トピックス

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身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

私たちは、犬猫の殺処分ゼロを目指す活動と、

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アイドッグ・レスキュー隊 


 HP  「活動日記」
2020年9月17日 文春オンライン








夏の風物詩として親しまれている“セミ”。長い梅雨が明けた8月、東京都杉並区内の某公園に貼られたポスターが注目を集めた。ポスターには「区内の公園で食用その他の目的でセミ等を大量捕獲するのはおやめください」と書かれており「セミを食べるってこと? 大量ってどれくらい?」と、首をかしげる人々が続出し、物議を醸した。(取材・文=真島加代/清談社)


「大量のセミが乱獲されている」という旨の苦情が

9月9日現在も貼られている、このセミの乱獲防止ポスター。掲示された経緯について杉並区都市整備部みどり公園課の職員に話を聞いた。

 ――ポスターを掲示したのはいつ頃ですか? 

 杉並区担当者「8月の上旬です。8月に入ってから「大量のセミが乱獲されている」という旨の苦情をいただくようになりました。ひとつの公園ではなく、特定の地域にある公園でセミの乱獲が起きているようです。セミの乱獲に関するお問い合わせをいただいたのは初めてで、メディアのみなさんからのお問い合わせも多く、反響の大きさに驚いています」 

 ――ポスターには「食用」と書かれていますが、その場で食べている人がいるのでしょうか? 

 杉並区担当者「住民対応の一環なので詳しいことは申し上げられないのですが、ポスターの内容からお察しいただければと……。本来であれば、区の職員が事実確認をしたうえで対応するのですが、乱獲が起きている時間帯の問題もありまして、確認には至りませんでした。ただ、情報は繰り返しいただくので、やむを得ずポスターを掲示しました」

 ――今回で「セミを食べちゃダメなんだ」と感じた人もいると思うのですが、問題点は“食用の目的”にあるのでしょうか? 

 杉並区担当者「食べるのがダメというよりは、公園の動植物の乱獲は杉並区の条例に抵触する可能性が高いです」 

 <杉並区立公園条例 第14条>
 (行為の制限) 

  都市公園内では、次の行為をしてはならない。ただし、第1号から第7号までについては、あらかじめ区長の許可を受けた場合は、この限りでない。 
 (2) 植物を採集し又は損傷すること。(3) 鳥獣魚貝の類を捕獲し又は殺傷すること。 

 「公園内の虫も“動植物”と捉えると、植物も含めてみだりに捕獲するのは条例違反になるかもしれません。ただ、この条例に違反した人全員が逮捕されるわけではなく、今回は確認できませんでしたが、違反している人を見つけ次第、まず口頭で注意をします。本当に悪質な状況や事件性が伴う場合は、警察に相談するケースもありますね」 

――ちなみに、ポスターの効果は表れていますか? 

 杉並区担当者「お問い合わせがなくなれば『効果があった』とお伝えできるのですが、継続して掲示しているということでお察しいただけると幸いです」

  セミを乱獲して食べても逮捕されるわけではないが、節度を保った対応が望まれるようだ。


それでもセミを食べたい場合は? セミ食イベント主催者に聞いた

区役所に苦情が入るほど日本人には馴染みがない“セミ食”だが、実は、セミを捕って調理後に食べる「セミ会」と称したイベントは全国各地で開催されている。 

東京都多摩市で毎年「セミ会」を主催している、ポータルサイト『セミたま』の伊藤洋平氏に、今回のセミ乱獲騒動やセミ会について聞いた。

 ――『セミたま』の「セミ会」は、どのようなイベントなのでしょうか? 

 伊藤洋平氏(以下、伊藤)「2018年から開催しているイベントで、夕方頃から多摩市内の公園でセミの成虫や幼虫を捕ったあと、多摩市若者会議が運営する『未知カフェ』に移動して、調理と試食をする会です」 

 「参加者の多くはセミを食べたことがなく、『セミってどんな味なんだろう』という、強い好奇心や興味を持って来ますね。夏休みの自由研究として小学生が参加してくれることもあり、昨年は1週間ほどで40名の定員に達しました」

 ――人気のイベントなんですね。セミはどのように調理するんですか?

 伊藤「まず、捕ったセミを大きな洗濯ネットに入れて大鍋で茹でます。200匹近くいるセミを一気に茹でる様は壮絶ですね。

  その後、素揚げや天ぷら、唐揚げなどの揚げ物を中心に調理します。ミンミンゼミはさっぱりした味わいでアブラゼミは旨味が強い、などセミの種類によって味にも違いがあります。

  昆虫食には『噛み切るときにネチョっとしてそう』というイメージがありますが、成虫はお腹が空っぽなのでネチョネチョしていません。サクサクした食感が楽しめます。幼虫はナッツのような味で、中華料理ではポピュラーな食材なんです」


「セミ会」円満開催の理由

――今回の杉並区の騒動については、どのような印象を持ちましたか?

