源氏物語イラスト訳【夕顔364】ものはかなげに | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔364】ものはかなげに

「…ものはかなげにものしたまひし人の御心を、頼もしき人にて、年ごろならひはべりけること」と聞こゆ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

【源氏物語イラスト訳】

 

 

「…ものはかなげにものしたまひ

訳)「…どことなく頼りなげでいらっしゃっお方様気持ち

 

 

頼もしきにて

訳)頼みになるお方として

 

 

年ごろならひはべりけること聞こゆ

訳)長年慣れ親しんで仕えておりましことで」申し上げる

 

 

【古文】

「…ものはかなげにものしたまひ頼もしきにて年ごろならひはべりけること聞こゆ

 

【訳】

「…どことなく頼りなげでいらっしゃっお方様気持ち頼みになるお方として長年慣れ親しんで仕えておりましことで」申し上げる

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【ものはかなげに】

※【ものはかなげなり】

■【ものしたまふ】

※【ものす】

※【たまふ】

■【し】

■【人】

■【の】

■【御―】

■【心】

■【を】

■【頼もしき】

※【頼もし】

■【人】

■【にて】

■【年ごろ】

■【ならひ】

※【ならふ】

■【はべり】

※【はべり】

■【ける】

■【と】

■【聞こゆ】

 

重要古語一覧はこちら

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

右近は…

夕顔に、ほんとに親密に

お仕えしていたのですね。

 

彼女は、夕顔の乳姉妹。

早くに母である乳母がなくなって

夕顔の父三位中将に養われてたんですね。

 

チュー

 

 →今回のイラスト解釈はこちら

 →今回の重要古語はこちら

 

​-

 


 

>>次へ