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トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2025年12月5日 熊本日日新聞

 

「人と動物の共生」をテーマにしたシンポジウムが11月30日、熊本市中央区のホテル熊本ニュースカイであり、タレントで公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」の杉本彩理事長が記念講演をした。

 

「人と動物の共生」をテーマにしたシンポジウムで講演する動物環境・福祉協会Evaの杉本彩理事長=11月30日、熊本市(熊本日日新聞)

 

  同市の熊本西ロータリークラブが創立40周年記念で開き、会員ら約250人が参加した。同会は「人と動物の豊かな社会の実現」を掲げ、高齢者施設に動物と触れ合う場を提供するなど活動している。

 

  この日の講演で杉本理事長は、動物虐待に関する法律の厳罰化や、虐待されている犬を速やかに救助するための法改正実現など法人が取り組む活動を紹介。その上で、「多くの人に動物福祉への意識を高めてもらいたい」と呼びかけた。

 

  アニマルセラピーに取り組む医療従事者ら3氏も交えたパネル討論もあった。進行を務めた同クラブの德田竜之介会長は「私たちの活動を広く知ってもらい、活動を深めていきたい」と語った。(松田嵩史)

2025年12月1日 毎日新聞

 

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの24歳の誕生日にあわせ、宮内庁が1日、天皇ご一家が飼われている猫の写真を公開しました。今年8月に新たに迎えた「美海(みみ)」と、先住猫の「セブン」の3枚で、2匹とも保護猫だということです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「天皇ご一家の保護猫」を解説します。 

天皇ご一家は今年8月に新たに保護猫を迎え、「美海(みみ)」と名付けられた=皇后雅子さま撮影(宮内庁提供)(毎日新聞)

 

【写真で見る】天皇ご一家が飼われているセブンと美海 

 

Q 天皇ご一家は以前、保護犬も飼っていなかった? 

 

A 宮内庁によると、ご一家は2009年から保護犬「由莉」を飼育していました。10年からは、当時の住まいがあった赤坂御用地(東京都港区)で保護した親子猫「人間」と「みー」も飼い、16年には動物病院を介して保護猫「セブン」を迎えました。

 

 Q 「由莉」や猫たちはどうなったの? 

 

A 「人間」は16年5月、「みー」は24年8月、「由莉」は今年6月に死にました。 

 

Q どうして新たな保護猫を迎えることになったの? 

 

A 「セブン」1匹になり、寂しくなってしまったのではないかという思いがあり、今年8月に生後4カ月半の三毛の子猫「美海」を動物病院を介して迎えたそうです。ご一家で相談して名付けたということです。

2025年12月4日 北海道ニュースUHB

 

 

 閉園後も動物の移転が進んでいない、札幌市南区の動物園、ノースサファリサッポロで2025年10月、ライオンが双子の赤ちゃんを生んでいたことが分かりました。

 

  ノースサファリは9月の閉園後、動物の移転が進まず、ライオンを含め、256匹が残っています。

 

  双子の赤ちゃんは10月29日に生まれたということで、性別は不明です。

 

ライオン含め256匹の動物たちの移転は進まず…(UHB 北海道文化放送)

 

 通常、ライオンの妊娠期間は120日程度で、閉園決定後に妊娠した可能性が高く、札幌市の関係者は「数を減らさなくてはいけないのに疑問だ」と話しています。

 

  また、ノースサファリの関係者は「意図的ではなかった」と話しています。

 

  ライオンなど危険な動物の飼育に義務付けられる生後30日以内の届け出はされていて、法令違反はないということです。

2025年12月2日 FNNプライムオンライン

 

2年前、小樽市で虐待を受けた犬が衰弱死して見つかった事件があり、飼い主の家から保護された犬がいた。 

 

その犬は今どうしているのか、取材した。

 

FNNプライムオンライン

保護犬の奇跡― 引き取った新たな飼い主

2025年10月、X(旧Twitter)である投稿があった。

 

 「たまたまTwitterで北海道の動物虐待のニュースが目に入る→え!?めちゃくちゃかわいい顔!」(Xの投稿より) 

 

ニュースを見て保護犬を引き取ったという投稿に、8万近い「いいね」が寄せられていた。

 

そのニュースというのが―

 

「生後10か月のサリちゃん。当初はかなり痩せていましたが、現在体重は20キロ近くまで増えています。振興局の担当者は『2023年のうちに新しい飼い主を見つけてあげたい』と話しています」(2023年12月放送のuhb「みんテレ」)

 

 「こちらの家で女2人が大型犬を飼っていたということです。近づくとけもののような臭いがします」(2023年10月放送 福岡百記者) 

 

2023年、小樽市内の住宅で劣悪な飼育環境で衰弱死した犬2匹が見つかる事件があった。 

 

サリちゃんはその時保護されたうちの1匹で、北海道の後志総合振興局が新たな飼い主を探していたのだ。 

 

「あの子ですかね。こんにちは」(福岡百記者) 

 

「サリちゃんという名前で(保護先で)面倒を見てもらっていたんですけど、今は名前が「はなちゃん」って言います。はな!こんにちはって言って」(佐藤香織さん) 

 

「ワン!」

 

 2歳になった「サリ」改め「はなちゃん」が立派に挨拶してくれた。

 

 X(旧Twitter)の投稿者、佐藤香織さんは2024年2月にはなちゃんを引き取った。

 

「ニュースを見てすごく惹かれるものがあった。縁があったのかな。『面会に来てください』ということで会わせてもらったら、寂しそうな不安な顔をしていて、その顔を見たときに、一生責任を持つということの覚悟は決まりました」(佐藤さん)

劣悪な環境下から新たな人生へ

これは佐藤さんと初めて会った時のはなちゃん。

 

 はなちゃんは、最初は不安からか人の姿がなくなると吠えたり物を壊したりしていたというが、徐々に変化が見えてきた。 

 

「性格はすごく来た時よりは明るくなった。忘れたかのように1匹でもお腹を出して寝ている」(佐藤さん) 

 

人間によって劣悪な環境下で育てられたが、新たな出会いによって人を信頼できるようになったはなちゃん。

 

 佐藤さんが願うのはただ一つ。 

 

「この子にしたら人間に振り回されているところがある。幸せとか不幸とかこの子が考えないぐらいお腹いっぱいで安心して寝られるというのが日常になっているんだったらそれが一番」(佐藤さん)

2025年12月1日 静岡朝日テレビ

 

 

 静岡県動物愛護センター「しっぽのバトン」が富士市にオープンしました。

 

  浜松市の施設の老朽化に伴い富士市に移転したもので、殺処分ゼロを目指して施設には処分施設を設けず、動物愛護に特化しているのが特徴です。

 

  施設は犬と猫の譲渡に向けた長期収容機能が充実しており、広さおよそ2100平方メートルの屋外ドッグラン。

 

  空調や脱臭設備が完備した動物飼育室。

 

  それに、譲渡猫を展示するエリアや飼い主との相談を行うマッチングルームなどが設置されています。 

 

静岡県動物愛護センター「しっぽのバトン」 塩﨑康永所長: 「保護した犬猫については譲渡につなげていきます。終生飼える人、家庭内の飼育環境が整っているか調べて、それから渡したいと思う」  

 

  県内では2017年度に768匹の犬と猫を殺処分しましたが、2024年度は33匹まで減少しています。