 伊藤「2年前にも、埼玉県川口市で食用目的でのセミの幼虫捕獲が問題になったんです。当時は『セミ会の逆風になるかも』と感じましたが、それほど大きな影響はなかったですね」

 ――セミたまの「セミ会」は、これまでトラブルになったことはありますか?

 伊藤「現状、苦情が来たことはないですね。セミ捕りをしているときに、近所の人から『何してるんですか?』と訊かれることはありますが『セミの研究をしているんです』と答えています。さすがに『これから食べるんです』とは言えないです(笑)。とはいえ、“セミの味の研究”でもあるので問題ないかと」

 ――イベント開催にあたって、自治体への相談なども行っているのでしょうか? 

 伊藤「じつは、セミたまの『セミ会』は、『多摩市若者会議』という団体がきっかけになって開催されたものなので、多摩市役所に後援をしていただきました。私が仕事で中国に行ったときに“セミの幼虫を使った料理”が出てきて、セミが食べられることを知ったんです。帰国後、セミを食べる『セミ会』が行われていることを知り、2年前にプロジェクトをスタートしました」

 ――今後も「セミ会」は開催していく予定ですか? 

 伊藤「今年は新型コロナの影響でオンラインで開催しましたが、来年の状況によってはぜひ開催したいですね。多摩市を“昆虫食のメッカ”にしたい、という展望もあるので、よりよい形で継続していきたいです」 

  伊藤氏は最後に「今回の騒動でセミが愛されていることを感じた」と語った。杉並区都市整備部みどり公園課によると、セミの季節が終われば、話題のポスターは撤去する予定だという。
2020年9月14日 南海日日新聞







レプトスピラ症のワクチン接種を受ける飼い犬=鹿児島県奄美市名瀬


鹿児島県奄美大島で2019年、飼い犬のレプトスピラ症への感染が確認され、島内の野生生物の調査から複数のクマネズミやリュウキュウイノシシが感染していたことが分かった。病原菌を持つ動物に触れたり、尿に汚染された河川に入ると人も感染する恐れがあり、重症化すると死亡することもある。調査を行ったゆいの島どうぶつ病院(奄美市名瀬)の獣医師は、狩猟で捕獲したイノシシなどの野生生物に素手で触らないことや、河川での遊泳の際に注意するよう呼び掛けている。

  レプトスピラ症は、人と動物の間で相互に感染する人獣共通感染症。ネズミなどの尿に汚染された水や土壌を介して犬や人に感染し、風邪や腎障害、黄疸などの症状を引き起こす。熱帯・亜熱帯地域など暖かい場所で病原菌が繁殖しやすく、国内では沖縄県で人の感染の報告が多い。

  ゆいの島動物病院で19年11~12月、発熱などの症状で来院した飼い犬2匹の血液を採取し、国立感染症研究所が分析した結果、レプトスピラ症の感染を確認。飼い犬の感染を受けて、両者が共同で島内の野生生物の調査を実施。わなで捕獲したクマネズミ37匹のうち2匹、狩猟で捕獲されたイノシシ10匹のうち3匹で感染が確認された。 

 同病院は「島内の野生生物はレプトスピラの保有性が高い可能性がある」と指摘。レプトスピラ症には複数の種類があり、奄美大島の野生生物から検出した種類は、人や飼い犬に感染すると重症化する恐れがあるという。

  奄美大島ではこれまでに、レプトスピラ症の報告はほとんどないが、抗体検査で陽性だった飼い犬が確認されているほか、人でも16年に2人が感染している。川遊びや河川工事で感染したとみられ、重症化はしていない。

  同病院の獣医師は、病原菌に汚染された水に傷口が触れると感染する可能性があるとして、「傷がある場合は川に入らず、長袖で肌を守るなど、水中でけがをしないようにしてほしい」と述べ、飼い犬は野生生物がいる河川や土壌に近づけないことや、ワクチンを接種して感染を予防するよう呼び掛けている。
2020年9月14日 文春オンライン






「こいつら、盗みに入ってのんびり居座りやがって、本当にふざけてますよ」 栃木県足利市内の牛舎で監視カメラに映った“牛ドロボウ”の姿を見て、スタッフの一人はこう憤る。



◆◆◆ カメラに残っていたのは8月22日、鶴田一弘さん(57)が経営する牛舎での犯行の一部始終。午後10時20分過ぎ、白いミニバンで現場に到着した若い3人組の男が約30分かけて、生後1カ月にも満たない黒毛和牛の子牛3頭を盗み出した。周囲をキョロキョロと見回した後、立小便までしているという大胆さだ。 

