源氏物語イラスト訳【夕顔365】はかなびたる | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔365】はかなびたる

「はかなびたるこそは、らうたけれ。かしこく人になびかぬ、いと心づきなきわざなり。…」

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

はかなびたるこそらうたけれ

訳)頼りなく見えていたこそかわいらしい

 

 

かしこくなびか

訳)才知があって従わないのは、

 

 

いと心づきなきわざなり

訳)とても気にくわないこと

 

 

【古文】

はかなびたるこそらうたけれかしこくなびかいと心づきなきわざなり。…」

 

【訳】

頼りなく見えていたこそかわいらしい才知があって従わないのは、とても気にくわないこと。…」

 

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■【はかなび】

※【はかなぶ】

■【たる】

■【こそ】

■【は】

■【らうたけれ】

※【らうたし】

■【かしこく】

※【かしこし】

■【人】

■【に】

■【なびか】

※【なびく】

■【ぬ】

■【いと】

■【心づきなき】

※【心づきなし】

■【わざ】

■【なり】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

光源氏は、夕顔のような控え目な女性が

好みだったようですね。

 

ちなみに、正妻の葵の上は

光源氏からすると「心づきなし」の

部類に入りそうですね::

 

滝汗

 

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