最近ネットフリックスの「スタートレック ボイジャー」を見てはまっている。
トレッキーとしては過去のスタートレックシリーズを放映するネットフリックスがありがたい。
初回放映が1995年というかなり前の作品なので、色褪せてないか心配したが杞憂に終わった。
(ここからトレッキー以外の方には申し訳ないが、少しコアな内容になります)。
テレビ放映当時、最初の方は都合で見れなかったので、ボイジャーがデルタ宇宙域に放り出されたいきさつやマキのメンバーだったチャコティやベラナがクルーの一員になったいきさつがよくわかった。トゥボックはマキに潜入したスパイだったんだね~。論理思考のバルカン人に果たしてスパイ行為が出来たのか?と疑問には思ったが(笑)。艦長が女性というのは時代を先取りしている。今では「#ME Too問題」で女性へのパワハラ、セクハラが話題になっているが、今から30年前に女性を艦長にして物語の中心に持ってきた手法は画期的だと思う。その艦長キャスリン・ジェインウェイ役のケイト・マルグルーの演技は実に上手い。また他のメインの登場人物たちのそれぞれの個性というか持ち味もいい。頼りになる副長のチャコティ、沈着冷静なバルカン人のトゥボック、少し破天荒なパリス、唯一の東洋人ハリー、意外と美人なベラナ、お調子者ニーリックスにキュートなケス、この人がいないと話が進まない名物ドクター(笑)、そして何と言っても中盤から登場した元ボーグのセブン・オブ・ナインの存在は際立っている。いわゆるクールビューティ、ピチッとした制服なので体の線がわかるのだが、その抜群のプロポーション。なるほどー、当時から彼女は人気があったのだが今見てもその理由がよくわかる。よほど評判がよかったのか、新作「スタートレック:ピカード」にもサブレギュラーとして出演している。
特筆すべきは熟練した声優さんたちの旨さだ。それぞれのメンバーの個性にピッタリの声。どの声優もその人そのものだと思ってしまう。例えば艦長キャスリン・ジェインウェイの声優松岡洋子さんしかり、副長のチャコティの声優石塚運昇さんしかり、ドクター役の声優中博史さんしかり、パリス役の声優森川智之さん(今ではトム・クルーズの声優さんで有名)しかり・・・、何と言ってもセブン・オブ・ナインの沢海陽子さんの声がいいかな(笑)。
ボイジャーのメインメンバー
「クールビューティー」セブン・オブ・ナイン
さて、数々の困難を乗り越えデルタ宇宙域からいかに地球に帰還できるのか?。おおよそストーリーはわかっているのだが、忘れている内容も多く、見るたびに新しい発見があり、ストーリーに引き込まれる。
7シーズン、全172話。かつての「スタートレック ボイジャー」(VOY)ファンの方へ・・・、やっぱりおもしろいです。