  この牛舎では6月20日夜から翌朝にかけても子牛2頭が盗み出されている。

 「2回も来るなんて本当に図々しい。牛は普通、生後8カ月で流通させますが、その際には1頭80万円ぐらいになります。何より母牛から手塩にかけて面倒を見て何とか妊娠させ、お産にも立ち会う。ある日突然、我が子がいなくなったような思いで悔しい」(鶴田さん)

  さらにヤギまで被害に。同じ敷地内で牧場を経営する相沢明さん(68)が語る。

 「5月20日から1週間の間に3頭盗まれた。2頭は血統書付きのオスとメスで1頭20万円ぐらい。草刈りをさせながら繁殖させるつもりだったんですよ……」

コンテナ内で1頭ずつ殺して運び出し……

牛はほかにも、同市内と群馬県館林市、邑楽町で各1頭ずつ盗まれている。 

 「牛にはそれぞれ耳標がついており、盗品は流通できないし、子牛はほとんど肉も取れない。牛の畜産の知識がない者の犯行ではないか」(畜産関係者) 

  一方、豚も7月初旬から群馬県前橋市北部を中心に、伊勢崎市、桐生市、太田市などで、およそ700頭が盗まれている。8月初旬、一晩で約100頭の子豚を盗まれたという前橋市内の豚舎の関係者が語る。

 「豚は生後50日程で体重20~30キロ。トラック2台が侵入したタイヤ痕があった。豚の鳴き声も聞こえなかったので、コンテナ内で1頭ずつ殺して運び出したんだろう」

  約60頭を盗まれた太田市内の豚舎では、「犯人の裸足の足跡があり、豚舎隅の糞を掃いて溜める場所から1組のサンダルが見つかった」(豚舎関係者)という。

  豚舎は外から様子が見えず、多くが山間の民家が少ない場所に所在している。 

 「豚舎の所在地や中の経路を知る人間が犯行に関与しているとしか思えない」(前橋市内の養豚業者)

  さらに伊勢崎市内では鶏28羽も盗まれている。一連の700頭以上にのぼる家畜の盗難。一体、犯行グループの正体は――。


ベトナム人コミュニティに増えた「豚を買わないか」という投稿

 実は相次ぐ事件を受け、周辺のベトナム人コミュニティが騒然としている。参加の承認が必要なフェイスブックのベトナム人のグループ内で、2カ月ほど前から「豚を買わないか」という投稿が増えたからだ。


  8月13日には、手足が伸びた一頭丸ごとの子豚の写真とともにこんな投稿が。


 〈休日に入りました。早めにロースト用の豚を買ってください。送料無料です〉 


  群馬県在住のベトナム人男性が語る。


 「ベトナム人は骨付きの豚を丸ごと食べるのを好みます。また牛は農村出身者だと子どもの頃から散歩に慣れているし、鳴かないから盗み出しやすい」 


  ベトナム人が集うSNS上では、「どうりで最近、豚が丸ごと売られているわけだ」、「アイツらとっとと捕まえろ」などと同胞を疑う投稿で溢れていた。


  さらにフェイスブック上では豚のほか鶏、車、また銀行通帳や車のナンバー、車検ステッカーなど違法な品まで売買されていた。


 「技能実習生として来日し、機械関係や工場、養豚業も含めた農業関係で働いていたベトナム人が、賃金が10万円程度と安いために次々と逃亡してしまう。その後、身元確認の必要がない工場などで働くも、コロナのせいで仕事を失い、多くが生活に困っている」(同前)


  前橋市内の養豚業者は、「実は盗みに入られた豚舎のいくつかにはベトナム人実習生がいた。身内を疑いの目から守るため、今、群馬県内の豚舎の間では事件について箝口令がしかれている」と声をひそめる。


  逃亡している20代のベトナム人に話を聞いた。 


「1年前に北海道の実習先から逃げて工場で働いていたが、半年前からコロナのせいで仕事がない。帰りたいけど帰国の飛行機が月2便しか飛んでおらず、妊婦、病人、老人を優先的に乗せているので帰れません」 


  犯行の手口がきわめて粗雑なため、警察の包囲網は狭まりつつあるようだ。

2020年9月13日 8カンテレ







千葉県船橋市の猫カフェ。コーヒーなどを飲みながらネコとふれあうことができます。そんな癒しのスポットに、8月30日、不審な人影が…。 

  防犯カメラには女性とみられる人物…。画面右側にある猫カフェの入口へ向かいます。すると、持っていた荷物を看板の裏に隠すように置き、そのまま立ち去りました。置いていったものは…。

