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トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2025年12月7日 RSK山陽放送

 

 

今年6月、約120年ぶりに刑罰の種類が見直され、懲役刑と禁固刑が廃止となり新たに拘禁刑が導入されました。刑務所での受刑者の処遇も、社会復帰への支援や再犯防止により力が入れられるようになっていて、岡山刑務所でも新たな取り組みが始まっています。 

 

【写真を見る】刑務所で新たな取り組み 受刑者が保護犬と触れ合う新たな更生プログラム始まる【岡山】 

 

「可愛いわ」 

 

穏やかな表情で、子犬と戯れる受刑者たち。 

 

「私は無期懲役です」 

(瀬戸大輝記者) 

「罪名は?」 

(受刑者)

 「強盗殺人です」

 

岡山市北区牟佐にある岡山刑務所です。収容されているのは、刑期が10年以上の男性受刑者約400人で、半数以上は無期懲役です。割りばしやフルーツネットの梱包をしているのは高齢の受刑者たちで、日々、黙々と刑務作業に取り組んでいます。 

 

そんな中、今年10月から月に1回、作業の合間に岡山市保健所の保護犬による新たな更生プログラムが実施されています。 

 

「シェパードの子どもだ」 

「手をかぶっとるわ。可愛いわ」

 

きっかけとなったのは、今年6月の新たな刑法の施行です。刑罰は、これまでの懲役刑と禁錮刑が廃止され拘禁刑に統一。受刑者それぞれの特性に応じた処遇を行い、社会復帰への支援や再犯防止により力が入れられるようになりました。 

 

(担当刑務官) 

「刑務所内の生活というのは、厳しい規則やルールの中で生活しているので、保護犬の取り組みというのは、自ら触りにいったりとか自分の意思でもいろいろ参加していけるところではあるので、そういった意味で非常に効果的と言いますか、良い取り組みになっているのではないかなと」

 

 全国の刑務所でも同様の取り組みが進んでいて、保健所側も保護犬の訓練の一環として捉えているようです。 

 

(岡山市保健所衛生課 丸山稔課長代理) 

「保護犬、特に野犬は人と触れあったことがない。これだけの方々に囲まれて、なでてもらうということで多くの人に慣れるというところで非常に大事なことだと思っています」

 

 数十年にわたり、塀の中でほとんど同じ生活を送ってきた受刑者たち。犬との時間を通じて気持ちにも変化が生まれているといいます。

 

(受刑者(40代)無期懲役) 

「やっぱり犬とふれあうことによって自分自身優しい気持ちになれるといいますか、その気持ちを続けていければなと思っています」

 

(受刑者(80代)無期懲役) 

「ここに来る前は自分で(犬を)飼っていたから、心の中が癒されてうれしい。馬鹿なことやったから、(普段は)できないけどね。罪の償いにはならないと思いますけど、やれることは自分でやりたいと思います」 

 

重い罪を犯した者に癒しを与えることに否定的な声もあります。しかし、長年「何かに愛情を注ぐ」という体験をしてこなかった受刑者にとって、保護犬との時間は「他者への思いやり」を取り戻す貴重な機会になっているようです。

2025年12月6日 朝日新聞

 

 さぬき動物愛護センター(愛称・しっぽの森、高松市東植田町)で11月24日、動物愛護フェスティバルが開かれた。来場者らは、保護された犬猫たちと触れ合った。

 

犬に聴診器を当てて、体内の音を聞いた=2025年11月24日午後1時33分、高松市東植田町、渡辺杏果撮影(朝日新聞)

 

  【写真】こんにゃくに電気メスを当てて手術の体験をした=2025年11月24日午後1時37分、高松市東植田町、渡辺杏果撮影

 

 香川県と高松市が主催。香川県獣医師会の協力のもと、小学生が獣医師の仕事を体験。聴診器で犬の体内の音を聞いたり、埋め込まれたマイクロチップを読み取り番号を照合したりした。参加した高松市立栗林小4年の門田莉歩さんは「ドクドクって音が聞こえた。人の心臓の音と似ていた」。

 

  当日はボランティア団体による譲渡会もあった。高松市によると、昨年度、市内で殺処分されたのは犬30匹、猫37匹。減少傾向だが、犬の殺処分数は全国の中核市の中で最も多い状況が続いている。

 

  打開策の一つとして、市は保護した犬猫の飼育施設「高松市動物管理ステーション」の整備を進めている。保健所に収容した犬猫をステーションで一時的に飼育。その後、「しっぽの森」に移して譲渡先を探すなどする。2026年度に運営を始める予定。

 

  市は新施設の備品や薬剤費などに充てるため、12月30日までクラウドファンディングをしている。目標額は1100万円だが、5日現在の寄付額は約96万円にとどまる。

 

  担当者は「殺処分を減らすため、全国の方にご寄付をいただきたい」と話している。寄付は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」(https://www.furusato-tax.jp/gcf/4618)や市納税課窓口で。(渡辺杏果)

2025年12月9日 日刊スポーツ

 

 デヴィ夫人(85)が主催する動物愛護のためのチャリティーイベントが8日、都内で行われた。

 

動物愛護のためのチャリティーイベントを行ったデヴィ夫人(Nikkan Sports News.)

 

  【写真】動物愛護のためのチャリティーイベントを行ったデヴィ夫人  

 

 動物の生命の尊厳を守り、人と動物が共生できる社会の実現を目指して開催。あいさつで「日本には1000を超える動物愛護団体がある。でも、できることは虐待された犬などの保護。日本では犬猫は(法的には)器物となっている。動物保護を何とか立法化したい」と力強く訴えた。

 

  杉本彩(57)が理事長を務める動物環境・福祉協会「Eva」、動物保護を目的に設立されたアニマルレフュージ関西(ARK)に寄付金の目録を贈った。

2025年12月5日 BBC NEWS JAPAN

 

 

米ヴァージニア州の酒類販売店で11月29日、アライグマが侵入して酒に酔い、トイレで眠っているのが見つかった。 

 

アライグマは、店内の棚の下段に置かれたアルコール飲料を勝手に飲んだとみられている。 

 

動物管理官のサマンサ・マーティン氏は、ハノーヴァー郡動物保護施設にアライグマを搬送し、野生へ戻す前に酔いを覚ます時間を与えた。 

 

アライグマにけがの様子はなく、強いて言えば二日酔い程度だったという。

 

 マーティン氏によると、アライグマは「目を回していて、典型的な酔っ払い状態」だったという。

2025年12月5日 RBC

 

県内の動物保護団体を支援する「ペットリボン基金」の贈呈式が那覇市で行われました。 

 

ペットリボン基金は、ペット関連用品店「ペットボックス」を展開する「オム・ファム」が県内の保護団体を支援しているもので、寄付金の贈呈は今回で19回目です。

 

琉球放送

 

  【写真を見る】「動物を迎えたら最後まで飼う認識を」 犬・猫の保護団体などにペットボックスが寄付金贈呈 

 

3日に行われた贈呈式では、犬や猫の保護のほか、ヤンバルクイナなど野生動物救護活動を行う6つの団体にあわせておよそ98万円が贈られました。 

 

これまでの寄付金の累計は2100万円を超えています。 

 

OKI DOGGIE ベガ多佳乃代表 

「犬として生まれてきて幸せだったなと思ってもらえるように、寄付金を回したい」「一番は(動物を)迎えたら最後まで飼う、みんなの認識が強くなれば良い」 

 

沖縄では犬の殺処分ゼロが続く一方で、人手や資金不足など保護活動の課題は多く、オム・ファムでは今後も支援を続ける考えです。