源氏物語イラスト訳【夕顔362】十九に | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔362】十九に

「十九にやなりたまひけむ。右近は、亡くなりにける御乳母の捨て置きてはべりければ、三位の君のらうたがりたまひて、

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

十九なりたまひけむ

訳)十九歳 なりなさったでしょう

 

 

右近亡くなりける乳母捨て置きはべりけれ

訳)右近め亡くなっ 乳母 取り残し先立っございましので

 

 

三位の君らうたがりたまひ

訳)三位の君かわいがってくださっ

 

 

【古文】

十九なりたまひけむ右近亡くなりける乳母捨て置きはべりけれ三位の君らうたがりたまひ

 

【訳】

十九歳 なりなさったでしょう右近め亡くなっ 乳母 取り残し先立っございましので三位の君かわいがってくださっ

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【十九】

■【に】

■【や】

■【なり】

■【たまひ】

※【たまふ】

■【けむ】

■【右近(うこん)】

■【は】

■【亡くなり】

■【に】

■【ける】

■【御】

■【乳母(めのと)】

■【の】

■【捨て置き】

※【捨て置く】

■【て】

■【はべれ】

※【はべり】

■【ば】

■【三位(さんみ)の君】

■【の】

■【らうたがり】

※【らうたがる】

■【たまひ】

※【たまふ】

■【て】

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

夕顔は、19歳になってらしたんですね!

 

三位の君とは、以前に右近が

「三位の中将」と言った、夕顔の父君のことです。

 

チュー

 

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