 猫カフェの店員: 
「看板の裏のところに、猫ちゃんが入ったキャリーケースが置いてありまして」

  キャリーケースの中に入っていたのは、2匹の小さなネコ。「ここなら保護してくれるかも」と思って置いたのでしょうか。このあと2匹は、動物愛護センターに保護されました。

 船橋市動物愛護センターの所長: 
「動物を飼うということは命を預かることなので、一度動物を飼ったら、命が終わるまで、責任を持って飼ってもらいたい」

  現在、2匹の引き取り先を探していますが、猫カフェの前に置き去りにした今回の行為はどんな罪に問われるのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。

 菊地弁護士: 
「動物愛護法という法律は皆さんもお聞きになったことがあると思います。その中に『遺棄』、これは置き去りとか捨てるとかいうことですが、罪として書いてあります。

 『猫カフェは保護してくれるんじゃないですか?』という言い分も通りません。猫カフェは保護施設ではありません。その店の前に置いてくることは置き去り、捨てるということに他ならないです。 

  もう一つ、罪の重さですが、懲役1年以下です。これは今年6月に改正法が施行されて重くなりました。けして軽い罪ではありません。ゴミだってやたらと捨てれば処罰されます。ましてやネコは生き物です。生きているということをよく考えて下さい」 

 (関西テレビ9月9日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)
2020年9月13日 まいどなニュース









今年7月下旬、動物の虐待・虐殺などが相次いでいる滋賀県内で保護された茶トラの子猫・むうくん。背中には切り傷、下半身が動かない状態で見つかりました。むうくんを保護して動物病院に連れて行った『もよまま』さんによると、レントゲン検査の結果、胃の中には石や砂が隙間なく入っていたそうです。動物病院の獣医師からは「人為的虐待に間違いない」と、告げられたといいます。


滋賀県内では今年に入り、彦根市や東近江市などで、体の一部が切断された猫やウサギの死骸が見つかる虐殺事件が相次いだり、虐待された猫なども多数見つかったりしています。動物の保護活動をしている『もよまま』さんは「むうくんはひどい目に遭ったにもかかわらず、とても人懐っこい子。おそらく誰かから譲渡を受けた人がむうくんを虐待したのだと思います」と話し、「里親になります」と偽り猫をもらおうとする“里親詐欺”に遭わないようにと注意喚起をお願いしています。


 ■足や膝など縛られた痕跡・・・
人懐っこい子猫、“里親詐欺”?むうくんは保護された当時、生後2カ月ほど。虐殺・虐待が相次いでいる東近江市内で発見されたそうです。胃の中に石や砂を入れられただけではなく、足や膝などを結束バンドのようなもので長時間縛られた痕があり、そのため、下半身は動かずまひした状態。足の切断手術を受ける可能性もあったといいます。『もよまま』さんは、むうくんについて「保護した当初、耳ダニもおらず爪は1ヶ月以内に切った痕跡がありました。また、便中に虫もいません。それに私が近づくとゴロゴロのどを鳴らしながら足元にすり寄ってきます。野良猫ではなく、誰かから譲り受けた人物がむうくんを虐待したと思いました」と話します。さらに「これまでも虐待された猫ちゃんたちの保護活動に関わってきましたが、首が切断されて亡くなっていた子も目撃しました。譲渡により猫などの動物たちが虐待されたと思われる事例は多いです。簡単に“命”の譲渡をしないでほしいです」と訴えます。 

 「里親になります」と偽って、猫などの動物をもらおうとする里親詐欺。虐待することを目的に動物を譲り受けるという卑劣な行為をする人が絶えないといいます。こうした被害に遭わないために、猫などを譲る際の注意点について『もよまま』さんに教えていただきました。 

 「基本的に里親契約の文書を交換して、必ず里親になる方のご自宅に訪問するようにしてください。ただ、家族連れを装ってまで、猫をもらっていこうとするプロもいるそうなので、契約は慎重に進めてください。また、複数の猫を欲しがったり、保護団体を名乗って『全部引き取る』と言ったりする人は非常に怪しいです。とにかく怪しいと思ったら、譲渡は直ちに止めてください」


 ■保護されて1カ月超、歩けるようにまで回復 

 保護された直後は後ろ足を引きずりながら地面をはうように歩き、排便の際には石と砂が出てきてしまい痛そうに断末魔のような声を上げて鳴いていたという、むうくん。通院をしながら、『もよまま』さんの作ったリハビリ車いすで歩行の練習をしたり、マッサージを受けたりしていたそうです。

 1カ月以上経った今は、少しよろけつつも後ろ足を引きずることもなく歩けるようになって、キャットタワーを登れるまで回復したとのこと。少し前に保護されたごんたちゃん(雌)とも仲良く遊んでいるといいます。

 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)