薬膳講座もどんどん進んでしまい前回は「気血津液(きけつしんえき)」の血まで
しか復習できていませんでした
ブログにアップできる時間を捻出できなくてゴメンナサイ
ここでいっきにまとめて行きたいと思います
・中医学は古代の中国哲学が基本思想になっている
「唯物論」ゆいぶつろん
宇宙にあるすべてのものは気という物質からできていると考える哲学
「陰陽二行学説」いんようにぎょうがくせつ
世の中に存在するすべてのものは陰と陽という二つの要素から成り立っている
昼と夜、白と黒、熱いと寒い、高いと低い、太陽と月など
すべてには裏と表があり陰がなければ陽とは解らない
陰と陽のバランスが大切でつねに揺れ動いている
「五行学説」ごぎょうがくせつ
陰と陽が混じり合う中で基本となる特性を5種類に分け
木、火、土、木、水という五元素を事象にあてはめて分析する概念
「整体観念」
すべてのものは統合的にバランスをとり個々のものが関連しあい
全体でひとつであるという考え方
「気血津液」
気・・・すべてを動かすのが気の力、生命を維持する最も基本的な物質
血・・・栄養を全身に供給し潤す
津液・・・血以外のすべての液、涙、唾液、髄液など滋潤する
「蔵象学説」
体の生理現象や条理現象を観察する事により体内にある臓腑の機能や病理を説明する学説
「五臓」
肝、心、脾、肺、腎
精気を貯蔵している、中身がつまっている状態、溜める場所
「六腑」
胆、小腸、胃、大腸、膀胱、山焦
ものが通過する管、食べ物を受け入れ消化し次の器官に送ると共に
水分の吸収、配布、排泄に関与する
「病因・病機」
病気を引き起こす原因が三つに分かれる
①外因・・・気候や天候や季節など外部から邪気が侵入する
季節の特徴を六つの気候変化を「六気」といい万物を成長させるのに
必要だが異常な気候の変化などによりこの六気が病気の原因になる事を「六淫」りくいんという
六淫の種類
風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・熱邪
②内因・・・人体の内部に病気の原因になるものをもつ
自分の感情の変化が病気の原因になる七つ感情を「七情」しちじょう
七情の種類
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚
正常な感情は生活に必要ですが行き過ぎた感情は病気の原因になる
③不内外因・・・外因でも内因でもない原因
労倦ろうけん=過労、働きすぎ、運動不足などの不摂生
飲食不適=食べすぎ、食べなさすぎ、偏食、不潔な食事
外傷=切り傷、打ち身、捻挫、火傷など
中医学と西洋医学の違いとは
西洋医学はレントゲンや血液など数値の基準が収まっていない悪いところを診るという考え
中医学は全体を診て原因を見つけ調和させるという違いがあるまた
どこが悪さをしてその患部が悪くなっているのをさぐる医学
ここから診断学に入っていきますがこれからは体調や症状にあわせて
食事の組み合わせなどに入ります
基礎理論はもっと細かいので細分化するとものすごく長くなってしまうので
ざっくりとまとめましたが・・・これから実際の症状などから分析して
行きながらもう少し詳しく勉強していきたいと思います
大急ぎでまとめてしまいましたが次へすすみましょう
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