昨夕、NHKの番組「ためしてガッテン」コレステロールのことをやっていましたね。チョキ

 

最近分かったビックリするような事実として、

 

をかなり食べてもコレステロールは上がらない

男性と女性ではコレステロールの影響が異なる

コレステロールは悪者ではない

コレステロールがやや高い方が長生きである

コレステロールは細胞の重要な構成成分である

 

などが報道されていましたね。これらは私の著書にも書いているのですが(P-53~P-54、P-87~P-88、P-166~P-167)、随分前か分かっていることなのです。ショック!

 

では何故このような事が新たな事実として報道されうるのかというと、

 

心疾患などに関するコレステロールの悪影響を示すデータの多くは男性についてのものであり、女性を含まないものがほとんどなのです。でも、開業医でこのことを知って治療にあたっている医師はかなり少ないと思います。何故かというと未だ治療マニュアルには男女を分けて治療するようになっていないのです。

 試しに、280mg/dl程度で投薬を受けている高齢の女性の方は是非ともかかりつけの医師にコレステロールの悪影響に男女差があるのかどうかを聞いてみると良いと思います。しょぼんしょぼんしょぼん  勿論、大学病院などでは常識だと思いますが。チョキ

 

といったことで、治療の必要のない女性の多くが投薬を受けているという状況なのです。このようなことから、現在投薬されているコレステロール治療薬の三分の二が不必要と言われています。叫び でも、このことが一般化しますと、薬メーカーやローンに苦しむ開業医サン達は大変困るかもしれませんね。カゼカゼカゼ

 

また、NHKの情報で????なのは、男女の差異を若かりしころに女性は血中のコレステロールが少なく血管がさほど老化していないからとこじつけていましたが、これははてなマークはてなマークはてなマークです。正確には男女では女性ホルモンの分泌量の違いやコレステロールの代謝能力の違い=女性は余分な脂質は皮下脂肪に溜まりやすいことによるものなのです。目

 

それと、卵を多く食べても問題にならないのはその人の体質によるとしていましたが、これがなんでも偏った情報に基ずき理解しようとするお粗末なところ、少し考えても分からないと直ぐに体質によるものと真実より逃げてしまうこと。カゼ  このことも私の著書に書いていますよ。 たくさん食べたからと言って全てが吸収される訳ではありません。コレステロールの消化・吸収は一緒に食べた食べ物など油分への溶け具合とそれを乳化する胆汁酸の分泌具合で決まってくるのです。

 

いずれにしても、商業主義の間違ったさまざまな情報を適切に見分ける目をもたないと、自らの健康を守れない世の中になってしまっているのですね。ドクロ

 

トランス脂肪酸を含むもの、それは、精製加工した植物油や魚油

 

植物や魚には体に良い油分が含まれているのですが、圧搾したり分離したものには不純物が入っていて、いたみ易かったり臭いが残ります。しょぼん

 

そこで、油は工場で精製されたり水素を入れたりして、加熱に強く、臭いの少ない、日持ちの良いものに仕上げられます。この時に副生するのが自然界には存在しない有害物質のトランス脂肪酸なのです。ドクロ

 

反芻(はんすう)動物(牛や羊のようにいつも口をモグモグして、一旦胃に入ったものを再び咀嚼する動物おうし座ヒツジおひつじ座)にはトランス体の脂肪酸を含みますが、これはサプリにもなっている共役リノールという別物。でも、何故か日本では有害な工業的トランス脂肪酸自然界に存在する似た構造をもつものと一緒にして皆さんを混乱させようとする動きがあります。(牛乳や牛肉にはこれらの有益な脂肪酸が含まれますラブラブ!

 

ということで、トランス脂肪酸

 

本来液状であった植物油をマーガリンやショートニングのように固形油脂状にしたり、酸化劣化し難い揚げ油にするため工業的に水素添加する工程で生成。そのため植物油や魚油の硬化油(マーガリンショートニング及びフライドチキンなどの揚げ油、そして、クッキー、ケーキ類、菓子類、カップめんなど)に含まれます叫び

 

脱臭などのため高温・高真空下で水蒸気などを吹き込み精製脱臭工程で生成。そのため圧搾製品でない精製植物油(通常用いている植物油、ドレッシング、マヨネーズなど)に含まれています叫び

 

調理などで高温で長時間さらされるとトランス型の酸化物を生じることはありますが、これは見ただけで変色や粘度が高くなるので分かります。にひひ

 

ということで、トランス脂肪酸植物油を使う色んな食品食パンハンバーガーケーキソフトクリームキャンディーチョコレートお団子ラーメン含まれているのです。

昨年末に”セブン&アイホールディングス トランス脂肪酸を全廃へ”の新聞記事がでていましたね。欧米ではトランス脂肪酸が危険であるのは常識なのですが、日本ではナカナカ行政サイドは動きませんね。

 

昨年末(12月16日付)の内閣府の食品安全委員会のファクトシートでもほとんど進展なしといったものでしたね。トランス脂肪酸の危険性は私の著書のP77~P87に詳細に記述していますが、心疾患など以外にも花粉症アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患脂質代謝異常高血圧糖尿病肥満などメタボリックシンドロームの危険因子の可能性も非常に高いんですよ。

 

それだけでなく、アルツハイマー病前立腺がん不妊症肝機能障害などへの悪影響も報告されています。

 

企業サイドに自主的な改善努力を求め、様子見を貫く行政サイド!? こんな危険なものを放置していて国民の健康は守れるのでしょうかね??? 因みに、お隣の韓国では2007年12月よりトランス脂肪酸量の表示の義務化はされているのですが。

 

是非、近くの図書館などで私の著書を読んで見てくださいね(トランス脂肪酸に関して、体内での作用について最も正確に且つ詳しく記述した国内初の本だと思います)。