将棋ウォーズってありますよね、少し前から流行ってる将棋の対局アプリ。
あれの3分切れ負けってヘタしたら1手1秒で指しても時間切れになってしまう恐れもある怖いルール。
そのため考える時間があまりなく、いくら指しても勉強にならない。時間の無駄です。
そんなこと言ってる方が結構居るんですね。でも私は違うと思うのですよ('A`)
時間を使えないのが弾丸ルールのデメリットであるなら、それをデメリットで無くすかメリットにならないかと考えてみました。(2018/12/18加筆修正)

例えばデメリットでなくしてみましょう。

時間を使う必要が無い事をやれば良いのです。「主戦法はこれ。で、それを封じるためのアレをされた場合に使うのはこれ。○○がきたら△△」って言う自分なりの指し方が本当に組み立て終わってるかの確認に使うとか。
こちらの戦法に対する「自分が知らない対策」に対策を練ることは不可能なので、それを知るきっかけに使えるはずではないでしょうか。そこで短時間で多くの対局がこなせてしかもUnknownな相手と対局しまくれる将棋ウォーズの弾丸(3分切れ負けルール)の出番です。「あ、これされると嫌だな」ってのが見つかったらそれに対する対策を組み込む。それで他の自分が使う戦法との兼ね合いをみて調整し、完成したらまた弾丸でぶん回しての繰り返し。予め組んである事をやるだけなので持ち時間はほとんど要らない。数をこなすだけ。こうなると短時間で回数がこなせることがメリットにさえなります。
はいデメリット消えました。

ついでなので、今度はメリットにできないか考えてみましょう。

時間を使わない=深く読めていない=感覚で指した手が多いということ。つまり強い人に教わるときに予め了解を得て(これ大事です)あえて弾丸(3分切れ負けルール)でやることで、感覚で指した手が出てくるので「あ、こういう局面ではこういう所を重視してるんだな」ってのが自分の指し手で相手に伝わりやすく、間違った大局観を矯正して貰えるチャンスになる可能性があるのでないでしょうか。
逆に強い人が切れ負けルールでの早指しをしているのをみて「何を重視してるか」「この局面ではどこに手をかけることを最初に読むのが強い人にとっての自然か」って感覚が普通より読みやすいはずです。
その手を深く読んでみたら実は正解手ではなくても「強い人が読む時の優先順位」は知ることが出来ると思います。

やっぱり将棋ウォーズの三分切れ負けはメリットしかないじゃないですか(誇張表現)※個人の感想です
なので、将棋ウォーズの弾丸は完全な時間の無駄にしかならないわけではなく、しっかりと目的を持って指せば上達への近道になるのではないでしょうか。あと楽しいですしね

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