八ヶ月ぶりの更新です。この間、本を書いてましたので、長い間ご無沙汰いたしました。これからは、この本の大切なところや本には書けなかった面白そうなことをお知らせしますね。
でぇ~、その前に出版社の担当の方がこの本の推薦文を書いて下さったので、PRがてらご紹介します。
推薦文 「アレルギー・炎症誘発体質の真実」 後藤日出夫著
私達はダイオキシン類、PCB、メチル水銀、カドミウムや農薬などの有害化学物質が人体に悪影響を及ぼし、どのような病状を呈するかを知っている。また、この種の書籍は多数出版されている。
しかし、有害化学物質が、体内でどのようにして人体の機能に影響を及ぼし、いかなる経緯でその病状を発するのか、そのメカニズムを知る人は少ない。
この本はそのメカニズムを徹底的に解明し、その対応策を明確にした本邦初めての本である。
著者は、有害化学物質の汚染は自国の改善努力にもかかわらず、中国、インドをはじめとする開発途上国を起因とし世界規模で拡大しており、その影響はわが国内において沈静化へ向かうことなく更に深刻度を増していると指摘する。
そしてこれらの有害化学物質の悪影響のメカニズムを解き明かすことこそが食の安全を保障する第一歩だと言う。
このメカニズムを知るためには人体の免疫システム、体内の代謝や腸内細菌の働きを知らねばならない。この分野に対する知識のない人にとっては多少難解な表現や初めて見る語句もあるが、著者は丁寧に解説を加えているので基礎知識を得ることが出来る。その上で、著者はアレルギーや炎症の発現のメカニズムを解説しているので分かり易い。
すなわち、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患や糖尿病、痛風、高血圧などの生活習慣病、うつ病や認知症のような神経系疾患や癌などを引き起こす体質を生まれつきの遺伝的体質に由来すると諦めている人が多いと思う。
しかし、「そうではない」と筆者は断言する。これらの病の多くは免疫システムや体内代謝、腸内細菌などの変調によるものだとする。そして、その変調をきたす原因を食習慣に求めている。
食事により摂取されるメチル水銀、ダイオキシン類、トランス脂肪酸、農薬などの有害化学物質が変調の原因としている。
ここで、アレルギーや炎症と有害化学物質との因果と、原因不明とされる炎症発現の謎とメカニズムが論理的に解明されるのである。慢性疾患を患った著者の薬漬けの生活を食事療法により克服した実体験が、読者に説得力を与える。
また、諸外国では既に規制されているトランス脂肪酸に対して、未だに表示義務さえ認めようとしない厚労省に警鐘を鳴らすなど、真に人々の健康を願う著者の熱い思いが伝わる。
最終章にはアレルギー・炎症体質に対する明確な改善策も各々の疾患に応じて解説されていて役に立つ。この種の改善策も他書には類を見ない。
繰り返し言うがこの本は単なる興味本位の本ではない。また、不安を煽るだけの本でもない。アレルギー疾患や生活習慣病などに悩まされている人や、健康を願う人にとってはまさに天啓の書であると信じる。
理工図書 (株) 山田喜邦 記