先日の記事で触れたとおり、今日は東京センターに出向いて引き出してきた14~5歳のトイプードルの子を記録したいと思います。
■2023年3月18日東京都動物愛護相談センター本所引き取り
【2024東京-01】トイプードル ♀ 紅(べに)
推定14~ 15歳 体重3.3キロ
お正月にどこかの家庭から放棄され、センターに収容。年齢からどこからもオファーがなくて収容期限が来てしまい、その後、センターで2か月半過ごしました。
最初は毛玉だらけで悲惨ないでたちだったようですが、収容中に1度ボラトリさんが入ってくださり、毛を整えてくださっていました。
最近は、センター収容の小型犬が少なくて、収容されてもすぐに他の団体が引き取る為、当会では基本的にセンターからの連絡があった時のみ引き取り検討をしています。
とは言っても、センターからの連絡がある残っている子というのは、団体でも引き取らない悩ましい子ばかりです。
当会でも小型ならどんな子でも引き取れるわけではなく、預かりさんからの了解がある場合のみです。特にトイプードルは高齢でご縁が遠のいている子が複数いるので、その上の預りとなると、本当に預かり先がふさがってしまうという状態でした。
その為、今回は、預かり先ではなく、皆様に引き取りの声をかけさせていただきました。
本当にありがたいことに、里親様3名、元スタッフ1名を含む6名の方からの引き取りのお申し出をいただきました。
東京センターまで大渋滞で、そのうえ、ナビを見ながら運転しているのに道を間違ったりで普段の倍の時間がかかる日でした💦
さらに、風が強い日で、私の軽自動車はゆらゆら揺れる。後でこの日、首都高でトラックが風で横転という恐ろしいニュースが流れました。
さて、引き取った↑紅ちゃんですが、咳をしていまして、翌日すぐに病院に連れて行っていただいたところ、何と肺水腫になっていて、引き取りするやいなや数日間、動物病院に入院、という事態でした。
※その為、引き取り時にシャンプーができず、爪が伸びたままです。
その後少し落ち着いて、うめママさんが預かってくださっています。咳はなかなか治まらず、現在、3種類のお薬と咳止めシロップを併用していますが、本犬はゆっくり歩いたりして、咳以外は元気な様子を見せています。
肺水腫は治まりました。咳はなかなか止まらず、夜は咳止めシロップを飲んで休んでもらっていますが、そろそろ里親希望様のところに引き継ぎたいと思います。
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先日、昨年末11月23日に引き取った15歳のシュナイザーmix♂マロンが、一時は元気だったものの体内にある腫瘍の周りの血栓が2度も破裂し、お星さまになりました。
引き取り時に見た元飼い主の80歳のお婆さんからは大事な扱いではないまでも、可愛がってもらってはいた様子。
「15歳なら、あと少しの寿命かもしれない。そのくらい一緒にいて上げられないのですか?」と一緒に暮らしていた40代の息子さんには話したけどダメでした。
結果的に放棄してから3か月後に病気で苦しんでお空に逝ってしまいました。
自分の都合の良いときだけ可愛がって、これまでロクな医療もかけずに過ごして捨てられたわけですが、普通の家から引き取ったのにもかかわらず、まるで多頭飼育崩壊現場から引き取った子のようないで立ちだったのを忘れられません。
看取りまで愛情かけて頑張ってくださったのり平さん、ありがとうございました。
マロンのご冥福をお祈りします。
今回はもう1頭の放棄犬のお話を、マロンと比較して記載したかったのですが、時間切れとなりました。また後ほど引き取り情報で記載します。
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