源氏イラスト訳【夕顔227】この男を | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏イラスト訳【夕顔227】この男を

この男を召して、

「ここに、いとあやしう、物に襲はれたる人のなやましげなるを、ただ今、惟光朝臣の宿る所にまかりて、急ぎ参るべきよし言へ、と仰せよ。…」

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

この男召し

訳)先ほどの滝口お呼びになっ

 

 

ここいとあやしう襲はたるなやましげなる

訳)ここたいそう奇妙なことに物の怪襲わ苦しそうなので

 

 

ただ今惟光朝臣宿るまかり

訳)ただちに惟光朝臣泊まっている出向い

 

 

急ぎ参るべきよし言へ仰せよ

訳)急いで参上せよとのこと言え(随身に)命じなさい

 

 

【古文】

この男召し

ここいとあやしう襲はたるなやましげなるただ今惟光朝臣宿るまかり急ぎ参るべきよし言へ仰せよ。…」

 

【訳】

先ほどの滝口お呼びになっ

ここたいそう奇妙なことに物の怪襲わ苦しそうなのでただちに惟光朝臣泊まっている出向い急いで参上せよとのこと言え(随身に)命じなさい。…」

 

 

 

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■【この男】

■【を】

■【召し】

※【召(め)す】

■【て】

■【ここ】

■【に】

■【いと】

■【あやしう】

※【あやし】

■【物(もの)】

■【に】

■【襲(おそ)は】

■【れ】

■【たる】

■【人】

■【の】

■【なやましげなる】

※【なやましげなり】

■【を】

■【ただ今】

■【惟光(これみつ)】

■【朝臣(あそん)】

■【の】

■【宿る】

■【に】

■【まかり】

※【まかる】

■【て】

■【急ぎ】

※【急ぐ】

■【参る】

■【べき】

■【よし】

■【言へ】

■【と】

■【仰せよ】

※【仰(おほ)す】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

「この男」とは…

管理人の息子である、滝口の武士のことかと思われます。

 

紙燭を持ってきたのは、この滝口ってわけですね。

 

惟光を呼びに行かせるのは、随身であって、

この男ではないようですね!

 

チュー

 

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