているというが、単なる勘違いと片付けるわけには行かない。
「悪質な店や業者は、足を入れてから色が変わることを実演する為に、容器の底に足がつくと電気が流れるように改造したり、電極や塩分濃度を調整して毎回違う結果が出るように工作している。つまり、あれが毒素でないことを知りながら、客が誤解するように仕向けている」とメーカー幹部。
消費者センターにはデトックス・フットバスで「あなたの体は○○が悪い」と言われエステコースの契約をさせられた具体的な被害の訴えもある。
足を湯に浸けて温めれば、健康に良いことはあるでしょうが、マイナスイオンがどうとか、老廃物が汗腺を通って云々などと説明される解毒効果はまずないと考えていい。
私が読んでみて、衝撃だった部分を抜粋したものです。
本当は、もっと内容が濃く色々な専門家の方のお話もあったのですが。。。
上記にもあるように、足湯そのものが悪いことはありません。
「フットバス・デトックス」を体験した際に出るドロドロが老廃物による結果ではなく、電極に使用している金属の化学反応であるということです。
足は第二の心臓と言われています。
足を冷やさないように心がけて、ツボ押しやマッサージなど健康に心がけたいですね。
←久々に、ぽちっと。。。