源氏物語イラスト訳【夕顔354】さて。いづこにぞ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔354】さて。いづこにぞ

「さて、いづこにぞ。人にさとは知らせで、我に得させよ。あとはかなく、いみじと思ふ御形見に、いとうれしかるべくなむ」とのたまふ。

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

さていづこ

訳)それで、彼女はどこ

 

 

知ら得させよ

訳)他人それ知らないでわたし与えよ

 

 

あとはかなくいみじ思ふ形見いとうれしかるべくなむのたまふ

訳)あっけなく亡くなり、ひどく悲しい思うあの方の形見としてとても嬉しいはずであろうに」おっしゃる

 

 

【古文】

さていづこ知ら得させよあとはかなくいみじ思ふ形見いとうれしかるべくなむのたまふ。

 

【訳】

それで、彼女はどこ他人それ知らないでわたし与えよあっけなく亡くなり、ひどく悲しい思うあの方の形見としてとても嬉しいはずであろうに」おっしゃる

 

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■【さて】

■【いづこ】

■【に】

■【ぞ】

■【人】

■【に】

■【さ】

■【と】

■【は】

■【知ら】

■【せ】

■【で】

■【我(われ)】

■【に】

■【得(え)させよ】

※【得(う)】

※【させよ】

■【あとはかなく】

※【あとはかなし】

■【いみじ】

■【と】

■【思ふ】

■【御―】

■【形見】

■【に】

■【いと】

■【うれしかる】

■【べく】

■【なむ】

■【と】

■【のたまふ】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

光源氏は、夕顔の娘を

引き取りたいおつもりのようですね!

 

チュー

 

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