2024年7月21日 TUY NEWS
災害発生時に、ペットと飼い主が一緒に避難する際の知識や行動を学ぶ訓練セミナーがきょう、山形市で開かれました。
山形市のペット霊園、フェアウェイペットメモリアルパークで行われたのはペット同行避難訓練です。
きょうはおよそ20人が参加し、初めにセミナーを開いた渡辺さんが東日本大震災で経験した避難所でペットが受け入れられなかった状況を語りました。伝えたいのは『周りに迷惑をかけないこと』です。
また、避難所で必要な飼い主としての配慮や犬がケージに入っても吠えないようにするトレーニング方法が伝えられたほか、地震を想定した訓練も行われました。
「みなさん地震です。落ち着いてください。自分の身の回り危なくないか見てください」
きょうのような30度を超える暑さでアスファルトを歩くときは動物も足をやけどする可能性があり、靴やケージに入れての避難が必要だということです。
参加者は「歩かせればいいんでしょうけど地面が熱くて、靴も考えてみようかな。うちの子(犬)持病があるから、薬のローテーションも教えていただいた」
フェアウェイペットメモリアルパーク 渡辺千穂 チーフマネージャー「開かれた避難所を望むのであれば、飼っている私たちが開いていかなくちゃいけない。迷惑をかけないのはもちろん、嫌なことをしない、そこに気付けるか気づけないかが第一歩かな」