里親会にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

先日の里親会のご報告はこちらでご覧ください。

 

 

さて、先ほど少し触れましたが、今年最後の大仕事、カレンダー発送が先週の木曜日から始まっています。

購入したのにまだ届かないという方、振込ご案内のメールが届かないという方いらっしゃいますか?

 

こちらからのご案内は全て終わっていますので、メールが届かないという方は、着信拒否になっているか迷惑メールをご確認ください。

確認できない方はこちらまでご連絡ください。

 

 

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さて、すっかり遅れましたが、引き取りのご報告です。

ここのところ放棄犬の相談が多くなってきています

 まずは11月の放棄犬とセンター引き取り犬です。

 

■2023年11月22日千葉県動物愛護センター(東葛飾)引き取り

【2023千葉-12】パピチワmix♂さくや

センターで出会った時の様子。ユジュさん提供

 

センター引き取りとはいえ、この子も放棄犬です。

元飼い主は生活困窮者とのこと。

一言で表現できないほど、この子にとってはいろいろあって、ありすぎて・・

ある意味、しつけなどする暇がなかったのだろう(と思いたい)

 

 推定7〜8歳 体重 4.4キロ

 

※動きが激しくて、ブレブレしか撮れませんでした。

 

本当にパピチワ?・・

チワワ要素を全く感じなく、純粋パピ気質を感じるのは私だけ?

預りユジュさんのブログを読んで、パピヨンマスターにちょっと確認したいと思いました(笑)

特にこのページ・・久しぶりに笑いました。

 

 

笑っちゃったのは・・

私の預り初期の頃(15年~10年前の頃)、こんな子ばかり預かっていたなあ・・という内容。

パピヨンマスターの幸ママさんだって、よく、預かりっこが部屋のカーテンに乗っかってびりびり破られたとか、違和感感じなく聞いていましたから(笑)

 

最近は、ブリーダー放棄の、抑圧された世界でおとなしくなって生きてきた子を中心に預かってきた預かりさんに、こんな犬っぽい保護犬を経験してもらうのはとてもいいことだ、これが本当の保護犬だよ・・と思うのと、頑張っているユジュさんに感心したりしました。



■2023年11月23日一般放棄犬の引き取り
【2023放棄-09】シュナウザーmix♂マロン

 

引き取りの3日前に、センターからの紹介で私に1本の電話が。

 

簡単に話の内容をまとめると、3日後に今の家(マンション)を出てアパートに移らなければいけない。そこに犬は連れて行けないとのこと。

80を超えた生活困窮のご高齢者から、犬の放棄の相談でした。

 

 

私「年齢は?」

ご高齢者「何歳だったかな・・平成21年生まれ」

 

私「・・・・14歳?

 あのね、小型犬の平均寿命が15歳と言われるので、もう少し一緒にいられないの?」

「今、14歳ということは、貴方が60代後半の時に子犬で迎えたということですよね。

こういうことも多いから、本当はもう60歳超えたら子犬を迎えちゃいけなかったんですよ。」

 

諸々、無駄だと思いつつも保護団体として、言わなきゃいけないことを一応伝えます。

 

私「明後日家を出なきゃいけないって・・私たちは、そういうときにお金と引き換えに引き取る業者じゃないんだから」

 

そういいつつも、生活困窮者が、高額資金を出して引き取ってもらう業者に出せるわけもなし。

保護犬の引き取りと言っても14歳になった子を引き取ってくれる団体も、どれだけあるでしょうか。当会も預かれる人がいる犬種のみ。全ての犬種が可能ではありません。

 

 

そしてそのご高齢者が引越しをするという日の1時間前に、引き取りに行きました。

シャンプーのみしておいてくださいとお約束をして。

 

その状態の子がこの写真です。

一般家庭にいたのに、もう犬を飼える状態ではないような生活だったと思われます。

お迎えに行ったときにビックリしたのは、80代のお婆さんの一人暮らしではなく、40代ぐらいの息子さんと二人暮らし。

 

10年ぐらい前だったら、どんな状況でも一緒に暮らしていた家族を放棄する、というのは絶対に許せないことと軽蔑していましたが、今は、そこまで言えない気持ちもあります。

 

生活が運命によって変わってしまうことは誰にでもあるかもしれないことだから。

この息子さんは、今、家を売らなきゃならない状態なのに、自分のことだけではなく、これからお母さんの面倒も見て行かなければいけない。

 

その時に、一緒に暮らしてきたこの子の面倒を見る余裕まではないということなんでしょう。

 

 

 

推定年齢14歳 体重 6.05キロ

預かりはテリア経験者ののり平さん。

ブログ→保護犬ラブ❣️ 

 

搬送を頼んでいたノノミさんが、毛玉だらけのマロンのトリミングを探したけど、祝日に今日の今日でやってくださるところはまずありません。

 

そんな時に、最近トリマーさんになりたてのもささんに連絡が付き、時間が遅くなりましたがトリミングしてくださることに!ラッキーでした。

 

その後、何年間も行っていなかったと思われる病院にも行ってくださりチェック。

心雑音がありましたが、マロンのステージはB1 逆流はあるものの、年齢相応のもの。心拡大なし。一安心です。

歯はあまり残っていなく、かなり悪い状態。
放置していると歯茎から悪化して細菌が鼻の方に行きます。
穴が空く前にフラップ手術をしたほうがいいという獣医師の診断により、14歳になって初めて、去勢を兼ねて歯科処置をすることになりました。


それと・・事務所に連れてきたときに、私にべったりくっついてずっと腰ふり・・・これも去勢でどうかなるか・・💦(80代のお婆さんとどう過ごして来たのでしょうか)
更に夜間は、キュンキュン→悲鳴タイプの大音量のキュンキュン→ワンワン混じる大音量。最初の夜は、1時間位しか眠れなかったそうです💦

 

14年間、家族と暮らしてきて、突然引き離されて、知らないところに行った子の最初は皆そう。

 

それが↑のパピヨンmix♂さくやみたいに、センターの鉄格子でなくて、すぐに暖かいお部屋への移動だっただけでもありがたいはず。

きっとすぐにのり平さんの家の環境に慣れて、安心して過ごせると思います。

 

ということで、今回の放棄犬2頭、とても元気です。

 

早く本当のおうちが見つかりますよう、応援よろしくお願いします。

 

 

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