2024年7月20日 NHK 東海 NEWS WEB
犬の保護などに取り組む岐阜県の高校生たちが、これまで譲渡してきた犬の飼い主と交流会を開き、世話の方法などをアドバイスしました。
岐阜県養老町の県立大垣養老高校には、希少な犬種の繁殖や飼育が難しくなった犬の保護を行う部活「犬クラブ」があり、生徒18人が所属しています。
20日は、これまでに譲渡した犬7匹の飼い主などが学校に集まり、交流会が開かれました。
部員たちは、飼い主一人一人に、犬のふだんの様子を尋ねたり、飼育するうえでの悩みなどを聞き取ったうえで、しつけ教室を開きました。
部員たちは、保護犬には歯の状態がよくない犬がいるため歯磨きは注意しながら毎日行う必要があると説明し、学校で飼育している犬で実演しながら、歯と歯ぐきの境目をブラシで優しく拭くことや、獣医師から購入できる歯磨きペーストを塗ることなどをアドバイスしていました。
参加した飼い主は「歯磨きには困っていたので、話を聞けてよかったです。生徒から、学校でお世話していた時の様子も聞けました」と話していました。
「犬クラブ」部長の米山あいさんは「犬たちの成長した姿を見られてうれしかったです。飼い主のところで幸せに暮らしてほしいです」と話していました。