前回、朝ドラ「ちむどんどん」ついて記事を書きましたが、最近のSNS上での「ちむどんどん」についての話題は凄いですね。ツッコミどころ満載のドラマだと感じていた視聴者がツイッターの「#ちむどんどん反省会」で不満を爆発させています。内容を読むと「なるほど、その通り」と思う事が多いのですが、中には誹謗中傷のような書き込みもあって、とにかくドラマを否定すればいいというような内容をみると「どうなの?」と思ったりもしています。僕のブログでも過去「朝ドラ」の記事をいくつか書いてきましたが、割と感動した内容を書いてきました。だからSNSでこうも否定される内容を見ると、こんな朝ドラって今まであったかな?と思ってしまいました。
せっかくなので僕もこのドラマの感想を少し述べさせてもらうと、とにかく今回のドラマは感情移入がしにくく、自然と気持ちがついていかない。見ている側はなんか置いてけぼりをくっている感じがするといったところでしょうか。
店の権利書をやくざにとられ脅された、そこに片岡鶴太郎登場、「え、やくざと知り合い?、ワンパターンで何のひねりもなく、一件落着って、はあ?、だから何?」
結婚式のシーン、暢子に振られた智に唐突にスピーチさせる、って「え?、ここは感動する場面なのに、こんなの普通ありえんだろ!」という違和感の方が大きく、素直に喜べない。
開店資金の200万円をねずみ講にとられた、ところが姉の貯えの200万円をもらいあっさり解決、って「え?、反社はどうなった?、姉から200万円もらって、え?、それで終わり?」
という違和感の方が大きく、納得いかない。
ドラマや映画っていろいろな制約がありますから、当然ご都合主義な点は多いでしょうし、ワンパターンの使い古されたストーリー展開も多いでしょう。それは当然「朝ドラ」にも見られるのですが、そこにはなにかしら説得力のある「本当っぽさ」が感じられる。ところが、今回の「ちむどんどん」に至っては「なんのための布石?」「どうしてこうなっちゃうの??」と思う事ばかりです。こうなるともう連続ドラマとしては失格、見る意味がないと言えるではないでしょうか?。おっと、「#ちむどんどん反省会」を読みだしてから、僕自身もなんだか辛辣な書き方になってしまいました。失礼しました。