恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記：
四谷に住む作家ネコちゃん、梅雨の合間の晴日に着物で展覧会へ行きました。カルティエ展に伺うので、明石ちぢみの夏着物に西陣織帯「万華鏡」でビジューな(宝石的)装い。
メトロで上野駅、パンダ橋を渡り上野の森へ。曇り日でしたが蒸し暑く、日傘をさしてなるべく林の中を歩きました。
東京国立博物館に到着。正面は東博本館、左手の表慶館で日本での５０年のあゆみを振り返る「カルティエ展」開催中です。正面に対のライオン像、ホールにドーム天井、とロンドンに戻った気分（笑）。
フランス語の浮世絵紹介本があり、印籠や漆器、日本文化からインスピレーションを受けたとのカルティエのアーカイブジュエリーが素晴らしかったです！着物や帯の柄にも通じるデザインです。
隣の藤屏風の部屋には豪華なダイヤモンドの藤がキラキラ！
レトロ優美な螺旋階段を登り２階へ。カルティエのモチーフの豹をパチリ。ティアラや豪華絢爛な宝石がいっぱい展示されていて、ミニオンズみたいな盗賊が現れるのではと心配になったぐらい（笑）。
吹き抜けのテラスからの眺めがロンドンのヴィクトリア＆アルバートミュージアムを思い起こさせました。
現代アートコーナーにビートたけしの可愛い絵。
表慶館を出たら、法隆寺宝物館にレストランがあるとの案内、初めて伺いました。
ホテルオークラカフェでアフタヌーンティー、外国人観光客が多く、ここもロンドンに戻った雰囲気（笑）。
宝物館の仏像も拝見しました。飛鳥時代の仏像たちはどこか可愛くてちょっと埴輪・宇宙人的？
外は相変わらず湿気が高くて暑く、サングラスに日傘で歩きます。桜並木に紫陽花がたくさん咲いていました。
パンダなメトロ銀座線で帰宅。
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（by 恋愛小説作家 愛川耀）