私は、だいたい1日1冊
オーディオブックを聞いています。
朝起きたら、すぐに
ワイヤレスイヤホンを耳に突っ込みます。
家事、メイクをする時も、着替える時も、
常に「耳読書」をしています。
今は、自宅から徒歩5分のところに
仕事場があるので、そこの行き帰りとか
あと、いろいろ一日中で
目と手は塞がっているけど
耳は空いている時間
を英語や日本語のオーディオブックを
聞くことに充てていますが、
それをかき集めると、1日に3時間くらいにはなります。
オーディオブックは、倍速で聞くので
1日1冊は結構余裕で聞けます。
昨日聞いた本は、これでした。
特別に興味があったわけではないのですが、
もうすぐオーディオブックの
聴き放題が終了するというので、気になって。(←貧乏性)
岸恵子さんのお芝居は見たことがなく
「フランスに住んでる女優さん」
という知識しかなかったのですが、
すごく面白かったです。
日本人が自由に海外旅行できなかった時代に
フランスに渡った時の苦労などが書かれていて
「そうか、そういう時代があったんだ・・・」
と改めて思ったり。
(自由な海外渡航が許されたのは
64年の東京オリンピック以後だそう)
朗読は、中井貴恵さん。
すごく良かったです。
本には
「中井貴恵さん、中井貴一さんのお父様である
佐田啓二さんとの『君の名は』で・・・」
といったくだりもあったり
まさかのご本人登場。
私は、残念なことに
佐田啓二さんも「君の名は」も、
名前を聞いたことしかないのですが。
「真知子巻き」はなんとなく知ってるけど・・・
あと、「意外に」と言っては失礼なのですが
このオーディオブックも、良かった。
あの芸人の青木さやかさんが
文筆業をしてたなんてことも
全然知りませんでした。
朗読は、ご本人。
「プロのナレーターじゃない、
しかも芸人さんが読む本って、どうなの・・・」
と、かなり警戒しながら
でも怖いもの見たさ(聞きたさ?)で
聞き始めてみると、度肝を抜かれました。
お母さんとの長年の確執、そして許し、
結婚、離婚、子育て、闘病の話などが
周囲のやさしい人たちとの関係性とからめながら
シリアスではなく軽快に描かれていました。
いろんな登場人物と青木さんとの
会話の掛け合いシーンがかなり多いのですが、
ご本人の朗読なのが妙にリアルで、
すごく面白かったです。
普段は英語のオーディオブックを聞くことが多いですが
日本語の本も、もっとたくさん聞いていきたいなと
私のお勧めオーディオブックは
以下の記事からどうぞ!
ちなみに
毎日の耳読書のお供はこれ。
↓
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